日光のかき氷の特徴5つ|美味しいかき氷のお店と美味しい理由
更新日:2022年04月11日
天然氷を冷温貯蔵庫として保管する専用施設を氷室(ひむろ・ひょうしつ)と言います。はるか昔から世界各地で利用されてきた人類の知恵が結集した蓄熱施設です。
氷室は電気機器が普及した現代ではあまり見かけなくなりましたが、通年、氷雪が少ない地域では今でも存続しています。
ここでは「松月氷室」「三ツ星氷室」「四代目徳次郎氷室」を使用している美味しいかき氷の3店舗を紹介いたします。
松月氷室を使用しているお店
「松月氷室(本店)」は日光にある3つの氷室のひとつ、松月氷室が経営する店舗です。今市駅から徒歩6分の距離に位置しています。
松月氷室のかき氷は一見、カッチリタイプですが、口に運び入れるとまるでパウダースノーのように溶けていきます。「レインボーシロップ」や「いちごだらけ」など、変わったネーミングのメニューも多く、遊び心を感じるのも嬉しいです。
三ツ星氷室を使用しているお店
三ツ星氷室は、松月氷室からさほど遠くないところにあります。日光の三ツ星氷室の天然氷を使ったかき氷が千葉県柏市で食べられます。それは柏で行列ができるかき氷店「三日月氷菓店」です。
数あるメニューの中でも一押しなのが、千葉県の名産である落花生を使用した「ピーナッツシロップのかき氷」です。三日月氷菓店のかき氷は全品、練乳無料です。器の底に濃厚なアイスクリームが忍ばせてあるのもの秘密です。
四代目徳次郎氷室を使用しているお店
吉岡茶房は千葉県我孫子市の千賀沼の近くにあります。店内には日光の四代目徳次郎の氷室の写真が掛けられています。店主の吉岡さんは冬には蔵元へ出向き結氷の手伝いをしています。
そしてかき氷のシーズンが到来すると、数週間おきに蔵元へ天然氷を仕入れに行きます。温かい色調の店内は「居る」だけでも癒されます。
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日光のかき氷が美味しい理由
初回公開日:2018年11月01日
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