正しいパスタの食べ方7つの手順|スプーンは使わない!
更新日:2022年04月11日
正しいパスタの食べ方とは
あなたはパスタの食べ方に自信がありますか。
パスタとはスパゲティやマカロニのことでイタリアの代表的料理ですが、ソースが服にはねてしまったり、フォークに麺を上手く巻き付けられないなど、食べ方が難しいと感じている方もいらっしゃるでしょう。
今回はそのような方のため、本場イタリア流の正しいパスタの食べ方と手順、日本でのマナーをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
日本とイタリアで違う
私たち日本人はパスタを食べる時、フォークとスプーンを使って食べるのがマナーだと思いがちですが、実は本場のイタリア人から言わせるとそれは幼い子供の食べ方なのだそうです。
日本のレストランでフォークとスプーンが用意されている場合は気にする必要はないですが、イタリアンレストンやイタリア現地で食事をする場合、外国人と食事を共にする場合には、マナー違反と思われないように知識として知っておくと良いでしょう。
スプーンは使わない
イタリア人はスパゲティなどロングパスタを食べる時にも基本的にスプーンは使いません。フォークで麺を巻き取って食べるいたってシンプルな食べ方です。
イタリア人は、ロングパスタもフォークだけで器用に巻き取り、食べることができるのですが、日本人がお箸でさまざまな料理を食べることができるのと同じ感覚なのでしょう。
正しくパスタを食べる7つの手順
本場イタリアではパスタはフォークだけを使って食べるということですが、それでは正しい食べ方とはどういったものなのでしょうか。
パスタの中でも特に難しいスパゲティなどのロングパスタの正しい食べ方を7つの手順に分けてご紹介します。
1:フォークだけを使う
本場イタリアではパスタを食べる時はフォークだけを使います。
なぜ日本ではスプーンを使うようになったのかというと、アメリカの影響があるとのことです。
一説によると、この食べ方はアメリカ軍がイタリアに進駐した際に考案したもので、左手でスプーンを持ちパスタを受けることによって、ソースのはねを減らし、上品に食べられるようにしたのだそうです。
2:食べられる分だけ麓のパスタをくずす
パスタが盛られたお皿が目の前に運ばれてきたら、頂上部分から食べ始めたくなるものですが、イタリアでは頂上ではなく、麓部分から少しずつパスタを引き出して食べるのがマナーです。
そのためには、まずはパスタ全体をお皿の端に少し寄せて、手前にスペースを作るのがコツです。
3:フォークを斜めから入れる
パスタの麓から麺を引き出す場合、フォークは垂直よりも斜めから入れたほうが引出す量が調節しやすいです。
垂直にフォークを入れてしまうと一度に大量の麺が巻き付いてしまうため、一口で食べることができません。
フォークは必ず斜めに入れて、歯で数本すくうようにしましょう。
初回公開日:2018年12月13日
記載されている内容は2018年12月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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