グラニータとは?|グラニータのレシピ6選・美味しくする秘訣
更新日:2022年04月11日
グラニータとは
グラニータというスイーツをご存じでしょうか。グラニータとは簡単に説明するとイタリア風かき氷のことです。
コーヒーやレモンなどの味をつけたシロップを凍らせて砕いた氷菓で、ジェラートよりもさっぱりとしていて暑い夏に大のイタリア発祥のスイーツです。イタリアではブリオッシュとともに、暑い夏の朝食としても親しまれています。
今回はそんなグラニータの歴史から、レシピまでたっぷりとご紹介します
グラニータの発祥
グラニータの発祥はイタリアのシチリア地方です。その歴史は意外と古く、9世紀から10世紀ごろまで遡ります。当時のシチリア地方はアラブ人に支配されていました。
アラブ人は「シャルバート」という果汁やバラで香りづけした冷たい飲み物を好んで飲んでおり、その文化をシチリア地方に持ち込みます。冬の間に積もった雪を洞窟に保管し、夏になると取り出して、果汁やバラのシロップをかけて楽しんだのが始まりと言われています。
グラニータの意味
グラニータとは「粒々にした」という意味です。イタリア語で「粒状にする」という意味がある「granire(グラニーレ)」が語源です。フランス語のグラニテは、元はこのグラニータから派生していると言われていますが、フランス料理のグラニテはお料理の一部として、グラニテはスイーツやデザートとして供されます。
グラニータの特徴
グラニータの特徴は何といってもその舌触りでしょう。ソルベやシャーベットよりも氷粒がザラザラとしているのに舌触り滑らかで、ジェラートよりもさっぱりと味わえます。
またバリエーションが豊富なのもグラニータの特徴と言えます。定番のレモン・オレンジ・
桃などのジューシーなフルーツを使ったものは幅広い年齢層の方に好まれますし、野菜を使ったグラニータもがあります。
グラニテとの違い
グラニテとはフランス語であり、フランス料理で口直しとして提供される甘みの少ない氷菓を指します。グラニテも「ゴツゴツした」「ザラザラした」といったフランス語で、元はイタリアのグラニータから派生したと言われています。
グラニテは料理の間で口の中をさっぱりさせるために甘みを抑えて作られるのに対し、グラニータはシロップで甘くややねっとりと仕上げられスイーツとして楽しまれています。
グラニータのレシピ
レシピは難しそうに感じるグラニータですが、意外とご家庭でも簡単に作れます。定番はレモンのグラニータですが、それ以外にもエスプレッソを使うなど、本当にたくさんのレシピがあります。
その中から選りすぐりの6つのレシピをご紹介します。ぜひお気に入りのレシピを見つけて、お家で楽しく手作りしてみてください。ご家庭にミキサーがあれば、より手軽にグラニータを楽しむことができます。
レシピ1:エスプレッソのグラニータ
エスプレッソを使ったグラニータは、イタリアの夏の定番グラニータです。エスプレッソさえあればご家庭でも簡単に作れるレシピをご紹介します。たとえミキサーがなくても、材料を入れて凍らせた瓶をシェイクして完成できてしまう手軽さが嬉しいレシピです。
この作り方なら他のフルーツを使ったグラニータでも、お子様と一緒に楽しく手作りができそうです。
初回公開日:2018年10月18日
記載されている内容は2018年10月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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