Search

検索したいワードを入力してください

2019年06月14日

洗濯物の生乾きの臭いの原因・生乾きの臭いを防ぐ14の方法

生乾きの洗濯物から臭ってくるイヤなニオイに悩んでいませんか。部屋干しでは洗濯物が生乾きになりがちで、そのニオイの原因は主に雑菌です。この記事では生乾きの臭いの原因や、洗濯物に潜む雑菌とイヤな生乾き臭の対処法を紹介します。

洗濯物の生乾きの臭いの原因・生乾きの臭いを防ぐ14の方法

生乾きの洗濯物の臭いの原因

部屋干しの洗濯物から漂ってくるあのイヤな臭いの原因は何でしょうか。部屋干しの洗濯物が臭うのは、なかなか乾ききらずに生乾きの状態になってしまうからなのですが、生乾きの状態だとなぜ臭いが出るのでしょう。

主な原因は雑菌であることはご存知の方も多いでしょう。でも雑菌の繁殖力や特性、潜んでいる場所などをもっと詳しく知っておくと、有効な臭い対策が立てられます。生乾きの洗濯物の臭いの原因を探ってみましょう。

原因1:雑菌

生乾きの洗濯物のイヤな臭いの原因はモラクセラ菌です。モラクセラ菌自体はほとんど人体には無害で、どこにでもいる常在菌です。菌そのものには臭いはほとんどなく、主に繁殖時に出す排泄物がイヤな臭いの原因です。

モラクセラ菌は水分や皮脂を栄養にして繁殖するので、濡れた洗濯物や洗濯前の汗のしみた衣類は菌の温床になってしまいます。紫外線や乾燥に強いのですが、高温、熱には弱い菌です。

原因2:洗濯槽のカビ・汚れ

洗濯槽についている汚れやカビが臭いの原因になっていることがあります。肝心の洗濯機の中に臭いの原因があると、いくら洗っても菌が付着してしまいます。

洗濯槽は一見キレイに見えても、洗濯槽の裏側や排水経路に黒カビが発生していることが多いです。残った洗剤が汚れとなって残ってしまっている場合もあります。洗濯をするたびに雑菌が衣類に付着し、生乾き臭の原因になります。

原因3:残り湯の雑菌

節水のためにお風呂の残り湯を洗濯に利用する場合も注意が必要です。前日のお風呂の残り湯には雑菌が多いので、洗濯中に衣類に付着した雑菌がそのまま残るとさらに繁殖して臭いを発生させてしまいます。

お風呂にカビが生えてる場合には、洗濯物にもカビ胞子が付着する恐れもあります。残り湯を使用する場合は、お風呂の掃除もこまめに行ってカビを放置しないことも大切です。

原因4:洗濯物に残った汚れ

シャツの襟まわりの皮脂汚れや、食べこぼしのシミなど、通常の洗濯では落としきれなかった汚れが洗濯物に残ってしまうこともあります。落としきれなかった汚れが菌のエサになり、より繁殖を促してしまうこともあるでしょう。

部屋干しの場合は乾くまでに時間がかかり、生乾きの状態になるので雑菌の繁殖が進みやすく臭いの発生原因となります。

原因5:洗剤の入れすぎ

洗剤はたくさん入れたからといって洗浄力が増すということはありません。適量を守って使うべきなのですが、入れすぎた洗剤が衣類に残っていると菌のエサになってしまいます。洗剤の入れすぎで洗濯槽にも洗剤が残り、そこから雑菌が繁殖することもあります。

最近の洗剤は芳香性が高いものも多く、入れすぎると強い香りが残ってかえって臭いと感じることもあり得ます。

洗濯物の生乾きの臭いを防ぐ方法

どうしても部屋干ししかできない季節などに、生乾きの洗濯物の臭いを防ぐにはどうすればよいでしょう。使う洗剤を変えたり、干し方を工夫することでも生乾きのイヤな臭いを防ぐことが可能です。

臭いの原因をふまえて、14通りの方法をご紹介します。

方法1:酸素系漂白剤を使う

臭いの原因である雑菌を除菌するには、洗濯時に酸素系漂白剤を併用するのがおすすめです。塩素系漂白剤も強力な殺菌力がありますが、白いものにしか使えませんので注意しましょう。酸素系漂白剤なら色柄物にも安心して使えます。

使い方は簡単で、洗濯の最初に洗剤と一緒に投入するだけです。臭いや汚れのひどい衣類は、漂白剤で30分程度つけ置きしてから他の洗濯物と一緒に洗うとよいでしょう。

方法2:部屋干し用洗剤を使う

最近では、部屋干し用の洗剤も販売されています。含有成分に酸素系漂白剤があり、殺菌力を高めているのが特徴です。

部屋干しする機会の方が多い場合は、部屋干し用洗剤に変えるのも有効な方法です。部屋干し特有の生乾き臭を抑える目的で開発されていますので、漂白剤と併用する前にこちらを試してみるのもよいでしょう。

方法3:残り湯をすすぎに使わない

お風呂の残り湯を洗濯に利用する場合は、すすぎには使わないようにしましょう。お風呂の残り湯には雑菌が多く含まれているので、洗いに使うのは問題ありませんが仕上げのすすぎに使うと衣類に雑菌が残って生乾き臭の原因になります。

せっかく節水のために残りを利用しているのに、生乾きの臭いがひどくて洗い直すという羽目にならないように気をつけましょう。

方法4:重曹を使う

漂白剤の代わりに重曹を使うのもおすすめです。重曹は万一口に入っても安全な物質であり、最近では100円ショップでも手軽に手に入るので、普段使いにはもってこいです。

重曹には消臭効果があり、皮脂汚れを落ちやすくするはたらきもあるので、生乾きの洗濯物の臭いを防ぐことができます。

方法5:消臭スプレーを使う

効果は一時的ですが、衣類から漂う臭いをただちになんとかしたいという場合は消臭スプレーが効果的です。消臭スプレーでは臭いの原因菌を殺菌除去するまでの効果はないので、一時的な対策として利用しましょう。

シルクなどのデリケートな素材には使えない場合もあるので、使用の際には注意が必要です。生乾きの状態や汚れたままの衣類にスプレーすると、輪ジミになる可能性もありますので使用する際は目立たないとことで試すなどして、注意してください。

方法6:脱水後すぐに洗濯物を干す

濡れたままの洗濯物を放置すると、水分をエサにして雑菌がどんどん繁殖してしまいます。うっかり脱水後に洗濯機の中にいれたまま数時間放置された洗濯物は、雑菌の温床です。

洗濯が終わったら、時間を置かずにすぐに干してしまいましょう。洗濯機のタイマーを使う場合は、終了時刻に気をつけて設定するように工夫しましょう。

長時間濡れたまま放置した洗濯物には、生乾きの洗濯物よりひどい臭いが染みついてしまいます。

方法7:干し方を工夫する

洗濯物を干すときの、干し方でも臭いを予防することができます。衣類同士をなるべく離して間隔をあけ、風通しがよくなるように干します。

シャツなどの大きいものと靴下などの小さいものを交互に干すなど、風の通り道を作るように干すようにします。できるだけ衣類の表面積が空気に触れるように工夫して干すとよいでしょう。ハンガーは少々太めのものを利用すると、衣類の内側にもスキマができて風が通りやすくなります。

風通しが良ければ湿気も飛びやすく、生乾きの状態を改善できます。

方法8:風を当てて早く乾かす

水分が好きな雑菌の繁殖を抑えるためには、できるだけ早く洗濯物から湿気を除き乾かすことが大切です。なるべく風通しのよい場所に干せるとよいのですが、部屋干しでは難しい場合も多いでしょう。

室内で干すときは、扇風機を使って風をあてるのがおすすめです。湿気を飛ばして生乾きになることを防げば、臭いの原因菌の繁殖を抑えることができます。エアコンの送風で空気を循環させてもよいでしょう。

方法9:乾燥機を使う

乾燥機付きの洗濯機を使用している場合は、乾燥機を有効に活用しましょう。モラクセラ菌は熱に弱いので、乾燥器の高温で殺菌することが可能です。

乾燥機は電気代が嵩むので使いにくいと感じる場合は、生乾きくらいの状態までは部屋干しで乾かして、最後の仕上げに乾燥機で一気に乾かすという方法もあります。

方法10:アイロンを使う

部屋干しでは、天日干しのときのようなカラッとした干しあがりを目指すのは難しいです。生乾きの状態での時間が長いとその分雑菌がより繁殖して臭いがひどくなってしまいます。

ある程度乾いたところでアイロンをかけると、熱で殺菌されるとともに洗濯物が早く乾くので、臭い対策には効果的です。シャツなどは完全に乾いてからアイロンを当てるよりも生乾きの状態で当てるほうがシワが伸びてピシっと仕上がるという効果もあります。

方法11:洗濯機を除菌する

どんなに洗い方や干し方を工夫しても、洗濯槽が雑菌だらけだと工夫の甲斐がありません。洗濯槽の掃除は定期的に行うことをおすすめします。

洗濯槽専用のクリーナーは、ドラッグストアなどで手軽に手に入ります。使い方は、洗濯槽いっぱいに水をためて、クリーナーを投入してから2、3分回転させた後、数時間つけ置いてから脱水しすすぐ、という行程が一般的です。

洗濯槽や排水経路にはどうしても汚れが溜まりますので、定期的にカビや汚れを取り除くことが大切です。

方法12:洗濯物は通気性の良いカゴに入れる

洗濯前の衣類をカゴなどにまとめておいておく場合、なるべく通気性のよいカゴを使うようにしましょう。使用後の湿ったタオルや、汗のしみた衣類は、その湿気を求める雑菌のかっこうのエサ場になっています。

洗濯前に繁殖する雑菌もなるべく最小限に抑えたほうがよいので、洗濯物を集めておく入れ物は通気性がよいものを選びましょう。何日も放置せずなるべくこまめに洗濯するほうがベターです。

方法13:洗濯機に衣類を詰め込みすぎない

洗濯する際、一回に洗濯する衣類の量にも気をつけましょう。あまりたくさんの衣類を詰め込み過ぎると、洗濯物が回らず汚れがきちんと落ちないことがあります。さらに洗剤が溶け残ったりすすぎきれずに衣類に洗剤が残ることもあり得ます。

衣類に残った汚れや洗剤は雑菌のエサにもなり、繁殖を促して生乾き臭の原因になってしまいます。洗濯機は、その容量に適した衣類の量で稼働するようにしましょう。洗濯機の大きさのおよそ7割までが洗濯物の量の上限だといわれています。

方法14:洗濯機に洗濯物を溜めない

洗濯機に直接洗濯物をためて、いっぱいになったら洗濯するという方法をとっている方もいらっしゃるでしょう。一人暮らしだったり、ユーティリティが狭いなど、さまざまな事情があることでしょう。

しかし洗濯機のような密閉空間に湿った洗濯物を入れたままにしておくと、特に夏場など気温の高い時期は、洗濯機が雑菌の繁殖装置と化してしまいます。通常の洗濯では雑菌を落としきれない恐れもあるうえ、洗濯槽の汚れも溜まりやすくなります。

洗濯物を洗濯機に直接溜め込まないように工夫しましょう。

洗濯物の生乾きが臭うときにおすすめのアイテム

諸事情により部屋干ししかできない、生乾きの臭いを取り除きたい場合に、おすすめのアイテムを紹介します。

ライオン部屋干トップ粉末除菌EXは、部屋干し対策洗剤でトップクラスの人気を誇る商品です。雑菌だけでなくウイルスまで除去しする優れものです。部屋干しの生乾き臭に効果的なダブル分解酵素、消臭成分が配合されていて、タオルなどの臭い戻りも防止してくれます。

タオルの生乾きの臭いをとる方法

キレイに洗ったはずの乾いたタオルから、生乾きのときのようなイヤな臭いがしてくることがありませんか。モラクセラ菌は乾燥に強いので、タオルに残っていると再び湿気を帯びたときに繁殖して臭いが戻ってくることがあります。

お風呂上りに使おうとしたタオルが、体を拭いたとたんに臭ってくるとガッカリです。いわゆるニオイ戻りを起こさないように、徹底的にタオルの臭いを取る方法をお伝えします。

方法1:煮沸消毒する

熱で雑菌を殺菌する方法です。ハンドタオルやフェイスタオルなどは家庭の鍋で煮沸消毒してみましょう。

鍋に水を入れて沸騰させ、そこに静かにタオルを入れます。ときどき箸やトングなどでタオルを動かしながら約15分程度煮沸します。最後に洗濯機で通常通り洗濯しましょう。

熱湯は生地を傷める可能性もありますので、煮沸消毒する際は注意してください。

方法2:熱湯消毒する

バスタオルの場合は鍋で煮沸するには大きすぎるので、熱湯消毒がおすすめです。バスタブや熱に強い素材の大きめのバケツなどがあれば利用するとよいでしょう。

モラクセラ菌の場合は、実は42℃くらいのお湯でも殺菌可能です。50℃くらいのちょっと熱めのお湯を張ってその中にタオルを漬けて、約15分程度置きます。その後は、軽く絞ってから通常通りに洗濯機で洗ってください。

方法3:漂白剤を使う

煮沸消毒や熱湯消毒より手軽にできるのは、漂白剤による殺菌です。漂白剤をとかしたお湯に30分から2時間つけ置きして、そのあと漂白剤ごと洗濯機に入れて通常通りに洗濯します。

このとき、40℃から50℃のお湯を使うと洗浄力が高まります。ただし、生地を傷める可能性もありますので注意が必要です。つけ置き時間は長くても2時間、それ以上は効果もありませんし生地を傷めるので長時間の放置は禁物です。

方法4:乾燥機・アイロンをかける

殺菌するには、乾燥機やアイロンで高熱を加えるのも有効です。洗濯直後のタオルを乾燥機をつかってしっかりと乾かします。生地の傷みが心配な場合は、低温で10分くらい乾燥させてから干すと、乾くまでの時間が短縮されます。

アイロンの場合も、洗濯直後の濡れたタオルに直接アイロンを当てます。完全に乾かす必要はなく、ある程度乾いたら風通しのよい場所で完全に乾燥させてください。

洗濯物の生乾き臭から解放されよう

生乾きの洗濯物から漂う不快な臭いは本当にイヤなもの。せっかく洗ったのにイヤな臭いがしたり、干している部屋にイヤな臭いが充満すると気分も滅入ってしまいます。

普段の洗濯に漂白剤や重曹をプラスしたり、こまめに洗濯をする、洗濯槽を掃除するなどの工夫でモラクセラ菌が醸し出す悪臭を防ぐことができます。洗濯物の生乾き臭やゆううつな気分から解放されるために、今回紹介した方法がお役に立てば幸いです。

正しい洗濯方法を再確認してみて

生乾きの臭いの悩みはふだんの洗濯の仕方が原因になっている可能性も考えられます。臭い以外にも洗濯には意外なコツがあります。

この機会に正しい洗濯方法も確認してみましょう。

Related