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鋳鉄鍋のシーズニングのやり方7ステップ|蓋のシーズニング

更新日:2022年04月11日

シーズニングには調味料と、鉄製品を慣らす作業のことをいう2つの意味があります。今回は鉄製品を慣らす作業であるシーズニングについて紹介していきます。一見難しそうですが、ポイントを押さえれば意外と難しさはありません。鉄製品を購入した際の参考にしてください。

鋳鉄鍋のシーズニングのやり方7ステップ|蓋のシーズニング

シーズニングには2つの意味がある

「シーズニング」を知っていますか。たまに耳や目にするシーズニングですが、意味はよく分からないという人もいるのではないでしょうか。一言にシーズニングといっても、シーズニングには大きく分けて2つの意味があります。

スパイスに塩や砂糖などの調味料をミックスしたものと、鉄製の鍋やフライパンを使う前に慣らす作業のことです。どちらも料理に関係することです。シーズニングを知り、より料理に磨きをかけていきましょう。

1:調味料

シーズニング(seasoning)とは、調味料などを意味する英語です。「season」は名詞だと「季節」「時期」ですが、動詞だと「味付けをする」「趣を添える」になります。

シーズニングはスパイスを混ぜ合わせた調味料で、手軽に食感や香りを楽しめると評判です。最近ではスーパーに専用コーナーがあったり、家庭でも作れたりするようになってきました。料理の味付けで悩んだら、シーズニングを使ってみてください。

2:慣らす

鉄製の鍋やフライパンを買って、特に何もしないまま使っていくと、鉄なのですぐに錆びてしまいます。錆びないように使う前に「空焼き」すること、使う度にお手入れとして行う「慣らし」と呼ばれる作業のことをシーズニングといいます。

この作業を使用後に続けることで深い黒色になり、焦げや錆が出にくくなるブラックポットという状態になります。仮に焦げても、シーズニングを続けていくことで汚れが落ちやすくなります。

鋳鉄鍋のシーズニングのやり方7ステップ

ダッチオーブンやスキレットなどの鋳鉄鍋は、シーズニングをしないとすぐに錆びて使い物にならなくなってしまいます。そこでシーズニングをしていきましょう。

やり方を7つのステップに分けて説明していきます。シーズニングは鋳鉄鍋の使い始めの第一歩で、鍋全体に新しい膜を作り、タフな鍋にするための作業です。黒く光り、錆びにくく焦げ付きにくい鍋にして、料理をもっと楽しみましょう。

ステップ1:シーズニングに必要なものを準備

シーズニングを始めるにあたって、まず必要なものを準備します。途中で取りに行っていては時間の無駄ですので、手元に揃えておきましょう。何事においてもそうですが、前もって準備しておくことで、作業をスムーズに進めることができます。

・洗剤
・スポンジ
・手袋orミトン
・油
・キッチンペーパー
・くず野菜

シーズニングに必要なものはこの6点です。家にあるものばかりでしょう。新しいものを買わなくても 大丈夫です。

洗剤

普段家で使っているキッチン用の洗剤で構いません。家にあるならば中性洗剤なんかでもいいですが、わざわざ買うまでのこともありません。錆びないように鍋に塗られている工業用のワックスを剥がすために使います。クレンザーは使わない方がいいでしょう。鋳造したときにできた細かな気泡の溝に詰まってしまいます。

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家で使っているもの、または100均に売っているようなもので充分です。片面がナイロン(ゴワゴワしている)になっているものだといいでしょう。洗剤と一緒に塗られているワックスを落とすために使います。

金属のたわしだと、鉄製品である鍋自体に傷がついてしまうので使わない方がいいです。スポンジとともに、たわし(特に亀の子たわし)も使えるように準備しておくとよいでしょう。

手袋orミトン

次のページ:ステップ2:鍋を洗剤で洗う

初回公開日:2018年12月04日

記載されている内容は2018年12月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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