人参を味噌汁に入れるときの切り方6種|人参の味噌汁に合う食材
更新日:2022年04月11日
人参の味噌汁の魅力
日本食に欠かせない定番の汁物といえば味噌汁があります。味噌汁に入れる具にはさまざまなものがありますが、人参は味噌汁の定番の具の一つでしょう。
人参の味噌汁の魅力は、なんといっても見た目に色鮮やかな人参のコントラストと、人参が持つ優しい甘さや香りです。また、人参が豊富に含んでいるβカロテンの健康効果も、人参の味噌汁が持つ魅力の一つでしょう。
人参の味噌汁に合うだしと味噌の種類
味噌汁に使う味噌にもダシにもさまざまなものがありますが、人参の風味や味を生かすのであれば合わせ味噌や白味噌などが良いでしょう。赤味噌に比べ香りも味もマイルドなため人参の味や香りを優しく包み込んでくれます。
ダシも香りや風味の強すぎない昆布ダシや鰹ダシが、人参の味噌汁との相性がよいでしょう。もちろんお好みの味噌やダシでも問題ありません。
人参を味噌汁に入れるときの切り方6種
味噌汁に人参を入れたら生煮えだった、硬い、主張が強すぎる、といったちいさな失敗をした人は多いでしょう。
味噌汁は、こだわらなければ手早く作れる料理ですが、長く煮込むと味噌の香りが飛んでしまいます。しかし、人参は比較的硬く火の通りも悪い食材なので、手早く煮込むと火が通りません。そこで、人参を味噌汁に入れるときにきり方を6種ご紹介します。
1:輪切り
切られた人参が円形になる切り方です。ピーラーなどで人参の皮をむいて横に置き、端から順番に切ると輪切りになります。味噌汁に使う場合は薄めに切らなければ火が通りにくいため気をつけましょう。
味噌汁以外にも使える比較的使い勝手の良い切り方です。煮物などに使う場合は皮をむかずに厚めに切ってから、包丁で皮をむいて面取りすることもあります。
2:細切り
人参を細長く刻むきり方です。皮をむいた人参を4~5cm程度の長さに切り縦に薄切りにします。薄切りにした人参を重ねてもう一度細かく切っていくと、人参が細切りになります。
火の通りが良く、見栄えもするため味噌汁では定番の切り方です。また、なますやナムル、近年一部でブームを起こしている「にんじんしりしり」などを作る場合にも使えます。
3:短冊切り
人参を短冊のような形状に切る方法です。皮をむいた人参を4~5cm程度の長さにに切ってから厚み1cmほどの板状に縦に切り、さらに板状の人参を縦向きにおいて薄切りすると短冊切りになります。
細切りと同じく、味噌汁では定番の人参の切り方です。板状の人参を薄切りにせず、ある程度の幅で切ると拍子木切りなど別な切り方になりますが、火の通りが悪くなるため味噌汁にはしません。
4:乱切り
人参をクサビのような形に切る方法です。必要に応じて皮をむいた人参を斜めに切り、切るたびに人参を少しずつ回しながら、おおよそ同じようなサイズになるように切ると乱切りになります。
比較的厚みがあり火が通りにくいため、豚汁やかす汁のような野菜のボリュームを楽しみたい味噌汁に向いている切り方です。また、カレーやシチューなどに人参を入れる場合にもよく使われます。
初回公開日:2018年11月05日
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