黒いバナナは食べても大丈夫?バナナを保存する3つの方法
更新日:2022年04月11日
バナナはなぜ黒くなるのか?
バナナは、日常的にも身近なフルーツの1つです。朝食やおやつなどに、バナナを食べるという方も多いと考えられます。
しかし、バナナは保管や管理に悩む方が多い果物でもあり、黒い部分や黒い斑点などが出てきてしまい、食べることを戸惑ってしまう方も、少なくないと予想できます。
そこで今回は、「黒いバナナ」をテーマにして、黒いバナナが食べられるかどうかや、バナナの保存方法などについて、考察・ご紹介していきます。
バナナの黒い部分の正体
そもそも、バナナの黒い部分は、一体何なのか、気になるところです。まずは、バナナの黒い部分の正体について、考えていきましょう。
バナナを保存していると、皮に黒い斑点が出ることがあります。皮にできた黒い斑点は、「シュガースポット」などと呼ばれるもので、バナナが熟した証拠でもあると言われています。
また、バナナの実の黒い部分は、バナナに含まれているポリフェノールが酸化して、黒くなったものだとされています。
バナナが黒くなってしまう原因
続いて、どうしてバナナが黒くなってしまうのか、考察していきます。
バナナの皮に黒い斑点ができる原因は、上記で述べたように、熟したためだと考えられそうです。
また、バナナに含まれるポリフェノールが酸化して黒い実になるのは、強い衝撃などを受けて、実の組織が破壊されるなどが原因だと言われています。さらに、冷蔵庫で保存した場合も、低温によって組織が破壊され、実が黒くなることがあると考えられます。
黒いバナナは食べられる?
バナナの実や皮が黒くなることは、珍しいことではありません。しかし、黒いバナナは見た目のインパクトもあり、食べることを躊躇するという方も少なくないでしょう。
そこで続いては、皮や実が黒いバナナは、食べることができるものなのか、食べても良いものなのか、考察していきます。
皮が黒いバナナ
まずは、皮が黒いバナナについて、考察していきます。
皮に黒い斑点が出ているバナナは、熟して食べごろだと考えられます。ですから、皮をむいてみて実に問題がなければ、美味しく食べられると予想できます。
また、皮全体が真っ黒になっているバナナの場合も、まずは皮をむいてみましょう。実に問題がなければ、食べることができそうですが、黒い部分の程度にもよるため、慎重に判断することをします。
実が黒いバナナ
続いて、実が黒いバナナを食べても問題ないかどうか、考察していきます。
バナナの実が黒い場合も、多少であれば食べても問題ないと言われています。おかしな臭いがしたり、実の形が変形するほどまで黒くなっている場合は、注意する必要がありますが、それらの異常がなく多少黒いだけならなら、食べられると考えられそうです。
しかし、バナナの黒い実は、食感や風味が通常のものとは異なるため、苦手な方は注意しましょう。
バナナの保存する3つの方法
皮や実が黒いバナナでも、食べられるケースが多いということを、上記でご紹介しました。しかし、皮や実が黒いバナナは食べたくないと感じている方もいらっしゃるでしょう。
そこで続いては、バナナの保存方法について考えていきます。
皮などの黒い斑点は、熟した証拠でもあるため、バナナが黒くなることを完全に阻止することは難しいでしょう。しかし、保存方法を工夫することで、黒くなりにくくすることは可能です。
初回公開日:2018年12月07日
記載されている内容は2018年12月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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