コーヒー豆の名前の種類一覧と味の特徴|エスプレッソ/カプチーノ
更新日:2020年08月28日
コーヒー豆の種類
コーヒーは世界の約60ヵ国で生産されており、栽培されているコーヒー豆は200種類を超えるほどの多さです。それぞれのコーヒー豆の種類は、原産地の気候や風土に最適な手法で栽培され、それぞれの味や香り、形に興味深い特徴があります。以下では、いくつかの代表的なコーヒー豆の種類をご紹介いたします。
エメラルドマウンテンコーヒー
エメラルドマウンテンのコーヒー豆はコロンビアを縦断するアンデス山脈のふもとに広がる1700m以上の丘陵地帯で生産されています。ここはコーヒー栽培にとって適度な降雨量と日照量があり、朝と夜の寒暖の差が激しく、水はけが良く、栄養価が高い火山灰性の土地であることが特徴です。
栽培地はほとんど急斜面であるため、日差しが程良いレベルです。また、この急斜面では機械類を導入することがほぼ不可能であるため、栽培から収穫まで、ほとんど手作業により丹精こめて行われています。エメラルドマウンテンのコーヒーは甘い香りとコクに、酸味と甘味がうまく調和した味を楽しめる種類です。
キリマンジャロコーヒー
キリマンジャロブランドのコーヒー豆は、アフリカ大陸最高峰の山「キリマンジャロ」の麓の町が栽培地となっています。ここでは寒暖の差が激しく、豊富な降水量が豊富である高地であり、最高品質のコーヒーの栽培に適しています。
コーヒーの品種はアラビカ種であり、コーヒー豆は緑灰色で大粒です。キリマンジャロコーヒーは酸味と苦味がバランス良く調和されており、甘いコクと上品な香りを醸し出すナチュラルなテイストが特徴です。また、焙煎方法によりさまざまな風味を楽しむことができます。
コナコーヒー
コナコーヒーは、火山がつくる豊かな土壌に恵まれたハワイ島西岸のコナコーストでのみ栽培される種類です。100年以上の歴史と伝統を誇っており、ハワイ州政府の厳しい品質管理の下で丁寧な手作り栽培により生産されています。
コナコーヒーは多くあるコーヒー豆の種類の中でもクラスの高級品として有名であり、ホワイトハウス御用達のコーヒーでもあります。香りが豊かで、まろやかな口当りとすっきりした後味が特徴です。
ブルーマウンテンコーヒー
ブルーマウンテンコーヒーは、カリブ海に浮かぶ島国ジャマイカにある山「ブルーマウンテン」の標高800~1200mのごく限られた地域のみで栽培される最高級の種類です。この地域は昼夜の温度差が激しく水はけの良い急斜面が特徴であり、急斜面には機械類が導入できないことや、害虫などに弱い品種のため、全て丁寧な手作業で栽培や収穫が行われています。
このように非常に限られた地域でのみ栽培され、生産量も極めて少ない種類であるため、希少価値の高いコーヒー豆として知られており、あだ名は「コーヒーの王様」となっています。
ブルーマウンテンはその繊細かつ上品な味わいで海外ではもちろん、日本人の好みにもよく合う種類であり、日本向けの輸出が全体の95%を占めています。苦味と甘味、酸味、香り、コク、すべてのティストが絶妙にバランスよく保たれており、他の香りの薄いコーヒー豆の種類とブレンドされる事もあります。
コーヒーメーカーの種類
コーヒーがお好きな方は、コーヒー豆の種類のみならずコーヒーメーカーの種類へのこだわりも強い傾向にあります。特にコーヒーが無くては仕事が捗らないような方の多いオフィスでは立派なコーヒーメーカーを備えていることが多いでしょう。
コーヒーメーカーはさまざまな種類があり、コーヒー愛好家の方は自分たちの価値観と照らし合せながら悩んでしまうことでしょう。コーヒーメーカーは、ドリップ式コーヒーメーカー、カプセル式コーヒーメーカー、エスプレッソマシンの大きく3つの種類に分類することができます。以下ではそれぞれの種類について詳しく説明していきます。
ドリップ式コーヒーメーカー
初回公開日:2017年11月07日
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