梅酒の手作り方法5選|梅酒を作るときの注意点3つ
更新日:2022年04月11日
お酒の法律である「酒税法」にて、お酒を製造・販売するには「種類製造免許」などのように税務署にて免許を取得する義務が課せられています。
古くから多くの家庭で手作りされている梅酒は、使用するアルコールが20%以上と度数の高いお酒が使用され、かつ販売目的で作られていないので法律違反にはなりません。
ただし、梅酒に使用できるお酒は法律で定められているので、日本酒やワインを使用した梅酒は作ることができません。
注意点2:衛生面
梅酒を漬ける6月は梅雨の時期でもあり、高湿度の影響で食べ物が傷みやすい季節でもあります。梅酒を漬けた時に、瓶の中に雑菌が入ってしまえばせっかく作った梅酒が飲めなくなってしまいます。
梅酒を漬ける前に、使用する梅は一粒ずつていねいに洗い、清潔な布巾などでしっかり乾かし、水気を切る、保存瓶も、耐熱ガラス製であれば煮沸消毒を、煮沸できない保存瓶は、ホワイトリカーを布巾に含ませ、殺菌を行ないましょう。
注意点3:保管方法
手作りした梅酒を保存する時には、直射日光が当たらない、温度が一定に保たれる冷暗所、もし、自宅にそのようなスペースが無い場合には、流しやコンロ下の収納スペースや押し入れなどにて保管・熟成させましょう。
梅酒を直射日光が当たる場所で保管してしまうと、温度が上がることで美味しい梅酒に仕上がりません。また、冷蔵庫に入れて保管してしまうと、温度が低すぎて熟成しにくく、風味の薄い梅酒に仕上がります。
自家製梅酒を楽しみましょう
手作り梅酒を美味しく作るためのコツは、熟成中のカビの増殖を抑えるための煮沸消毒や、青梅一粒一粒をていねいに洗い・乾かすなどの丁寧な作業を心がけることです。
一見、シンプルな材料と手順の手作り梅酒だからこそ、丁寧な梅仕事で美味し手作り梅酒ができ上がります。
梅酒に合わせて梅料理にも挑戦
梅は、梅干しや手作り梅酒だけでなく、梅酒に使用した青梅のレシピ、料理のつけあわせにピッタリな梅肉のように、さまざまな梅料理があります。
市販の梅干しでかんたんに作ることができる「梅肉」を使ったレシピや、梅の酸味が苦手な人でも美味しく食べられるレシピにも挑戦してみませんか。
初回公開日:2018年10月04日
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