快眠出来る枕の選び方・ためしてガッテンで紹介された選び方
更新日:2020年08月28日
一晩中、ずっと同じ姿勢では疲れてしまうので、こまめに姿勢を変える寝返りがとても大切です。寝返りがしやすいか、という視点での選び方も必要となります。
例えば、枕の中央にくぼみがあり両サイドが少し高くなっている、ウレタン素材の高反発枕があります。選び方の注意として、頭を左右に動かしたり、寝返りを自然に打てないなら、上手く姿勢を変えるのが難しくなります。首や肩の筋肉が疲れてしまうため、注意が必要です。
高反発:素材に通気性はあるか
通気性のある素材かというのも、選び方では大事なことで、快適さやメンテナンス性の良さにもつながります。高反発ファイバーのものは通気性が高いので、心配はいらないでしょう。一般的なポリウレタンは、通気性が悪いので汗かきや暑がりの場合は以下のものがです。
・オープンセル構造のウレタン
ウレタンに細かい穴がたくさんある構造のため、通気性が優れています。熱がこもりにくいので蒸れを防ぐことができます。
・表面にカットが施されたウレタン
カット部分から通気されるので、蒸れが少なくなります。
これを満たしていなければ、側生地・枕カバーで補う選び方も考えましょう。
高反発:側生地の素材
枕の側生地は、なかなか気づかないところですが、選び方では大切な要素になります。
高反発ファイバー素材の選び方としては、硬さを補うニットや3Dメッシュ素材がです。ただし、冬にメッシュ素材は寒くなりがちなので他にカバーを使いましょう。ウレタン素材の選び方は、吸汗性のある天然繊維でニットやパイル生地なら蒸れにくいです。
高反発:洗濯性
低反発
低反発の枕には、メリットとデメリットがあります。高反発と低反発の違いや、どちらが良いかを判断するため、以下の表を選び方の参考にご覧ください。
選び方の注意としては、身体の不調によって、低反発が合うもの、合わないものがあります。特徴や感触だけで選ばないことが大切です。
メリット | デメリット |
---|---|
変形してあらゆる頭の形にフィットできる | 汗などの水分に弱く、劣化が早くなる |
頭をしっかりと支えてくれる | 通気性が悪いので夏は暑く感じる |
体圧分散性が高い | 水洗いできないものが多い |
肩こりや首の痛みを解消する | 室温が低いと固くなる |
寝返りが打ちづらい |
低反発:特徴
低反発枕は、手術後の安静が必要な患者のために開発されました。特徴は、反発性が低くウレタン素材で作られています。頭を乗せると、ゆっくり沈み込み頭と首を支えてくれます。頭の重みをしっかり支えてくれるので、姿勢を崩さずリラックスして眠ることができます。
低反発:向いている人
頭に負担がかからないので、疲労回復の効果があります。そのため、低反発の選び方としてアスリートや運動を良くする人に向いており、実際に愛用者も多いです。
頭と首をしっかり支えてくれるので、筋肉がリラックスできます。肩こりや首こりを解消したい人の選び方としても、低反発はです。デスクワークや、重い荷物を運ぶ仕事をしている人に良いでしょう。
また、寝返りを打たなくても熟睡しやすいという特徴があります。腰痛持ち、ケガや障害などで寝返りができない人や、なかなか熟睡できずに悩んでいる人の選び方でもです。
低反発:向いてない人
寝返りを打たなくても、熟睡できるため、寝返りを良く打つ人の選び方として、低反発は向いていないでしょう。寝て起きるまで、寝返りを打たないことになるので、床ずれのある人の選び方には不向きです。素材として、熱がこもりやすいため、汗をかきやすい体質の人の選び方にも向いていないといえます。
そばがら
そばがら:後頭部・首へのフィット性
そばがらの枕は、使っていくに応じてつぶれていくため、購入時はパンパンに詰められていることがあります。硬いそばがらがいっぱいに詰まっていると、後頭部に圧力がかかるため不快に感じることがあります。
そばがら枕の選び方としては、頭の形や体型、お好みに合わせて自分でそばがらの量を調節できたり、移動させたりできる流動性のあるものを選ぶことが大切です。
そばがら:洗濯性
枕は、毎日頭皮に触れており、見た目にはわからなくても、汚れがたまっています。そばがら枕の選び方では、洗えるかというのも大事なポイントです。昔は、洗えないものが一般的でしたが、特殊加工で洗濯できるものが最近出てきました。洗濯して清潔に保つことで、衛生的になり虫がわく予防にもなるでしょう。
初回公開日:2017年11月22日
記載されている内容は2017年11月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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