お酒の酔わない飲み方10選・酔ってしまったときの対処法
更新日:2022年04月11日
お酒とは
アルコールを1%以上含む飲み物のことを「お酒」といいます。アルコールにはエタノールやメタノールなどいろいろ種類がありますが、一般的にお酒として飲まれるのはエタノールです。
エタノールは体内に入ると、酵素の働きにより、最終的に水と二酸化炭素に分解されて、汗や尿、息から排出されます。
お酒で酔う原因
お酒で酔う原因となるのは「アルコール」です。アルコールは主に、胃や肝臓などの消化器、血管や脳などに影響を及ぼします。
お酒に酔った状態は、アルコールによって脳が麻痺している状態を指します。酔いの程度は、脳内のアルコール濃度によって判断されますが、脳のアルコール浸透度は計測できないので、代わりに血中のアルコール濃度で判断されます。
二日酔い
二日酔いは、アルコールを自分自身の代謝能力以上に摂取することによって引き起こされる状態です。
体内に入ったアルコールは、まず毒性が強いアセトアルデヒドという物質に分解され、最後は水と二酸化炭素に分解されて体外に排出されます。
しかし、その日の飲み方や体調によっては、アセトアルデヒドがうまく分解されずに体内に残ってしまい、二日酔いを引き起こします。夜にお酒を飲んで、翌朝の起床時に現れることが多いです。
お酒の酔わない飲み方10選
酔いの原因は体内に入ったアルコールということが分かりましたが、そうは言っても酔ってしまう人は多いです。楽しいお酒の席を最後まで楽しみ、翌日二日酔いに悩まされないように、悪酔いしない飲み方をしましょう。
ここからは、酔わないお酒の飲み方を紹介していきます。
方法1:お酒を飲む前に軽く食べておく
お酒を飲む前に軽く食べておくことで、空腹でお酒を飲むことを避けられ、悪酔いしなくなります。
バター類やチーズ類、油を含むドレッシング類に含まれている脂肪分を摂取することで、アルコールの吸収を穏やかにすることができます。市販の栄養ドリンクや二日酔い対策ドリンクを飲むのもです。
方法2:肝機能を高めるクエン酸を飲む
クエン酸には肝機能を高める効果があります。アルコールを分解するのは肝臓なので、肝機能を高めることによってスムーズなアルコールの分解を促します。
クエン酸は、レモンやグレープフルーツなどに含まれています。コンビニなどで販売されている黒酢系ドリンクやトマトジュースでも手軽に摂取できます。
方法3:タウリン配合の栄養ドリンクを飲む
タウリンにも、クエン酸と同じく肝機能を高める効果があります。タウリンを含む代表的な栄養ドリンクに、コンビニでも買える「ユンケル」や「リポビタンD」などがあります。
初回公開日:2018年08月17日
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