快眠出来る枕の選び方・ためしてガッテンで紹介された選び方
更新日:2020年08月28日
枕のサイズの選び方
幅
枕のサイズの選び方としては、データはあくまでも参考で実際には個人の状況で変わってきます。以下の条件も合わせて考えていくと良いでしょう。
<枕のサイズを決める条件>
①寝る人の身体の大きさを基準にする
②寝返りがどれ位大きいかも考えに入れる
③枕を使う目的
例えば、中型の体型で寝返りが大きい人なら50×70cm以上のサイズがです。
幅:①寝る人の身体の大きさを基準にする
自分や家族に合った枕の選び方として、身体の大きさからサイズを選びます。以下の表は、体型別に最適な枕のサイズです。選び方の参考にしてください。
枕のサイズ | 向いている人 |
---|---|
35×50cm | 小柄な人 |
43×63cm | 中柄な人 |
50×70cm | 大柄の人 |
60×63cm | 多様な使い方を考えている人 |
80×80cm | 多様な使い方を考えている人 |
43×100cm | 枕をパートナーと共有したい人 |
幅:②寝返りがどれ位大きいかも考えに入れる
体型から、最適なサイズを見てすぐに購入するのではなく、寝返りがどれ位大きいのかも忘れてはいけないポイントです。例えば、自分が中型の体型だから43×63cmの枕にしようと安易に決めるのではなく、寝返りが大きいタイプであれば左右に動いても頭が落ちない50×70cm以上の枕を選びましょう。
寝返りは、身体の同じ部分に圧力がかかり続けないよう、負担を減らして血液の流れを良くするはたらきがあります。また、寝具に風を通すことにつながり、蒸れを防ぎます。そして、向き癖や利き手利き足など、身体の癖で知らないうちにできている歪みを正します。快眠のための枕の選び方には、寝返りも考えに入れることが大切です。
幅:③枕を使う目的
幅からの選び方として、必要な条件は枕を使う目的です。例えば、「ゆったりとリラックスしたい」「パートナーと一緒に眠りたい」という場合は、定番サイズでは足りない可能性があります。いろいろな使い方を楽しむ選び方としては、60×63cm、80×80cmサイズの枕がです。
抱き枕として、ソファに置いてインテリアとして楽しんだり、本を読むときにベッド上での腰あてとして使ったり、使い勝手が広がります。
パートナーと一緒に眠るときは、43×100cmのロングサイズが良いでしょう。2人使用だけでなく、1人でベッドの端から端までゴロゴロしたい場合にも使うことができます。
素材別枕の選び方
高反発
高反発は、弾力の強いラテックス素材が使われています。低反発と違って、ゆっくり沈みこむのではなく反発力がありますが、弾力性もあるため頭と首を安定して支えてくれます。低反発は、沈み込んで頭を包むイメージですが、高反発は柔らかく支える枕です。
低反発と比べて、夏と冬の気温差があっても同じ硬さを維持できます。季節によって、枕の高さが変わることがないのがメリットです。
寝返りは、快適な睡眠には欠かせませんが弾力性があることで自然に寝返りを打つことができます。寝返りを思うように打てることで、肩の筋肉を休めることができ、肩こりが気になる人にもです。
高反発:種類
高反発枕の素材の選び方として、種類が大きく分けて3つあります。1つめは、ウレタン素材やポリエチレン繊維で高い反発力を持っています。2つめは、枕の中に金属製のスプリングを付けたポケットコイル式のタイプです。3つめは、ラテックス素材で強い弾力を持ち、形が復元される力があり高い反発力が特徴です。
高反発枕の選び方としては、寝心地と柔らかさを求める場合、ラテックス素材がです。
高反発:首の隙間を埋められるか
枕でしっかり支えるには、約6kgある頭の重みを適切に分散させることが大切になります。そのためには、後頭部と首の隙間を埋められるかというのがポイントです。選び方として、枕の形・硬さ・弾力性のバランスが取れていれば、隙間を埋めることができます。
頭の重みが上手く分散されないと、後頭部に重みが集まり圧迫感で不快になります。首と肩の筋肉の緊張が続き、首こりや肩こりの原因にならないよう、首がしっかり支えられる枕の選び方が大切です。
高反発:表面の柔らかさ
頭と枕の隙間を埋め、頭の重量を適度に分散させて筋肉をリラックスさせるには、枕の表面に適度な柔らかさが必要です。
柔らかさのある枕の選び方として、ウレタンが何層か重なった構造で1番上に柔らかめのウレタンを使ったものや、ウレタンにカッティングを入れたものをします。高反発ファイバーは、硬めの感触を補うよう、側面の生地が弾力性のある3Dメッシュのものを選ぶと良いです。
このような素材の選び方をすると、頭や首のフィット感が格段にあがるでしょう。
高反発:寝返りがしやすいか
初回公開日:2017年11月22日
記載されている内容は2017年11月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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