こだわりのビーントゥバーを楽しめる大阪・京都・神戸のお店7選
更新日:2022年04月11日
ビーントゥバーとは
ビーントゥバーという言葉を聞いたことがありますか。
ビーンBeanはカカオ豆を指し、バーBarは板チョコを指します。ビーントゥバーは豆から板チョコまで、つまりカカオ豆の仕入れから焙煎、板チョコになるまでの全ての工程を1か所で行う事です。全て1か所で行うことで品質管理が徹底し、コンセプトを持ったこだわりのチョコレートができます。
原料
チョコレートの主な原料はカカオ豆です。特にビーントゥバー板チョコではお店により配合が異なるものの、カカオ豆が70%以上使われている高配合のものが多いです。
カカオ豆は、カカオの樹になるラグビーボールのような形をした果実の中に入っています。果実を割ると白いパルプに覆われた豆が20~40粒ほど入っていて、これがカカオ豆です。
作る手順
工房により少し違いますが、ビーントゥバーでチョコレートを作る手順は、一般的に以下のとおりです。
1. カカオの実から豆を取り出し、発酵したあと乾燥させる
2. 消費地で受け入れたら異物を取り除く
3. 焙煎後粉砕し、風選して殻とニブ(豆の中身)に分ける
4. ニブをすりつぶしてペーストにし、さらに練り上げる
5. 温度調節しながら混ぜる(テンパリング)
6. 型に入れて、冷やし固める
なぜ流行っているのか
ビーントゥバーは、2000年代初めに米国で始まり、日本でも2010年代前半から専門店が増えはじめ、最近ますますトレンドになっています。
ビーントゥバーが流行っている理由の1つに、単一の産地のカカオ豆で作られる事が多く、産地や品種による風味の違いを楽しめることがあります。また、カカオ含有率が高くカカオ本来の味が楽しめる事や、無添加などテーマ性をもつチョコレートが味わえることも魅力の1つでしょう。
大阪・京都・神戸のビーントゥバー専門店7選
大阪・京都・神戸のビーントゥバー専門店を7つご紹介します。それぞれ工房やお店により特色があり、仕入れているカカオ豆の産地もさまざまです。ぜひ直接行ってお気に入りのチョコレートを見つけましょう。
1:Cacaotier Gokan
中央区高麗橋にある本店では、1階がショコラの販売で2階がカフェになっています。世界中の厳選したカカオ豆を店内で焙煎から行っている大のビーントゥバーです。2018年9月には東京の日本橋店もオープンしました。
板チョコやケーキに限らず、クリスマスケーキからガナッシュチョコをサンドしたサブレ、マドレーヌ、ブラウニー、プリン、アイスなどを展開しています。味に加えお店に流れる音楽や雰囲気も良いと評判です。
2:Marc
「カフェまーる」は、世界各国からを買い付けたカカオ豆を一粒一粒殻をむき、自家焙煎してから丸三日間練り上げるという徹底したビーントゥバーです。
コーヒーにもこだわりがあり、注文してからドリップしてくれます。チョコレートのフレーバーには多くの種類があり、カカオ豆産地もバラエティに富んでいて、盛り合わせチョコも楽しめます。
店内は可愛らしく、くつろげるナチュラル感が素敵です。
初回公開日:2018年11月19日
記載されている内容は2018年11月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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