餅つきに必要な道具と9つの手順|つきたて餅をおいしく保存
更新日:2022年04月11日
お餅をつく道具も前日の準備が必要です。お餅をついたときに杵の割れを防止するため杵の先端から10cm程度を一晩水につけておきましょう。また、もち米を入れてる臼も土台にのせて安定していることやお餅をつく場所の地面がぬかるんでいないかを必ずチェックしておきましょう。
当日の手順
餅つきの当日は、どのようなことに気をつけて餅つきの作業を進めていけばいいのでしょうか。もち米を蒸す作業から餅をつくまでの作業の手順をご紹介します。ぜひ、参考にしておいしい餅を作ってみましょう。
4:もち米を蒸す
餅つきの当日は、もち米を蒸すことから始めます。まず、せいろに蒸し用の布を広げておきます。広げておいた蒸し布の上に昨日、水に浸したもち米を平らになるようにおきます。次にお湯をしっかりと沸騰させて蒸気が上がるのを確認できたらせいろをセットしましょう。もち米を蒸す時間は、30分から40分程度で強火で蒸すようにしましょう。
5:臼を温める
もち米を蒸している間は、臼を温めましょう。臼を温める作業は、沸騰したお湯を臼に入れて20分程度放置します。臼を温めているところに杵も入れて一緒に温めておきましょう。もち米が蒸しあがる時間を見計らって臼のお湯を捨てて内側を拭いておきます。
冷たい臼に蒸しあがったもち米を入れるともち米の温度が急激に下がってつきあがったお餅に影響を与えてしまうので注意しましょう。
6:蒸しあがり確認
もち米の蒸しあがり確認の仕方は、もち米がおこわの状態になっていれば蒸しあがりです。蒸しあがったもち米の芯がないことを試食などをしてみたり、箸をもち米に刺してスムーズに入ればできあがりです。
7:もち米を石臼にうつす
もち米が蒸しあがったらもち米を石臼にうつしましょう。この時に蒸し布だけを取ろうとすると蒸し布は、高温になっているのでヤケドの危険性があります。必ず蒸したせいろと一緒に取り出すようにしましょう。
8:もち米をつぶす
蒸したもち米を石臼にうつしたらもち米を潰していきます。杵を使って体重をかけてグリグリともち米の形がなくなるまで潰しましょう。もち米が熱いうちにもち米を潰すことがポイントです。手早く作業を進めていきましょう。
9:もちをつく
もち米の形がなくなったら杵を使ってもち米をついていきましょう。力を意識的に抜きながら餅の中心をめがけてつきます。餅をついている人(突き手)の合間に返し手の人は、ぬるま湯を入れたボウルに手を入れて餅への熱さ対策をしながら折りたたむように餅を返していきます。ついた餅がなめらかな状態になったらできあがりです。
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初回公開日:2018年12月10日
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