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底冷え対策・解消方法|フローリング/床/部屋

更新日:2020年08月28日

お部屋やオフィスなど、あたたかくしようとエアコンやヒーターなどをつけてはみたものの、一応、あたたかくはなるものの底冷えは解消されないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。底冷えは、あたためて解消するのではなく、伝わってくる冷たさを断つことによって解消されます

底冷え対策・解消方法|フローリング/床/部屋

底冷え対策・解消法とは?

冬の天気の特徴である放射冷却によって、その名のとおり地面や床などの底が冷えてしまう現象である底冷え。この底冷えによって、体まで冷えてしまうと人間が本来持っている自然治癒力まで低下させてしまいます。こうならないための、冬の底冷え対策や解消法にはどのようなものがあるのでしょうか。

フローリングの底冷え対策は?

最近の住居では、フローリングのお部屋が多いですが、フローリングの床は断熱性が悪いので、床下にたまった冷たい空気とお部屋内部の冷たい空気によって底冷えしやすい素材です。

そんなフローリングの底冷え対策は、上に何かを敷いて断熱効果を生み出すことが一番です。好みのじゅうたんやカーペットなら、お部屋の雰囲気の損ねません。ただ、一つだけ注意していただきたいのが、じゅうたんやカーペットの素材です。底冷え対策として敷くのであれば、ウールでなければなりません。

ウール繊維が作る空気の層によって、断熱効果が生まれ底冷えが解消されます。もし、ポリプロピレンなどの素材であれば、断熱効果はあまり期待できません。

しかし、ウールのじゅうたんやカーペットは、ポリプロピレンなどに比べると価格が高くなります。このような場合には、断熱性にも優れている上に低価格なコルクマットを敷くことをします。

底冷えの原因は床だけじゃない?

底冷えによって冷やされるのが、主に床であるため、床だけが原因だと考えがちですが、底冷えの原因は床だけではなりません。窓のわずかな隙間から入ってくる冷たい空気によっても、底冷えは起こります。

そこで、窓の隙間から冷たい空気が入らないようにカーテンは二重で厚手のものとし、長さは床まで届く長いものにしましょう。他にも、カーテンを買い換えるのではなく、窓に断熱シートを貼り付けることによっても冷たい空気を遮断することができます、片方でも底冷え対策となり解消につながりますが、両方行うとさらなる底冷え対策になります。

部屋

部屋全体が底冷えするという場合は、底冷え対策に手間がかかりそうだと二の足を踏んでいませんか。お部屋全体をあまり手間をかけずにどこ冷え対策する方法もあります。

その底冷え対策は、床とじゅうたんやカーペットにアルミ断熱シートを敷くことです。アルミ断熱シートは、今では100円ショップでも売っている便利グッズです。100円ショップのものより良いものを購入したとしても、1,000円以内で手間もお金も時間もあまりかけずに底冷え対策ができるのでです。

オフィスでの底冷え対策とは?

オフィスでの底冷えは、一緒に働く人もいることから、あまり大がかりな解決策は実行できません。また、人の目もありますので、モコモコに着込むことも難しいのではないでしょうか。

このような場合は、底冷えに対して体の芯からあたためることによって、対策・解消してみてはいかがでしょうか。オフィスでの底冷え対策で一番なのが、飲み物によって体の中からあたためる方法です。

ホット紅茶・ホットウーロン茶・ホットココアは、飲むことによって底冷えが解消されるだけではなく、利尿作用で余分な水分の排出もしてくれます。さらに、その飲み物にショウガをプラスすると効果がさらにアップします。

しかし、オフィスによくある意外な飲み物が、逆に体を中から冷やしてしまうこともあります。その飲み物は、コーヒーや緑茶や麦茶、牛乳や豆乳やジュースなどです。オフィスで底冷えが気になる場合は、体を冷やす飲み物は避けましょう。

布団が底冷えする場合には?

冬本番にもなると、寝るときに布団に入ると底冷えを感じることもあるでしょう。このようなときには、毛布を足しても掛け布団を足しても底冷えは解消されません。

このような場合には、上に何かをかけるのではなく、敷布団の下に対策することをします。まずは、コスパの良い方法として、敷布団の下に発泡スチロールを敷きます。

ホームセンターなどに行けば、色々な大きさの発泡スチロールが売っていますので、お部屋の環境に合わせて、大きいものや小さいものが選べます。他にも、床に断熱シートを敷いた後に、パズルマットを置き、その上に敷布団を敷くと、さらなる断熱効果が得られ、底冷えを解消することができます。

エアコンをかけても底冷えする時は?

エアコンでお部屋はぽかぽかと暖かいのに、足元だけが底冷えするということも多いのではないでしょうか。

この場合の対策として、サーキュレーターを使うと解消されます。サーキュレーターというと、夏のイメージが強いでしょう。しかし、冬にエアコンを使用する際の上に滞っている暖かい空気と底冷えによる下の冷たい空気をかき混ぜ、お部屋をまんべんなく暖かくしてくれることに一役買ってくれます。

マットを敷いているのに底冷えする時は?

フローリングの床では底冷えするからとマットを敷いてみたものの、マットの上でも底冷えを感じるということもあるでしょう。せっかく、底冷え対策でマットを買ったのですから、さらなる底冷え対策には余りお金をかけずに高い効果を得たいと考えるでしょう。

このような方になのが、コスパ抜群のコルクマットです。コルクは、内部に気泡と呼ばれる空気を多く含んでいるため、熱伝導率が低くなっています。このため、冷たい床とマットの間にコルクマットを敷くとマットに冷たさが伝わりにくくなり、底冷えも解消されます。

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初回公開日:2018年01月22日

記載されている内容は2018年01月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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