漂白剤の使い方|種類・用途別の使い方・効果を上げる使い方
更新日:2025年03月05日

洗濯機で衣服の漂白を行うだけでは、洗濯機の除菌まではできませんが、酸素系粉末漂白剤で洗濯機の除菌ができます。
使い方は簡単です。40℃以上のお湯に酸素系粉末漂白剤を溶かし、洗濯機を回します。衣服が入っていないお湯だけの状態で10分ほど回し、そのあとしばらく放置します。これで、洗濯槽に付いていたカビや汚れが落とせます。
使い方は簡単です。40℃以上のお湯に酸素系粉末漂白剤を溶かし、洗濯機を回します。衣服が入っていないお湯だけの状態で10分ほど回し、そのあとしばらく放置します。これで、洗濯槽に付いていたカビや汚れが落とせます。
キッチンに適した漂白剤はどれ?
キッチン用品には、一般的に塩素系漂白剤を使用します。食器やふきんだけでなく、食洗機にも使用可能です(詳細は、漂白剤の使用に関する表示を確認する必要があります)。
キッチン用の漂白剤も「使えるもの」「使えないもの」の表示を確認してから使います。キッチン用の漂白剤では「使えないもの」に分けられているものでも、衣料用の漂白剤であれば使えることがあります。
使い方の詳細は、漂白剤に応じて確認する必要がありますが、酸素系漂白剤を40℃のお湯に溶かして使えば、キッチン用品に衣服同様に効果があります。
キッチン用の漂白剤も「使えるもの」「使えないもの」の表示を確認してから使います。キッチン用の漂白剤では「使えないもの」に分けられているものでも、衣料用の漂白剤であれば使えることがあります。
使い方の詳細は、漂白剤に応じて確認する必要がありますが、酸素系漂白剤を40℃のお湯に溶かして使えば、キッチン用品に衣服同様に効果があります。
まな板への使い方
まな板は、つけておくのが難しいものです。それでもまんべんなく漂白・除菌したい場合は、漂白剤の使い方として次ような方法があります。
・漂白湿布
ふきんやキッチンペーパーに漂白剤(希釈したもの)を染み込ませ、まな板に貼りつけて30分程度放置。その後、漂白剤を洗い落とします。
・泡スプレータイプ
スプレータイプの漂白剤をまんべんなく吹き付け、30秒〜2分程度放置。その後、漂白剤を洗い落とします。
・漂白湿布
ふきんやキッチンペーパーに漂白剤(希釈したもの)を染み込ませ、まな板に貼りつけて30分程度放置。その後、漂白剤を洗い落とします。
・泡スプレータイプ
スプレータイプの漂白剤をまんべんなく吹き付け、30秒〜2分程度放置。その後、漂白剤を洗い落とします。
トイレで使用する漂白剤は?
トイレの黄ばみ落としには、塩素系漂白剤を用います。ここでの使い方も漂白湿布が便利です。トイレットペーパーや、流せるタイプのお掃除ペーパーを使って、漂白湿布をします。
黄ばみではなく、尿石の塊などだと、漂白剤では落とすことができません。この場合は、トイレ用洗剤を使うことになりますが、使い方を誤らないように注意が必要です。トイレの漂白剤は塩素系ですが、トイレの洗剤は酸素系です。塩素系と酸素系の洗剤をまぜると有毒ガスが発生します。
トイレ掃除の場合は「漂白剤」と「洗剤」は一緒に使えないと覚えておいた方がよいでしょう。
黄ばみではなく、尿石の塊などだと、漂白剤では落とすことができません。この場合は、トイレ用洗剤を使うことになりますが、使い方を誤らないように注意が必要です。トイレの漂白剤は塩素系ですが、トイレの洗剤は酸素系です。塩素系と酸素系の洗剤をまぜると有毒ガスが発生します。
トイレ掃除の場合は「漂白剤」と「洗剤」は一緒に使えないと覚えておいた方がよいでしょう。
漂白剤の効果を上げる方法はあるの?

実は、漂白剤の漂白効果をさらに上げるような使い方があります。酸素系の漂白剤にアルカリ性成分を加えるのです。酸素系の漂白剤は、アルカリ性が高いほど漂白力が強くなります。
アルカリ性成分を加える使い方としては次のようなものがあります。
・酸素系の液体漂白剤+アンモニア水
・酸素系の液体漂白剤+重曹
・酸素系の液体漂白剤+酸素系の粉末漂白剤
・酸素系の漂白剤+石鹸(アルカリ性)
アンモニア水には臭いがあるので、加える量の調整が必要です。また、アルカリ性成分を加えて、漂白力が強くなるため、漂白剤だけ使用したときには大丈夫だった色柄物も、色落ちしてしまう可能性もあります。
アルカリ性成分を加える使い方としては次のようなものがあります。
・酸素系の液体漂白剤+アンモニア水
・酸素系の液体漂白剤+重曹
・酸素系の液体漂白剤+酸素系の粉末漂白剤
・酸素系の漂白剤+石鹸(アルカリ性)
アンモニア水には臭いがあるので、加える量の調整が必要です。また、アルカリ性成分を加えて、漂白力が強くなるため、漂白剤だけ使用したときには大丈夫だった色柄物も、色落ちしてしまう可能性もあります。
お湯を使うときの注意
本記事の中でも説明したように、酸素系漂白剤は40℃以上のお湯を使わないと効果がありません。しかし、熱湯のような高い温度のお湯を使うと、塩素系の漂白剤の場合は、塩素成分が気化して塩素ガスが発生します。塩素ガスは身体に有害なものです。また、塩素が抜けるので漂白力も落ちます。
60℃以上のお湯を使うのであれば、漂白剤を使わなくても除菌・殺菌ができます。高すぎる温度のお湯の場合は漂白剤を使わず、漂白剤を使うときは40℃〜60℃の温度のお湯を使うようにします。
60℃以上のお湯を使うのであれば、漂白剤を使わなくても除菌・殺菌ができます。高すぎる温度のお湯の場合は漂白剤を使わず、漂白剤を使うときは40℃〜60℃の温度のお湯を使うようにします。
用途に応じた漂白剤をうまく使いこなしましょう

本記事で解説したように、漂白剤はその種類や使い方によって、漂白力の強いものや、色柄にも使用可能なものがあります。漂白・除菌したいものにあわせ、漂白剤を変えたり、使い方を変えられるようになれば、大変便利なものです。
漂白剤の種類と適用できるものを理解し、生活の中のいろいろな状況に合った漂白剤を使いこなしてみましょう。
漂白剤の種類と適用できるものを理解し、生活の中のいろいろな状況に合った漂白剤を使いこなしてみましょう。
初回公開日:2017年09月13日
記載されている内容は2017年09月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。