アイスワインを美味しく飲むコツ6つ|アイスワイン
更新日:2022年04月11日
アイスワインはその芳醇な香りや甘みもポイントです。アイスワインの良さを最大限に引き出すために、グラスには少しだけ注ぐのがです。
注ぐ量としては、グラスの下から3分の1から4分の1程度の量を注ぐのがベストです。このぐらいの量ですと、グラスを回して空気に触れさせた時に良い香りが立ちます。もともとワインはグラスにたくさん注いで飲むものではありません。通常のワインを飲む時と同じぐらいで良いでしょう。
4:グラス
アイスワインを注ぐグラスとしてなのは、底が広くて大きめのグラスです。底が広くて大ぶりのグラスの方が、アイスワインの芳醇な香りを楽しむことができます。
また、アイスワインを注ぐためのグラスは冷やしておかなくても大丈夫です。室内に置いたままの常温状態がベストです。
5:食後のデザート代わりに楽しむ
アイスワインは甘さが特徴なので、食後のデザート代わりに楽しむこともできます。アイスワインの甘さをそのままデザートにするということです。
アイスワインはアイスワイン単体として楽しみたい場合には、少し甘さ控えめのデザートと組み合わせると良いでしょう。その他には、塩分濃度が高いブルーチーズとの相性も良いのでです。
6:デザートにかけて楽しむ
アイスワインをデザートにかけるのも楽しみ方です。バニラアイスクリームやヨーグルトなど、アイスワインをかけるだけでまた少し違った美味しさになります。
アイスワインは甘いですが、飲み口はベタベタした甘さではなくさっぱりとしています。チーズだけでなくデザート全般との相性が良いです。特にフルーツとの相性が抜群なので、好きなフルーツをおつまみにするのも良いでしょう。
アイスワインに合うチーズは?
ワインに合う食材を「マリアージュ」というように、ワインとチーズはとても相性が良いです。アイスワインになのはブルーチーズで、ブルーチーズの中でも「アイチーズ ゴルゴンゾーラピカンテ」がです。
青カビチーズには「ピカンテ」と「ドルチェ」の2種類あり、ピカンテは青カビ部分が多めで、ピリッとっした刺激があるいわば辛口のタイプです。アイスワインは甘いので、辛口の方がおつまみとしては良いでしょう。
ドイツのアイスワイン
ドイツはアイスワインが誕生した土地です。今から約200年以上前の冬の日、ドイツのフランコニア地方は予想外の霜に襲われました。完熟したブドウが収穫されずに放置されて、凍ってしまいました。裕福ではなかった当時の農民たちが、その凍ったブドウでワインを造ったのがアイスワインの始まりです。
アイスワイン発祥の地とされるドイツのアイスワインをご紹介します。
ハイマースハイマー ゾンネンベルク
ハイマースハイマー ゾンネンベルクは「奇跡のヴィンテージ」や「奇跡の雫」とも呼ばれているアイスワインです。アイスワインは気候や腐敗、食害の恐れがあり、生産者にとってはリスクが高いです。
生産者であるデクスハイマーのアイスワインはハイクラスで、ピュアでキラキラとしているのが特徴です。デクスハイマー家は毎年アイスワインを製造していますが、製造に失敗した時期が何年もありました。真の成功者と言えます。
カナダのアイスワイン
カナダでアイスワインの製造が行われるようになったのは、1980年代からです。ドイツでアイスワインを製造していた人たちは、より良い環境を求めてカナダへ渡りました。カナダのオンタリオ州ナイアガラ・オン・ザ・レイク地方は冬になると極寒になるので、この場所でアイスワインの製造が始まりました。
カナダの気候は、夏は長く温暖であり、冬は凍てつくような寒さです。次は、カナダのアイスワインをご紹介します。
初回公開日:2018年12月20日
記載されている内容は2018年12月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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