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パンの単位一斤とは?食パン1枚の重さやカロリーの目安

更新日:2022年04月11日

食パンの単位に一斤というものがありますが、これは具体的にどのような単位なのかを説明できる人は少ないでしょう。ちょっとした豆知識にも使えますし、食パンを当たり前に食べる現代社会では活かせる知識でもありますので、今回はこの一斤について学んでいきましょう。

パンの単位一斤とは?食パン1枚の重さやカロリーの目安

最初は「一斤=16両=160匁」になって600グラムというルールも明確にできていたのですが、食パンが輸入されて「600g=一斤」という考え方から「食パン=一斤」という考え方が一般的となってしまいます。

重さありきではなくて食パンという存在ありきの単位になってしまったので、一斤が600gからどんどんと離れていってしまいます。

公正競争規約に定められた一斤の幅

このように見事にばらばらな状態が続いており、暗黙の了解とか業界における共通認識といった扱いを一斤は受け続けます。これに待ったをかけたのが景品表示法における公正競争規約で食パンの一斤は340グラム以上というルールができます。

これには日本パン公正取引委員会も関わっています。ただし、以上なので幅がありだいたい350~400グラムの食パンが一斤という扱いになっています。

ひと山と呼ぶ人も

一部の人たちは一斤という扱いではなくひと山という扱いをしています。これも昔の名残で、ひと山1ポンドを原則として一つの固まりのようにして焼いていたのが由来となっています。

食パン用の型に生地を3個や6個とまとめて別けて山にして焼くので、三つ山とか六つ山という表現をされていました。

510g以上は1.5斤に

今では「包装食パンの表示に関する公正競争規約」によってあやふやだった部分がある程度ルール作りがされているので、一斤は340グラム以上で食パン1個の重量が510グラム以上になっていると1.5斤という表示がされています。

逆に170グラム以上の場合は一斤の半分なので半斤です。平成24年5月31日から任意表示から表示義務にルール変更があったので、食パンにはこのような「一斤」という表示が絶対にされています。

食パンの重さの目安

食パンの重さの目安はある程度整備されたので、綺麗に等分することができれば重さも計算できるようになりました。先ほど説明したように「包装食パンの表示に関する公正競争規約」によって一斤といったサイズ表示が義務化されたので、まずはそこを確認しましょう。

そこで一斤ならばだいたい340グラムになりますし、0.9斤や0.75斤といった表示をされても、1斤340グラムという情報があれば簡易的に計算できます。

6枚切り1枚

これが一斤340グラムの1/6という扱いならば、単純に6等分するだけになりますので、だいたい57グラムとなります。食パンは製品の特性上どうしても決まり切った値は出ないので、あくまでもこの値は参考値にした方が良いでしょう。

もっとザックリと目安にするだけならば60グラム程度という考え方でもokです。一斤340グラム以上なのである程度のずれは生じていると考えてください。

カットされていない食パン1本

特にカットされていない食パン1本ならばだいたい350程度という考え方で良いでしょう。あくまでも一斤340グラム以上なので、最初からばらついた値が出ると考えた方が良いです。

ただし、パン業界では一斤の大きさにも言及しているようで、約12.5cm四方のものが一斤となっています。なので、袋をすでに喪失して一斤なのかどうかが確認できないという人でも、サイズからある程度の重さが見えてくるでしょう。

ちょっと賢くなれる「単位の話」

日本では「一つ」と「一個」と「一枚」と「一本」という表現でほとんどの物を表すことができますが、厳密には数え方が存在しているというものが非常に多くあります。これらの単位というのは知らない人も多いので、改めて勉強するとかなりためになります。

学校では教えてくれないような事柄ですが、豆知識としては確実に使えるものとなりますので、社会人になっても話のネタとして大いに役立ってくれるでしょう。

食パンのカロリーの目安

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初回公開日:2018年12月12日

記載されている内容は2018年12月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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