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はちみつが固まる原因|固まったはちみつを戻す4つの方法

更新日:2022年04月11日

はちみつは常温保存したら固まることがほとんどですが、それははちみつに含まれているブドウ糖や花粉が原因となっています。はちみつを融かすには、湯煎や温かい場所に置いておくことで元のとろとろした状態に戻りますが、加熱しすぎや何度も融かさないようにしましょう。

はちみつが固まる原因|固まったはちみつを戻す4つの方法

はちみつが固まる原因とは

はちみつは温度で固まると言われています。温度が低い所にずっと置いておくと、はちみつは凝固するでしょう。主な原因ははちみつに含まれるブドウ糖によるもので、5~14℃の間で固まりやすくなります。-18℃以下なら、はちみつは凝固しません。

はちみつの製品ごとで、ブドウ糖と果糖の割合には違いがあり、果糖を多く含む蜂蜜は凝固しにくいです。はちみつは冬よりも、春や秋の方が凝固しやすいでしょう。

固まる原因1:温度

はちみつは寒ければ寒いほど固まるわけではなく、14~16℃で凝固します。気温差が激しい時期は特に要注意です。例えば、春と秋は冷え込みやすい朝晩から日中にかけて温度差が激しいため、最も凝固しやすい時期となるでしょう。

固まる原因2:はちみつの成分

はちみつの成分である花粉とブドウ糖が、固まる原因になります。はちみつには花粉が含まれており、その花粉を元にブドウ糖が結晶化します。ブドウ糖と果糖は同じ割合だけ含まれていますが、その割合ははちみつの種類で違うでしょう。

ブドウ糖を多く含むはちみつは凝固しやすく、逆に少なければ全く凝固しないか凝固しにくくなるため、固まらなくても偽物であるという確証はありません。特にアカシアは、凝固しにくいはちみつです。

固まる原因3:結晶化

はちみつはブドウ糖や果糖、花粉が多く含まれている物は結晶化しやすいでしょう。気泡を含む物であれば振動が加わった時、保管場所や環境の温度でも固まる原因になると言われています。固まり方は、下から上に向かって徐々に固まっていくという感じがほとんどです。

はちみつが褐色である場合、最初は白い塊ができ、悪くなったように見えますが品質が変わることはありません。はちみつのメーカーも、悪影響はないと説明しています。

固まったはちみつを戻す4つの方法

はちみつは凝固しても、味や品質に問題が出ることはありませんが、一度凝固すると扱いに困ってしまうでしょう。そこでここでは、固まったはちみつをトロトロの状態に戻す方法を紹介するので、気になる方はぜひ参考にしてみましょう。固まる原因の改善に繋がります。

1:湯せんで溶かす

鍋の中に小皿を置き、はちみつのボトルを蓋を外しボトルごと鍋の中に入れましょう。鍋の中の水量は、はちみつと同じくらいの高さに保っておきます。ここからが鍋を温める作業ですが、沸騰する前に鍋が温まったら加熱するのをやめましょう。

固まる際には品質は特に変わりませんが、温めすぎには注意が必要です。ある程度温まったら、端やスプーンではちみつをかき混ぜましょう。湯がぬるくなったら、加熱してまた温め直します。

2:電子レンジにかける

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初回公開日:2018年12月07日

記載されている内容は2018年12月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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