コーヒー豆の名前の種類一覧と味の特徴｜エスプレッソ/カプチーノ
更新日：2020年08月28日
おそらく一番イメージしやすいコーヒーメーカーの種類はドリップ式のものでしょう。粉状態に挽いたコーヒーをコーヒーメーカーにセットして、水タンクに水を補充してスイッチを入れるだけでお湯が沸かされてあたたかいコーヒーがドリップされます。
ミル付きの種類の場合、豆を挽いてくれる部分も付いており、そうすると豆の状態でコーヒーを買ってきて自宅で挽きたてのを楽しめます。ミルなしの種類の場合、粉状態に挽いたのを買ってくるか、コーヒー専門店で挽いてもらうか、別々にコーヒーミルを買うことになります。
ミルなしタイプの値段は2000円くらいから8000円くらいまでとサイズや機能によってさまざまです。ミル付きタイプは一般的に10000円くらいから20000円くらいまでです。ミル付きタイプは少し高いですが、最近販売されている製品の中には全自動の種類もあります。
全自動の種類は豆を投入してタンクに水を補給してスイッチを押すだけであとは全てコーヒーをドリップしてくれます。また、紙フィルターではなくメッシュフィルターを用いる種類であれば毎回フィルターをセットする必要も無く、抽出前の水を使ってミルの洗浄までしてくれます。
カプセル式コーヒーメーカー
従来のドリップ式コーヒーメーカーに対して、最近流行してきているのは、カプセルを用いる種類のコーヒーメーカーです。カプセル式のコーヒーメーカーは、コーヒー豆をコーヒーメーカーにセットする代わりに専用のカプセルとタンクに水をセットし、そのカプセルからコーヒーが抽出される仕組みとなっています。
代表的なものはネスレの「ネスプレッソ」や「ドルチェグスト」です。カプセルを用いることにより粉末の汚れの心配もなく、片付けの手間が大きく省かれます。またカプセルは一人分ずつとなっているので1杯ずつ作れます。
ただし、カプセルを使う種類は、コーヒー一杯あたりの値段が高くなるというデメリットもあります。コーヒーメーカー自体の値段も10000円から40000円ほどと高めです。
エスプレッソマシン
エスプレッソマシンは名前どおり、エスプレッソコーヒーを抽出することに特化した種類のコーヒーメーカーです。エスプレッソコーヒーは専用の機械を用いて普通のコーヒー飲料よりも細かく挽いた種類のコーヒー豆に圧力をかけて抽出した香り高い濃厚なコーヒーです。
エスプレッソマシンは上記の他の2つの種類のコーヒーメーカーと比べて機械も大きく、値段も高価であるため、コーヒーに対して強いこだわりを持つ方が購入する傾向にあります。安いものでも10万円から20万円はかかります。
コーヒーメニューの種類による味の違い
コーヒーの魅力の１つはさまざまな種類の飲み方があり、いろいろなアレンジが効くというところです。ここではカフェや喫茶店で楽しめられるコーヒーメニューの基本的な種類についてご紹介します。
エスプレッソ
コーヒー愛好家に一番好まれているコーヒーの種類はエスプレッソといってもいいでしょう。エスプレッソは、深煎りに挽いたコーヒー豆を使用し、専用のエスプレッソマシンを使って高い圧力をかけて抽出した濃いコーヒーです。
通常のカップよりも二回り小さいサイズのコーヒーカップを使って飲みます。そのためカフェによってはイタリア語で「半分」を意味する「デミ」を用いて「デミタスコーヒー」と呼ばれることがあります。
このエスプレッソは以下で紹介する他のコーヒーメニューの種類であるカフェラテやカプチーノ、マキアートの中でも使われます。さらにバニラアイスクリームの上にエスプレッソをかけて楽しむ種類のデザートメニューもがあります。
カフェオレ
カフェオレはフランス語で「コーヒーとミルク」の意味で、名前どおり両者を混ぜた飲み物です。一般的なカフェオレの種類は、コーヒー50%とミルク50%の比率で作ります。
ミルク感が好きな方はより濃厚な種類の牛乳を使ったり、逆にコーヒーの味を強調したい方は、少し濃いめのドリップコーヒーを使うとミルクの自然な甘さに負けない深みのあるカフェオレに仕上げることができます。
たくさんあるコーヒーメニューの中でも、マイルドなティストのカフェオレは大人はもちろん子供にも好まれます。カフェオレが給食で登場する場合は「コーヒー牛乳」と呼ばれることが多いです。カフェオレはカフェのみならず、コンビニやスーパーでも買えますし、泡立てる必要もないのでご家庭でも簡単に作れます。またホットでもアイスでも飲むことができます。
カフェラテ
カフェラテは、カフェオレと同じようにコーヒーにミルクを混ぜた飲み物ですが、カフェラテは使うコーヒーの種類が異なります。カフェオレはドリップコーヒー50%とミルク50%で混ぜているのに対して、カフェラテはたっぷりのあわ立てたミルクに濃いエスプレッソを入れたものとなっています。
ドリップコーヒーではなく深煎りのマメを使うためコクがあり、カフェオレよりも洗練された大人の味が特徴です。カフェラテは、ほとんどのカフェで見かけることができて、時々バリスタがミルクのフォームの上のラテアートを施すこともあります。
カプチーノ
初回公開日：2017年11月07日
記載されている内容は2017年11月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。