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南インド料理「ミールス」の特徴9つ|南インド本3冊

更新日:2022年04月11日

南インド料理についてや南インド料理ミールスの特徴などを紹介します。また、南インド料理に興味のある人にぜひ読んで欲しい本を取り上げます。南インド料理は、アーユルヴェーダやインドベジにも関連するので南インド料理の菜食レシピに興味のある人にも記事です。

南インド料理「ミールス」の特徴9つ|南インド本3冊

南インド料理とは

南インド料理とはインド料理の一つです。インド料理は、北インド料理、南インド料理、ベンガル料理、ゴア料理などで成り立つ世界的な料理スタイルでそれぞれは地方や宗派によって異なります。

南インド料理のスナック

南インド料理のスナックにはドーサ、ワダ、イドリーなどがあります。ドーサはクレープのような南インド料理で主な食材は米とウラッド・ダールです。ワダはドーナツのような形で甘くはない揚げ物料理、イドリーはインドの蒸しパンです。

北インド料理と南インド料理の違い

北インド料理の主食はパン、南インド料理の主食は米です。スパイスで有名なガラムマサラなどを多用するのは北インド料理です。一方、野菜、豆、魚料理も豊富なのが南インド料理です。

南インド料理ミールスの特徴9つ

南インド料理ミールスの特徴を9つ紹介します。一見すると定食のようなミールスは、南インドで頻繫に食される南インド料理です。イドリーを軽食とするならばミールスは正式な食事と言えます。

特徴1:複数の料理が同時に提供される

南インド料理ミールスでは複数の料理が同時に提供されます。南インド料理ミールスにおいては全ての料理がいっぺんに出されます。それでも、胃に優しいと言うのが南インド料理ミールスのすごいところです。

ただし、南インド料理ミールスにおいては料理を食べる順番が定められています。それは、南インド料理ミールスが医食同源に根付いているからであえて順番に提供せず、胃を気遣うのが南インド料理ミールスのスタイルと言えます。

特徴2:ご飯はパラパラとしている

南インド料理ミールスのご飯はパラパラとしています。理由は南インドでは粘り気のない炊飯法が好まれるからです。

南インド料理ミールスの米は、丸い形で見た目はジャポニカ種と似ています。異なるのは、やはり米の食感です。

日本のジャポニカ種においては粘りが強い方がおいしいとされます。他方、南インドは米を粘らせないように炊きます。南インド料理ミールスでご飯がパラパラとしているのはそれゆえでしょう。

特徴3:ラッサムというスープ

南インド料理ミールスのラッサムとはスープです。南インドにおいては日常的に飲まれていますが、初めて口にする日本人を驚かせるほどに強烈な辛さは特徴の一つです。

南インド料理ミールスのラッサムの食べ方は、そのまま、ご飯にかける、ティファンと一緒に食べるなどが主流と言えます。

なお、南インド料理ミールスのラッサムの名前はメインとなる食材によって変化します。例えば、生姜メインのラッサムはジンジャーラッサムです。

特徴4:サンバルというカレー

南インド料理ミールスのサンバルとはカレーです。別名をサンバール、サンバー、サーンバールと言います。サンバルは、日本で言うところの味噌汁のような位置付けで南インド料理ミールスにおいてはサイドディッシュです。

南インド料理ミールスのサンバルにはキマメや野菜などが用いられます。作り方は、季節の野菜を使用するのが一般的でキマメやスパイスとともに煮込みます。なお、辛味調味料サンバルとは全くの別物です。

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初回公開日:2018年10月23日

記載されている内容は2018年10月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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