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接着芯の使い方|手芸/洋裁/アイロン/刺繍/初心者など

更新日:2025年03月05日

手芸や洋裁に欠かせない接着芯ですが、表にあらわれない為、軽視されやすいアイテムです。接着芯の使い方によって、その仕上がりに大きな差が出てしまいます。せっかく作った作品が台無しにならない為にも、正しい使い方を知って素敵な作品に仕上げましょう。

手芸や洋裁に欠かせない接着芯ですが、表にあらわれない為、軽視されやすいアイテムです。接着芯の使い方によって、その仕上がりに大きな差が出てしまいます。せっかく作った作品が台無しにならない為にも、正しい使い方を知って素敵な作品に仕上げましょう。
ハンドメイドには作り手の心がこもっていて、工場で大量生産されたものにはないオンリーワンの価値があります。人は一点ものという言葉に弱いものです。他と一緒のものにない「希少価値」に魅力を感じてしまうからなのでしょう。

さらに、手間と暇をかけた分、その作品から手のぬくもりや気持ちが伝わってきます。そのような付加価値も付け加えられ、不動のを集めているのでしょう。

ハンドメイド用品も挙げればきりがありませんが、手芸で一般的に作られているものを具体的に取り上げて接着芯の使い方を説明していきましょう。使い方次第で見た目にも美しく丈夫に仕上がります。

バッグ

入園や入学シーズンで通学カバンなどを手作りされる人も多いでしょう。バッグはハンドメイドの入り口です。裁断も縫製も直線が多いので、比較的簡単に作ることができます。バッグを作る際に重要なことは、生地に張りをもたせてしっかりしたものに仕上げることです。

そのためには、芯地は硬くて張りのあるものを選ぶと良いでしょう。使い方は、表地となる生地の裏面全体に接着芯を貼り付けます。接着芯は布の大きさより若干大きめに裁断します。

ニット

普通の生地に慣れた人は、ニット生地に挑戦してみるのも良いでしょう。ニット生地にはニット用の接着芯を使用します。ニット用接着芯は伸縮性があるので、ニット生地そのものの機能を損なうことなく、美しく仕上げることができます。ニット生地は伸びやすく縫いにくい特性がありますが、接着芯を裏側に貼り付て伸びにくくすることで大変縫いやすくなります。

また、ニット用接着芯は伸び止めとしての使い方もあります。Tシャツやトレーナーなどの肩部分に、テープ状にカットしたものを伸び止めとして使用します。

刺繍にも接着芯?

刺繍と接着芯の取り合わせは、あまりピンとこない人もいるでしょう。しかし、実は刺繍にも美しく仕上げるための接着芯の使い方があります。刺繍は同じような場所を何度も針で刺して縫うため、次第に糸が引っ張られて布にシワがよってしまいます。

そこで、刺繍する部分の裏面に接着芯を貼ります。そうすることで布に張りがでて刺繍しやすくなります。また刺繍した部分がしっかりして耐久性も上がります。ハンカチやTシャツなど、ワンポイントあるだけで一段とおしゃれになります。

キルト

これまでにさまざまな種類の接着芯を紹介してきましたが、最後にキルト芯について説明します。キルト芯とはふわふわした綿の層で、キルト面とも呼ばれています。厚手や薄手、両面接着、片面接着などいろいろな種類があります。

生地に貼り付ける事でふっくらした厚みを持たせる役割があります。キルト芯の使い方は、接着面を上にしてアイロン台に乗せ、生地を重ねます。上から押さえるように生地側からアイロンをかけて接着します。

キルト芯によっては、アイロンの熱で縮むものもあるので、貼る前に小さくカットして試し張りすることをします。キルト芯はその名の通りキルトに使われることが一般的ですが、バッグを作るときにもよく使われます。

接着芯の使い方をマスターして手作りしよう

今回は、接着芯の役割や使い方について紹介してきました。華やかな表布の裏側で、重要な役割を果たしている接着芯は影の立役者と言っても過言ではありません。適切な使い方をマスターすれば、手芸や洋裁などハンドメイドの世界が広がっていきます。

自分には無理だからと今まで手作りすることに二の足を踏んでいた人や、挫折してしまった人もこれを機に是非トライしてみて下さい。

初回公開日:2017年09月15日

記載されている内容は2017年09月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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