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臭くならない部屋干しのやり方|洗剤/コツ/場所・アイテム

更新日:2020年08月28日

部屋干しした洗濯ものから生乾きの臭いがする場合、臭いを取り除くにはどんなことをすればいいのでしょうか。臭いの発生を防ぐには臭いの原因や対策法を解説し、部屋干しを快適にしてくれる便利なグッズや洗剤などをご紹介します。

臭くならない部屋干しのやり方|洗剤/コツ/場所・アイテム

部屋干しの臭いはどんな臭い?

取り込んだ洗濯ものから生臭い臭いが発生することがあります。生乾きの臭いは不潔な水回りのような不快な臭いです。たとえば、靴下が蒸れたときの臭いや生乾きの雑巾の臭いに似ています。生臭い衣類を他の衣類と一緒に収納したりそのまま着ることはためらわれます。洗濯し直す労力を惜しんでそのまま着用してしまうと、周囲に生乾きの臭いを振りまいてしまうことになってしまいます。

洗剤を使って洗濯機で洗ったにもかかわらず洗濯ものが臭くなってしまう理由ははっきりしています。部屋干しのときに生じる嫌な臭いを消す方法をご紹介します。

部屋干しで洗濯ものが臭くなる理由

突然の天候の変化や住環境によって洗濯物を部屋に干さなければならないときがあります。天気予報がはずれることもあります。部屋干しをした後、洗濯ものが臭う理由は様々です。部屋干しをしても臭わないときと強く臭うときがあり、部屋干しをしたからといって必ずしも臭うわけではありません。

臭いを気にして何度も洗濯し直すことは面倒です。かといって、そのまま着用すると周囲に不衛生な印象を与えてしまいます。洗濯の方法次第で部屋干しの洗濯物の臭いを防止することができます。部屋干しをしたときの洗濯ものの臭いを防ぐために知っておきたい臭いの原因についてご紹介します。

部屋干しは洗濯物が乾かない状態が長い

洗濯ものがカラッと乾くには、太陽光と風が必要です。光と風の相乗効果が衣類の水分を効率よく蒸発させます。太陽光の熱だけで洗濯ものの水分が蒸発すると思われがちですが、風が加わることによって洗濯ものの周囲の湿度を下げて乾燥しやすい状態を作ります。

室内は陽射しが届きにくく窓を閉め切った状態では空気の循環も起こりません。雨や風が強い日や防犯上の理由から部屋干しを行なうときに窓を閉め切っているという場合は多いです。そのため、部屋干しした洗濯ものは外に干したときよりも乾きづらくなります。

この洗濯ものが乾きにくいという点が臭いを発生させる原因のひとつです。部屋干しすると洗濯ものに湿気が留まりやすいことが臭いを発生させる大きなポイントです。

生乾き状態が臭いの原因菌を増やす

部屋干しした洗濯ものが臭くなる原因は洗濯ものに臭いの原因となる雑菌が繁殖してしまうためです。もともと無臭な物質でも雑菌に分解されると強い臭いを発生させます。悪臭を発生させる代表的な菌が尿素分解菌やブドウ球菌などです。

雑菌は湿度がある場所で繁殖します。カラっとした清潔な場所では繁殖できません。じめじめとした場所や適度な温度がある場所では大量に増えるため、部屋干しした洗濯ものは雑菌が繁殖しやすい環境を提供しているようなものです。

部屋干しした洗濯もの以外、たとえば雑巾や手洗い所のタオルが臭う理由も雑菌が原因です。豊富な汚れは菌のエサになって雑菌を増殖させます。菌を増やさないようにするには清潔な状態で風通しの良い場所で乾かすことが重要です。

風通しが悪い場所で部屋干ししている

無風の場所であっても時間をかければ洗濯ものは乾きます。しかし、水蒸気が逃げる場所がなく湿気がこもりやすいため完全に乾くまで時間がかかります。乾燥するまでに時間がかかればかかるほど臭いの原因となる雑菌の繁殖を許してしまい、臭いが発生する仕組みです。

つまり、部屋干しする場合でも風通しのいい場所に干せば洗濯物は乾きやすく臭いが発生する心配もありません。また、衣類によっては直射日光による変色や風合いの変化を防ぐために、陰干しが必要な場合もあります。天気がいい日に陰干しをする際は風通しのいい日陰で干すようにしましょう。さもないと、生乾きの臭いが発生する可能性が高まります。

風呂の残り湯ですすいだあと部屋干ししている

洗濯機には風呂の残り湯を利用できる機能が付属しているタイプのものがあります。備え付けのホースを湯船に差し込んで、説明書通りに操作するだけなので簡単です。水道料金を節約することができるため多くのメーカーで残り湯を再利用できるタイプの洗濯機が販売されています。

風呂の残り湯を利用したからといって必ずしも部屋干しの臭いの原因になるわけではありませんが、脱水前の最後のすすぎにまで残り湯を利用することはしません。風呂の残り湯の状態にもよりますが、長期間使用した湯船の湯には雑菌がたくさんいます。こまめに風呂釜の清掃をしていない場合、雑菌が繁殖しやすくなるため注意しましょう。

風呂の残り湯で洗濯するときは、すすぎは新しい水を使用することで部屋干しの臭いを予防できます。

部屋干しで臭くなった洗濯物の特徴

部屋干しで生乾きの臭いが染み付いてしまった洗濯ものにはどんな特徴があるのでしょうか。臭いが一過性であれば耐えられるかもしれませんが、部屋干しの臭いは菌の増殖が原因であるため、原因を取り除かない限り繰り返し臭い続ける場合がほとんどです。部屋干しで臭くなった洗濯ものの特徴をご紹介します。

乾いても濡れるとまた臭う

梅雨時のような雨が多いシーズンに電車の中や公共の場で他人の衣類の臭いが気になることがあります。部屋干しした洗濯ものの特徴に、乾いているときはそれほど臭わないのに雨で着衣が濡れると再び強い臭いを発するというものがあります。洗濯ものに付着している雑菌が、湿気を与えられることによって再び活発になって臭いの原因を作るためです。

衣類が乾燥した状態では雑菌は少なくなりますが、全部が死滅するわけではありません。わずかに残っていた菌は水分を与えられると生命力を取り戻し活動を再開します。雑菌がて臭いを発します。臭いの元になっている雑菌を除菌しない限り、濡れると再び臭くなる状態が継続するため注意しましょう。

他の衣類に臭いが移る

部屋干し後に生乾き臭がする衣類と臭いのない衣類を一緒くたにしていると、臭いが伝染してしまうことがあります。濡れた手を拭いた後のハンカチを長時間バッグの中にしまっていると、バッグの中が生臭くなってしまう原理と一緒です。

生乾きの臭いは人によっては耐えがたい臭いに感じますが、慣れている人はそこまでの悪臭に感じないことがあります。人間の嗅覚は常に同じ臭いを嗅いでいると麻痺します。悪臭を嗅ぎ続けるストレスを和らげるためだと考えられますが、気付かないうちに悪臭をまき散らしている可能性があります。日常的に部屋干しをしている場合生乾きの臭いに慣れてしまうことがあるため注意しましょう。

汗の臭いと同化してさらに臭う

暑い季節になると汗の臭いが気になるという人は多いはずです。実は寒い季節でも衣類に染み付いた皮脂汚れが臭うことがあります。一回の洗濯で落ちきれなかった汚れは蓄積していくことが特徴です。清潔なように見えても繊維の奥に臭いの原因菌が染み付いていることがあり、それらの衣類を部屋干しすることでさらに臭いが発生することがあります。

暑い季節は汗臭さと生乾き臭いの相乗効果によってさらに臭いがきつくなる心配があります。雑菌は皮脂汚れや汗が大好きです。雑菌が繁殖するために必要な栄養素を豊富に含んでいるためです。汗そのものに臭いがあるわけではなく、古くなった皮脂や汗にふくまれる油分が雑菌と結びついたときに臭いが発生します。汗をかいた部分を放置せずふき取ることで雑菌の繁殖速度を遅らせることができます。

臭いが繊維に染み付く

一度生乾きの臭いが衣類に染み付いてしまうと、普通に洗濯しただけでは臭いが取れにくいことがあります。臭いの原因となっている雑菌や染み付いた皮脂汚れを分解する力が強い洗剤を使って繊維に染み付いた汚れを除去することが大事です。

汚れが蓄積すると臭いが発生するだけでなく白かった繊維が黄ばんでくることがあります。お気に入りの衣類を長くきれいな状態で着続けるには繊維の奥に染み込んだ汚れを除去しましょう。

繊維の種類によっては部屋干しの際に臭いが発生しやすいことが特徴です。たとえば、綿は吸湿性が高く素肌にとって快適な環境を作りやすい繊維ですが、乾きにくいため分厚い綿素材の衣類は部屋干しで臭いが発生しやすいと考えられます。

洗濯方法を変えない限り臭い続ける

住環境やライフスタイルによっては部屋干し以外を選択できない場合もあります。そうなると部屋干しの臭いがとれない負のスパイラルに陥ってしまうことがあります。生乾きの臭いに鈍感になると、知らないうちに周囲に不快感を与えてしまうこともあります。

除菌効果や漂白効果のある洗剤を使い、清潔で風通しの良い場所で日光をあてて完全に乾燥させれば臭いをとることができます。難しい場合は、洗濯後に乾燥機を利用して時間を置かずに乾燥させることがです。乾燥機である程度まで乾燥させた後部屋干しをすれば完全に乾燥するまでの時間が短縮され臭いが軽減されやすくなります。

部屋干しする理由は?

部屋干しのせいで臭いが発生するならそもそも部屋干しをしなければいいのですが、様々な事情によって部屋干しを余儀なくされている人は多いです。部屋干しをする理由にはどのようなものがあるのでしょうか。

洗濯ものが多すぎて外に干せないから

小さな子供がいたり家族が多かったりすると一日に一回の洗濯では間に合わないことがあります。ベランダに十分な広さがない場合は仕方なく室内にも干さなければならない状態に陥ります。また、1日に何度も着替えが必要だと洗濯しなければならない衣の量が増え天候にかかわらず洗濯しなければなりません。

衣類やタオルの量を増やして洗濯量を減らせば部屋干しの回数を減らすことが可能です。しかし、衣類やタオルの収納場所が十分に確保できない場合は洗濯ものを干す場所を確保するしかありません。一時的にクリーニング店やコインランドリーの乾燥機を利用する方法もありますが、日常的な洗濯ものに利用するとコストがかさむため現実的でないといえます。

夜しか洗濯ができないから

学校や仕事が忙しいと、日中に洗濯ものを干す時間を作れない場合があります。夜間にしか洗濯ものを干す時間を作れないことは問題です。夏場はともかく冬場に濡れた洗濯物を外に干すと乾きにくいだけでなく凍ってしまう恐れもあります。それに、防犯上もよくありません。女性の場合下着泥棒に遭ってしまう確率も高まります。

夜間に外で洗濯ものを干す行為は夜干しといって、縁起が悪いといって避けられてきた行為です。大昔は、夜間は死者が活動する時間帯であるため夜間に洗濯ものを干すことは不吉とされてきました。昔からの言い伝えだけでなく夜間に洗濯ものを干すと洗濯ものが夜露で濡れやすくなったり、夜行性の虫が寄って来たりするデメリットがあります。

洗濯ものを他人に見られたくないから

洗濯ものは毎日のように行なう作業であるため住環境が大きくかかわっています。住居が密集した都会に住んでいると窓と窓が近かったりベランダが隣の家の正面に設置されていたりします。住居が大通りに面していて、洗濯ものを排気ガスにさらしたり他人から見られたくなかったりする場合は部屋干しする機会が多くなります。

下着や部屋着などを他人の目の付く場所に干したくないという場合、ベランダに目隠しをつける方法がありますが時間も費用もかかります。その上、日当たりや風通しが悪くなって洗濯物が乾きにくくなるというデメリットも生まれます。

におい移りが気になるから

住居が飲食店に囲まれている、庭でバーベキューを行なう家庭が多いなどの理由で洗濯ものを外に干しにくい場合もあります。洗濯ものを外に干しずらいという理由だけでは引越しできない場合、部屋干しするしか選択肢がありません。

洗濯ものを外に干したときの臭い移りや汚れを気にして部屋干ししたのに、部屋干しに特有の生乾きの臭いに悩まされると残念です。また、自然が多い場所の場合は虫や鳥の糞害によって洗濯物を表に干せない場合もあることでしょう。

梅雨や台風の時期

住環境に何も問題がなかったとしても梅雨の時期や台風シーズンに雨が連日振り続けると、外干しできない日が続くことがあります。梅雨は部屋干しによって臭いのトラブルが起きやすい時期です。普段、外に洗濯ものを干している人は生乾きの臭いに悩まされるケースは少ないといえます。生乾きの臭いを嗅ぎ慣れていない人ほど、部屋干しによる生乾きの臭いを大きな問題に感じやすいです。

梅雨時期に部屋干しで臭いの原因の雑菌が繁殖した状態の衣類は、生乾きの臭いを夏場まで引きずってしまうこともあります。臭いの原因に対処して臭いを除去しましょう。

部屋干しで臭うのは洗濯ものだけじゃない

タバコを吸ったりペットを飼ったりしていないのに部屋の中がなんとなく臭うという場合、部屋干しは疑うべき原因のひとつです。ほぼ日常的に部屋干しを行なっている場合、どうしても部屋に湿気が多くなります。

除湿器を使用したり、頻繁に窓を開けて換気しているという場合は問題が起きにくいですが、日中は外出していてほとんど部屋を閉め切っている場合は室内に臭いがこもりやすくなるため注意しましょう。部屋干しで室内が臭くなる原因や効果的な対策をご紹介します。

部屋干しが部屋の臭いの原因をつくる

部屋干しによって湿気が増えた部屋はカビが発生しやすい状態を招きます。ベッドやソファなどの布製品がカビやすい、あるいはカーペットやラグなどに生乾きの臭いが発生しやすい場合は部屋干しが原因のひとつだと考えられます。地下にある倉庫や地下通路などで生臭いような臭いやカビ臭い臭いを感じたことがある人は多いはずです。そうした臭いの原因のほとんどが換気不足によるカビが原因だと考えられます。

カビは臭いの原因となる雑菌と同じで湿気のある環境で増えます。そのため、部屋がカビくさい人は屋外へ湿気を逃がして室内の湿度を下げることが大事です。部屋にいるときはこまめに窓を開けるようにしたり、湿気をためこみやすい部分の清掃を徹底すれば臭いの発生を予防できます。

ルームスプレーで部屋の臭いを緩和

部屋干しで部屋がカビくさくなってしまったり、生乾きの臭いが充満してしまったりすると快適に過ごしずらいといえます。そんなときはルームスプレーを使って臭いを軽減しましょう。ルームスプレーには様々な種類があり、多種多様な香りを選ぶことができます。

ルームスプレー単体のときはいい香りでも、生乾きの臭いと混ざり合うと気分がいいものではありません。一瞬だけ臭いをごまかす目的に利用するのであれば構いませんが、室内の生乾きの臭いが気になるときは香り付きのルームスプレーより無香料タイプがです。

臭いの原因となっている菌を除菌してくれるタイプのルームスプレーの方が効果的に臭いを軽減できます。しかし、臭いの原因を根本から断たない限りは再び臭ってしまうため一時しのぎのものであると考えましょう。

除湿器で湿気と部屋干しの臭いを防止

除湿器で部屋の湿気を取り除くと生乾きの臭いを軽減できます。臭いの軽減だけでなく、部屋干ししている洗濯ものが乾きやすくなって臭いの発生を抑える効果も期待できます。除湿器とエアコンの除湿機能をダブルで使用することで部屋の湿気をよりおさえやすくなります。

夏場は湿気を取り除くことで体感温度を下げる効果が期待できますが、冬場は湿気を取り過ぎると喉や気管支を傷める原因となるため注意しましょう。

換気扇を回して外気を入れる

除湿器を使えず、窓を開け放すことも難しい場合は換気扇を利用する方法もあります。しかし、外の環境次第ではかえって湿気をため込む結果となるため注意しましょう。たとえば、雨が降っている日や室内よりも屋外の方が湿気が多いときは逆効果となってしまいます。

外の方が湿度が低い場合は屋外の空気を入れることで湿度が下がるため効果的です。部屋に湿気が多い場合は温度計や湿度計を部屋に設置しておくことをします。

部屋干し洗剤・柔軟剤

部屋干しによる臭いを防ぐには、洗剤選びが重要です。スーパーやドラッグストアの洗剤売り場を覗くと多種多様な洗剤であふれていますが、部屋干しをしたい場合は部屋干しに特化した洗剤を選ぶことがポイントです。

部屋干し専用に開発された洗剤を選ぶと効果的ですが、部屋干し用と記載されていない場合でも繊維の奥に染み込んだ汚れを落とせる洗浄力が強いタイプの洗剤を選ぶと臭い防止に効果があります。洗浄力と臭いの関係性や部屋干しにな洗剤をご紹介します。

液体

はライオン株式会社の洗濯用洗剤ブランドです。部屋干しにな洗剤は スーパーNANOXや液体部屋干しなどです。

スーパーNANOXは繊維の1本1本に染み込んだ汚れに着目し、新成分LO(リフトアウト)配合で独自の洗浄成分がナノレベルまで汚れを分解して溶かし出します。皮脂汚れ、泥汚れ、食品によるシミなどの幅広い汚れを効果的に分解してくれるため、臭いの原因となる雑菌の繁殖を防ぐ効果が期待できます。

液体部屋干しは生乾きの臭い防止に特化した配合が魅力です。酵素と抗菌成分が生乾きの原因菌にアプローチして臭いを防止します。フレッシュフローラルの爽やかな香りもしたいポイントのひとつです。

部屋干し粉末

部屋干し粉末は、液体タイプと同じく臭いの原因となる菌を取り除くために開発されました。

液体タイプよりも安価なため粉末タイプを使用している人は多いですが、実は衣類に染み込んだ汚れを除去するために適した洗剤は粉末タイプです。粉末タイプの洗剤はアルカリ性のため、皮脂汚れなどの酸性の汚れを落とす力が強いことが特徴です。

液体の洗剤は製品を製造する都合上、中性~弱酸性になります。酸性の汚れを分解して落とす力はアルカリ性よりも劣ります。醤油やケチャップといった調味料による衣類の汚れや、汗や垢のような汚れはどちらも酸性に分類され、アルカリ性と結びつく性質を持っていることがポイントです。

部屋干しソフラン

柔軟剤は繊維の汚れを洗浄する力はありませんが、肌触りを整える効果や消臭効果が期待できます。繊維による摩擦で肌が荒れやすい人や、汗による臭いを軽減したい人にです。

ソフランはと同じくライオン株式会社の洗剤ブランドです。部屋干しソフランは柔軟剤のため、洗剤を合わせて使いましょう。同時に使用するなら部屋干しシリーズがです。

部屋干しソフランには部屋干ししたときに問題になる菌の増殖を防ぐ抗菌成分が配合されています。また、ハーブのローズマリーから抽出した消臭成分が配合されており、除菌と消臭作用のダブルの効果で生乾きの臭いを抑えます。また、生乾きの原因となる速乾性にも着目し、洗濯ものが乾くまでの時間を短縮できます。

部屋干しバイオくん

部屋干しバイオくんは株式会社スリーケーが開発した、天然バイオから作られた洗濯物専用消臭剤です。他の洗濯用洗剤との大きな違いが、臭いの除去にに有効な善玉菌衣類にとどまる点です。部屋干しのときに問題になる臭いの原因菌の繁殖を抑えるだけでなく洗濯後も臭いの原因菌の繁殖を24時間防止し続けます。

すべての菌を抑えるわけではないものの、除菌力が高くウイルス対策にも有効です。合成香料を使用せず天然成分を100%使用しているため、余計な香りを部屋に振りまきたくない人や一緒に使用する柔軟剤の香りを楽しみたい人にします。

ファーファ液体洗剤

ファーファ液体洗剤は抗菌防臭成分配合のため部屋干しに使える洗剤です。無着色、無香料で線上に必要ない余計な成分が配合されていない点がしたい理由です。また、ファーファ液体洗剤には生乾きの嫌な臭いをすっきり落とすために2種類の抗菌防臭成分が配合されています。無香料なため柔軟剤の臭いとケンカすることがありません。

アリエールリビングドライボール3D

アリエールとファブリーズの共同開発によって、臭いの元を洗浄し消臭力が高いことがポイントです。レノアの消臭マイクロカプセルが、部屋干し特有の嫌な臭いしっかり防いでくれます。洗濯後、24時間有効なため洗濯ものを乾燥させる時間がかかっても安心。開発販売元のP&Gの他の液体洗剤に比べて生乾きの洗濯ものに発生する菌を約50倍抗菌する力があります。

ジェルボールは液体洗剤や粉末洗剤のように使用に必要な量を計る手間がないため、忙しい人に向いています。すすぎが1回で済むため洗濯時間も短縮できます。

アリエールイオンパワージェル サイエンスプラス

アリエール イオンパワージェル サイエンスプラスは、P&Gが独自に開発したハイパーナビ洗浄成分が配合されています。メイク汚れ、皮脂汚れ、食品汚れなど100種類もの汚れの洗浄に効果を発揮する洗剤です。1度の洗濯で100種類もの汚れの洗浄を実現できます。アリエールリビングドライボール3Dと同じく、生乾きの臭いを防ぐ抗菌作用に優れています。

洗浄力に優れた洗剤は臭いの原因となる汚れを効果的に取り去ってくれます。部屋干しの他にもサッカーや野球のような汚れやすい屋外スポーツをする機会が多い人に洗剤です。

アタックNEO抗菌EX Wパワー

アタックは花王が開発販売を行なっている洗剤ブランドです。アタック Neo抗菌EX Wパワーは、部屋干しした洗濯ものの生乾き臭や汗の臭いだけでなく、濡れたときに再びぶり返す濡れ戻り臭を抑えることを目的として開発されました。洗濯に使用する水を抗菌水へと変えてくれるため、風呂の残り湯を使うときも安心です。

また、繰り返し使用することで洗濯槽の除菌効果も期待できます。微香性なため強すぎる匂いは苦手だけれど無臭では味気ないという人にです。

部屋干しで臭くならない干し方のコツ

部屋干しで発生する臭いを抑えるためには洗剤の選び方だけでなく部屋干しの仕方にも気を配りましょう。干し方次第で部屋干しに特有の生乾き臭を軽減できます。部屋干しを抑える効果が期待できる干し方や物干しグッズをご紹介します。

突っ張り棒を有効活用

部屋干しするとき部屋が広ければ余裕を持って洗濯物を並べられますが、部屋が狭いという場合は洗濯ものを干すスペースが狭くなります。狭いスペースにびっちり洗濯物をつるすとただでさ乾燥させずらい洗濯物がさらに乾きにくくなってしまい、臭いの原因を発生させます。

洗濯ものを干すスペースが足りない場合は突っ張り棒を活用して洗濯ものを干すスペースを増やしましょう。窓枠やドアの枠、部屋の隅に設置できるタイプの突っ張り棒を利用すると便利です。

エアコンの下で使える物干し

エアコンは室温調整だけでなく洗濯ものを乾かすときに使える家電です。室内用物干しをエアコンの風が吹き出る真下に設置し、エアコンを作動させれば生乾き臭を発生させずに素早く乾かすことも可能です。

家具の配置によってはエアコンの真下に室内用物干しを移動できない場合もあります。しかし、エアコンの本体にひっかけて使うタイプの物干しを選ぶと便利です。タオルや下着類など軽いものなら短時間で乾燥させられます。販売しているメーカーによって耐荷重や設置方法が異なることがポイントです。取り扱い説明書のとおりに使用しないとエアコンが破損する恐れがあるため注意しましょう。

ハンガー早く乾かす場所・アイテム

窓際は温度が上昇しやすいため洗濯ものを速く乾かしたいときに有効利用したいスペースです。サッシ窓や引き戸を物干しスペースに使える便利グッズを利用して洗濯物を干せば、よりたくさんの洗濯物を干せます。乾燥のスピードが速くなれば部屋干しの臭いを抑える効果が期待できます。

取り外し可能な部屋干しグッズや邪魔になりにくい部屋干しグッズには様々な種類がありますが、いずれも大量の洗濯ものを干すだけの耐荷重を持ち合わせていない場合が多いため補助的に利用することがです。間違えて使用すると本体が破損するだけでなく、窓枠や壁などが傷つく恐れもあるため注意しましょう。

エアコンの送風モードを利用する

エアコンの送風機能は扇風機のように風を送る機能です。外気温と室温のバランスを調整する、あるいは夏場にできやすいエアコンの結露を送風機能で解消することもできます。上手に使えば室内の空気を循環させられるため、室内で洗濯ものを乾かすときに有効利用しましょう。

部屋干しによって室内の湿度が上昇したときは除湿機能が有効ですが、洗濯ものを乾かすときに使用するなら送風機能がです。エアコンの送風機能で空気を循環させれば、洗濯ものは乾きやすくなります。エアコンの送風機能とエアコンハンガーと併用することがです。

また、除湿しながら洗濯ものを乾燥させたいときは除湿モードよりも冷房機能を使うことをします。除湿モードは室内の湿度を50%くらいまでしか低下できないためです。

扇風機を回して空気を循環

扇風機は空気の流れを作ることができるため、部屋干しに欠かせないアイテムです。エアコンを稼働させることがもったいない、あるいはエアコンがない部屋で部屋干しをしたいなら扇風機を活用しましょう。洗濯ものに扇風機で風をあてれば早く乾燥します。冬場でも、扇風機を回すことで暖房で温めた空気を循環させることで効率よく室内を温めることができます。

扇風機はそのまま使用するより、扇風機のヘッド部分を振ってより多くの空気を循環させるようにすると効果的です。注意点として、カビや汚れが洗濯ものに付着する心配があるため扇風機の汚れやカビなどを定期的に清掃するようにしましょう。

除湿器

除湿器を使うと部屋の湿度を下げて洗濯物が乾きやすくなる環境を作りやすくなります。しかし、除湿器だけでは洗濯物を乾かす十分な効果は期待できないため扇風機やエアコンと併用することがです。

除湿と除菌を同時に行えるタイプを購入すると、室内に生乾き臭が充満することを防ぎやすくなります。雨が続いて窓を開けたり換気扇を利用して換気できない場合は積極的に利用することがです。風邪やインフルエンザなどのウイルスを抑制できるタイプの除湿器も販売されているため、病気がちな人は利用してはいかがでしょうか。

乾燥機を利用する

乾燥機能付きの洗濯機や乾燥機があれば部屋干しで発生する臭いを防ぎやすくなります。臭いの原因となる菌は生乾きの状態で発生するため、乾燥機の力を借りてすぐに乾燥させることができれば臭いは発生しません。また、高温で乾燥させるため臭いの原因菌を殺菌する効果も期待できます。

ただし、洗濯ものの量が多いときは長時間乾燥機を回さねばならないため電気代がかかったり、乾燥機が使えないタイプの衣類もある点が問題です。たとえば、ウールの衣類は乾燥機によって縮みや傷みが発生するため利用できません。

また、刺繍入りの衣類やボタンやスパンコールなどの飾りがついた衣類は、飾りがとれたりほつれたりする可能性があります。その他にも、洗濯マークをチェックすると乾燥機を使えない衣類が意外に多いことに気付きます。

洗剤や干し方を工夫しても効果がないときの対策

部屋干し専用の洗剤を使用したり、干し方を工夫したりしても洗濯ものから嫌な臭いがすることがあります。特殊な方法でしか落ちない汚れもあるため、普通の方法では臭いを改善できない場合もあります。そんなときはどのような方法で臭いを取ればいいのでしょうか。

除菌スプレーや消臭スプレーを使う

色々な部屋干し対策をしても洗濯ものに臭いが残っていると感じることがあります。臭いの感じ方は人それぞれのため、洗濯ものそのものの臭いではなく洗濯ものの周囲にある洗濯機や部屋の臭いと混ざって洗濯物が臭いと感じている場合もあります。そんなときは除菌スプレーや消臭スプレーを利用して、臭いが消えるかどうか試してみましょう。

消臭剤は一時的に臭いを緩和するタイプと臭いの原因となっている雑菌に直接アプローチする2つのタイプがあるため状況に応じて使い分けることがです。

高温のアイロンで殺菌

アイロンが使用できる衣類には、高温のアイロンをあてれば臭いの原因菌を減らすことができます。むらなく高温のアイロンをあてる手間と、低温しか使用できない生地には使えないことがデメリットです。また、生乾きの衣類にすべて高温のアイロンをあてるには手間や時間がかかります。忙しい人やこなさなければならない家事が多い人にはできません。

蒸気消毒を行なう

部屋干しした洗濯ものの臭いが気になるとき、スチームアイロンの蒸気を利用して消毒をする方法があります。高温の蒸気にさらされた臭いの原因菌が死滅することで臭いを軽減させる効果が期待できます。

スチームアイロンは高温になるため、アイロンを傾けた際の水垂れなどで火傷しないように注意しましょう。蒸気は臭いをとるだけでなく衣類のシワを伸ばしやすくする効果も期待できます。

洗濯ものを煮る

作業着や体育着のような汗をかきやすい特定の衣類に限って、部屋干ししたときに生乾きの臭いがする場合があります。そんなときは、大きな鍋に気になる衣類とたっぷりの水と洗濯洗剤を入れて煮込みましょう。洗濯洗剤の多くはアルカリ性であるためアルミの鍋を使用すると変色や事故につながるためステンレス製やホーロー製の鍋を使用します。

部屋干ししたときの臭いの原因となる菌は高温の状態では死滅します。臭いが気になるときは煮込む時間は3~5分程度、襟や脇の汗染みを洗浄したい場合は10~20分程度煮込むと効果的です。高温で煮た後は手で触れる温度になるまで冷ましてから洗濯機ですすぎと脱水を行ないましょう。熱い状態のまま洗濯機に入れると洗濯機が破損する恐れがあります。

熱湯に浸す

部屋干し用洗剤を使用して汚れを除去した後、熱湯に浸すだけでも生乾きの臭いを除去できます。シーツや毛布のような大きすぎて煮沸消毒ができない布類は、シンクや浴槽を利用して熱湯消毒を行なうといいでしょう。臭いの原因となっている菌を殺菌すれば臭いはなくなります。

大きな布類に熱湯を使用するときは自分が火傷しないように注意することが重要です。布を均一な厚みになるように折りたたんで、上からまんべんなく熱湯を注ぎます。その後、手にとれるくらいの温度まで下がるのを待ち、脱水して干せば臭いがなくなります。部屋干しの臭いが気になるとき以外にも布巾や雑巾のような雑菌が繁殖しやすい布類の殺菌に効果的な方法です。

除菌グッズと一緒に洗う

洗濯ものと一緒に洗濯機に入れて洗うことで洗濯ものや洗濯槽を除菌できるグッズがあります。ヘアキャッチャーのように洗濯の時に洗濯機に入れるだけなので簡単です。ネットの中に除菌剤や消臭ビーズなどが入っているため、一緒に洗っても洗濯ものや洗濯槽を傷めることがありません。乾燥機には使用できないタイプが多いため、乾燥機を使用するときは注意しましょう。

菌の量が少なければ除菌グッズのみでも消臭効果があると考えられます。部屋干しのときに感じる生乾きの臭いが軽度であれば単体でも十分な効果を発揮しそうですが、予防的な意味合いで使用し部屋干し用洗剤と併用することをします。

除菌グッズやスプレー

除菌グッズやスプレーの効果的な使用法

除菌グッズや除菌スプレーは使用法を守って使うことが大事です。たとえば、除菌効果が高いスプレーであっても、2~3回軽く吹き付けただけでは十分な効果は期待できません。菌を除去するには、軽く湿るくらいたっぷりと噴射しなければならないことがほとんどです。衣類の範囲に合わせて10~15回は噴射しましょう。

HYGIA 除菌・消臭スプレー

HYGIA 除菌・消臭スプレーは抗菌・抗カビ・ウイルス除去ができるスプレーです。HYGIA 除菌・消臭スプレーはカビの増殖を防ぎ、約99%のウイルスや菌を除菌できます。部屋干しの臭い防止以外にも、風邪が流行する季節に幅広く使えます。

その他の消臭スプレーにも言えることですが、生乾きの臭いが気になり出してから使うだけでなく臭いを防止する目的で日頃から使用することがです。同じメーカーから販売されている部屋干しと合わせて使いたい消臭スプレーです。

リセッシュ除菌EXシリーズ

リセッシュ除菌EXシリーズは衣類の臭いの原因となる原因菌を除菌する効果が期待できます。繊維にスムーズに除菌成分が浸透するため効果的に繊維の奥に染み込んだ臭いを除去できます。部屋干しによって生じる臭いは雑菌が原因であるため、生乾きの洗濯ものにも効果があると考えられます。

リセッシュ除菌EXシリーズはスプレーする量が足りないと十分な除菌力を発揮できません。布の表面が湿るくらいたっぷりと噴射しましょう。除菌スプレーは人によっては香りがきついと感じる場合があります。整髪料やオーデコロンなどの臭いと混ざって不快にならないよう、部屋干しの臭いを軽減する目的で使用する場合は無香料タイプの使用がです。

部屋干し臭は洗濯機や乾燥機が原因である場合も

どんなことをしても部屋干しのときに臭う場合は、洗濯機や乾燥機の汚れをチェックしましょう。洗濯機は洗剤を入れて使用するからいつでも綺麗と誤解している人は要注意です。洗濯槽の内部に発生したカビが臭いの原因である場合もあります。洗濯ものの臭いを防ぐ洗濯機の清掃方法をご紹介します。

洗濯槽は洗濯機のどの部分?

洗濯槽は洗濯機本体の洗濯を行なうために水をためる部分のことです。洗濯ものを洗ったり脱水を行なうメインの部分となります。どれくらい水が入るかは洗濯機のメーカーや種類によって違います。水を使用する都合上、洗濯機本体やその周囲にはどうしても湿気がたまりやすくなります。

洗濯槽に余計なゴミや汚れがあると、そこからカビが繁殖しやすくなってしまうことが特徴です。

長期間洗濯槽を清掃していない場合は要注意

洗濯機は洗剤の残りカスや湿気によって汚れやカビが発生しやすい場所です。洗濯ものの泥汚れや垢、洗濯槽に残った洗剤の成分などが洗濯槽の内部で古くなると不潔な環境を招きやすく臭いやカビの原因となります。洗濯槽のカビは洗濯に使用する洗剤では完璧に洗浄できません。放置しておいても自然になくなることはなく増加していく傾向があるため、定期的に清掃して除去しましょう。

新品の洗濯機であっても3~4ヶ月使用し続ければある程度のカビや汚れがたまってきます。そのため、できれば2~3ヶ月に1回、少なくとも半年に1回は洗濯槽のクリーニングを行ないましょう。

洗濯槽は部屋にカビを発生させる原因にも

洗濯槽に発生したカビを放置していると、部屋干しの臭い以外にも大きな弊害が生まれます。カビの菌が付着した洗濯物を部屋干しすれば、カビの菌を部屋中にばらまくことになります。お気に入りの家具にカビが発生する、あるいは部屋の天井や壁紙にカビが生える原因になることもあります。

臭いが発生するだけでなく、小さい子供やペットがいる家ではカビが深刻な健康被害を及ぼす可能性がゼロではありません。カビは喘息、アレルギー、皮膚疾患などの原因のひとつだと考えられます。たかが洗濯槽の汚れと考えずに定期的に清掃しましょう。

洗濯槽を徹底的に清掃しよう

洗濯槽は目につきにくい部分です。そのため、掃除が行き届かない部分だといえます。引越しの時くらいしか洗濯槽の清掃をしないという人は珍しくありません。洗濯槽を清掃し慣れていない人のために、洗濯槽の汚れやカビを除去する方法をご紹介します。

お湯を使うと汚れを溶かしやすい

洗濯槽の汚れは洗濯ものに付着してきた皮脂汚れや知らないうちに付着している食べこぼしである場合が多いです。洗濯槽にゴミが付着していると汚れをエサにしてカビが増えやすくなります。洗濯槽内はカビの繁殖に都合がいい湿度を維持しやすいため、適度に清掃をしてカビが繁殖しにくい環境を作ることが大事です。

洗濯槽は環境的にどうしてもカビが発生しやすい場所です。基本的には洗濯機の取扱説明書の通りに清掃することがですが、水を使用するよりも40度程度のお湯を使用する方が汚れを浮かせやすいため掃除しやすくなります。

工業用の重曹を使って汚れを浮かす

重曹はクッキーやケーキなどをふくらませる食品用の他、スキンケアに利用できる薬品用もあります。どちらの重曹も水分と混ざりやすいように粒子が細かいことが特徴です。

重曹はお菓子をふくらませるだけでなく、皮脂汚れを浮かす効果があります。そのため、お風呂場や洗濯槽の洗浄に利用できます。洗濯槽だけでなく、様々な清掃に用いられることが多いことが特徴です。

洗濯槽の清掃に使用する場合は、粒子が細かいタイプでは汚れを十分に浮かせられないことがあるため、粒子が荒い工業用の重曹を使いましょう。

洗濯槽クリーナーで除菌

多くの洗剤メーカーで洗濯槽クリーナーが開発販売されています。たとえば、やアリエールなどの有名洗剤ブランドのシリーズに洗濯槽クリーナーがあります。使用頻度や使用方法を守って使用することで効果的に洗濯槽を洗浄できます。

洗濯槽クリーナーの成分は大きく分けて塩素系と酸素系があります。塩素系は黒カビを除去する力が強いことが特徴です。一方、酸素系はこびりついた汚れを浮かせ安く環境にもやさしい特徴があります。

汚れを落とすだけでなく除菌できるタイプの洗濯槽クリーナーを利用すると、汚れが付きにくくカビが繁殖しづらいため清掃頻度を減らすことができます。洗浄効果を高めるには、使用している部屋干し専用洗剤と同じシリーズの洗濯槽クリーナーを使いましょう。

ゴミ取りネットや洗剤投入口も忘れずに

洗濯機を清掃する際は洗濯槽だけでなくゴミ取りネットや洗剤投入口も忘れずに清掃しましょう。洗濯槽と同じく湿気がたまってカビが生えやすい部分です。とくに、ゴミ取りネットは毎日こまめにゴミを取り除くことが大事です。ネットからゴミがあふれるまで放置すると、洗濯ものにゴミが付着したり洗濯槽が汚れる原因になります。

後でまとめて掃除しようとすると忘れやすい部分のため、日頃の洗濯前にさっと掃除することがです。細かい部分は古くなった歯ブラシを利用して入り組んだ部分の汚れもきれいにしましょう。

洗濯方法を見直して部屋干しの臭いを防ごう

部屋干しした洗濯ものの生乾き臭を防ぐ方法は「洗濯ものに菌を残さない」「速やかに乾燥させる」「洗濯槽を清掃する」ことが大きなポイントです。やむを得ない事情で部屋干しをする場合以外は、外干しをしましょう。太陽光は洗濯ものを乾燥させるだけでなく紫外線によって雑菌を殺菌する作用もあります。

部屋干しの臭いに悩んでいる人は、部屋干し用洗剤を使用するだけで臭いを軽減できる場合があります。多種多様な洗濯用洗剤があふれているためついコスパで選んでしまいがちですが、洗濯をし直すことを考えれば用途によって洗剤を選ぶ方が結果的に費用を抑えることにつながります。部屋干しで生乾きの臭いが発生しない方法で洗濯を行なって、清潔感あふれる衣類を手にしましょう。

初回公開日:2017年10月02日

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