小さじ一杯のグラム数を15の食材で比較|スプーン不要で計量
更新日:2022年04月11日
計量スプーン一杯の量はいくらか
普段料理をするとき、レシピが載っている本やウェブサイト、アプリなどを利用する人は多いでしょう。そのときに必ず出てくるのが「大さじ」「小さじ」という表現です。計量スプーンを使って計る人がほとんどでしょうが、計量スプーン一杯の量はどれくらいになるか知っているでしょうか。
計量スプーン一杯の量に焦点を当てて、食材別の一杯の量や計量スプーンがない場合の計り方について紹介します。料理をする際の参考にしてみてください。
小さじ一杯の量
小さじ一杯とは、計量スプーンの小さじのスプーンに盛った量です。数字にすると、5㏄(5ml)です。計り方としては、粉状のものは「擦りきり」で計ってください。
スプーンに多めにすくって、へらなどで余分な粉を落として平らにします。液状のものは、スプーンの縁いっぱいまで入れて表面張力で盛り上がった状態です。
料理は加減が大事といいます。正しいやり方で計らないと、微妙に味が変わってしまうこともあります。
大さじ一杯の量
大さじ一杯は、計量スプーンの大さじのスプーンに盛った量です。数字にすると15㏄(15ml)で、小さじ一杯の3倍になります。
計り方としては、スプーンを使う場合は小さじを計るときと同じです。計量カップを使う場合はカップを平らなところに置いて計ってください。調味料を入れたら真横から目盛りを読みます。粉状のものはほぐしてから入れて、表面を平らにしてから目盛りを読みます。
小さじ一杯のグラム数を15の食材別にご紹介
小さじ一杯は5㏄(5ml)と書きましたが、全てのものに当てはまるわけではありません。「㏄」と「ml」は体積を表すものなので、重さ「g(グラム)」に変えるとなると、量る食材によって違ってきます。
そこで、小さじ一杯のグラム数を15の食材別に紹介していきます。レシピなどで「㏄」「ml」で示されるものは水や牛乳などの液体です。また「グラム」で示されるものは粉末や固形物などです。見ていきましょう。
食材1:上白糖
上白糖は、料理だけでなく、コーヒーや紅茶などの飲み物にも、またお菓子にも何にでも使える砂糖です。上白糖の小さじ一杯は3グラムです。
砂糖には上白糖のほか、グラニュー糖、きび砂糖に黒砂糖、三温糖などの種類があります。それぞれによって重さが違うので、一概に「砂糖の小さじ一杯は3グラム」とは言えません。あくまで上白糖の小さじ一杯が3グラムというだけです。上白糖以外を使うときには、少々注意が必要でしょう。
食材2:食塩
食塩も料理やスナック菓子など、使われることが多い調味料です。食塩の小さじ一杯は約6グラムです。食塩も砂糖と同様に「全ての塩の重さが6グラムである」と言うことはできません。
粒が細かくさらさらしたタイプの塩は隅々まで詰まりますが、粒が大きいと隙間ができてしまうので、細かいタイプの塩よりも小さじ一杯の重さは軽くなります。例えば粒が細かい雪塩は2グラムなので、食塩と比べると3分の1の重さになります。
食材3:サラダ油
油は、食材を炒めたり焼いたり揚げたりするのに必要不可欠な調味料でしょう。基本的に液体であれば、水でも油でもどんなものであっても小さじ一杯は5㏄(5ml)で、大さじ一杯は15㏄(15ml)です。
しかし重さに関しては小さじ一杯5グラム、大さじ一杯15グラムとはいきません。サラダ油の小さじ一杯の重さは4グラムです。そして大さじ一杯は、小さじ一杯の3倍なので、4グラムの3倍で12グラムとなります。
食材4:オリーブオイル
オリーブオイルもサラダ油と同じです。オリーブオイル小さじ一杯のグラム数は4グラムです。そして大さじ一杯もまたサラダ油と同じで12グラムです。油には他にもごま油や菜種油、えごま油などいくつか種類がありますが、砂糖や塩とは違って、どれであっても同じグラム数です。
オリーブオイルを飲むと体にいいという話があり試してみた人もいるでしょうが、小さじ一杯で42kcalと、カロリーが高いので注意してください。
初回公開日:2018年12月14日
記載されている内容は2018年12月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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