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トマトの種類・名前と特徴|肥料/加工品/小さい/中玉

更新日:2020年08月28日

夏野菜の王様とも言われるトマトですが、世界には8,000以上の種類があることをご存知でしょうか。そのうち、日本でも120種類以上が品種登録されています。この記事では、トマトの種類や特徴についてご紹介しています。トマトについてもっと知りたい方は必見です。

トマトの種類・名前と特徴|肥料/加工品/小さい/中玉

トマトの種類・名前別特徴

夏野菜の代表ともいえるトマトは、南アメリカ原産のナス科の植物です。大玉や小玉、色も赤や黄色などさまざまで、その種類は世界で8,000を超えるとされています。そのうち日本では120超の種類が品種登録されています。

有名な種類に、桃太郎やアイコ、こくみラウンドなどが挙げられます。桃太郎は大玉で、現在最も出回っている品種です。傷みにくいのが特徴で、現在では桃太郎の系列だけで25種類にも上ります。

アイコはミニトマトの一種で、長細い形が特徴です。果肉がしっかりしており中のゼリーも少ないため、加熱調理にも向いています。そして、こくみラウンドは中玉のとまとです。カゴメが販売しているブランドトマトの一つで、身がしっかりしているのが特徴です。そのままでももちろん美味しいのですが、加熱するとさらにうまみが増し色も綺麗です。

トマト缶の種類一覧

ミートソースやトマト煮などに、手軽に使えて便利なものといえばトマト缶でしょう。日頃から常備しているという方も多いのではないでしょうか。そんなトマト缶には、ホールとカットの2種類がありますが、一体どんな違いがあるのでしょう。

まず、大きな違いは形です。名前そのままですが、ホールトマトはそのままの細長いトマト、カットトマトは細かく切られた丸いトマトの水煮が入っています。そして味ですが、カットトマトよりホールトマトの方が柔らかく、旨味が強いという特徴があります。そのため、煮込み料理にはホールトマトが向いています。

それに対してカットトマトは、身がしっかりしています。そして酸味が強い特徴がありますので、カルパッチョなどさっぱりしたメニューに向いていると言えるでしょう。

トマトを使った加工品の種類

そのまま食べても美味しいトマトですが、加工品も数多く販売されています。その最も有名なものといえばやはりケチャップでしょう。その他にもトマトピューレやトマトペースト、トマトジュースなど種類も豊富です。それぞれどんな違いがあるのでしょうか。

加工品の違いは?

まず、トマトジュースはトマトを潰して撹拌し、皮や種を取り除いたものです。塩を入れたものや、濃縮還元したものなどもあります。そして、トマトを裏ごしし煮詰めたものがトマトピューレとトマトペーストです。

そのうち、無塩可溶性固形分が24%未満ならトマトピューレ、24%以上ならトマトペーストとされています。無塩可溶性固形分とは、糖やミネラルなどの栄養分が溶け込んだ固形分のうち、塩を含んでいない分量のことです。

さらに、トマトピューレに調味料や酸味料などで味付けをしたものがトマトソース、トマトペーストに味付けをしたものがトマトケチャップと呼ばれています。

スープ

トマトスープは、生のトマトを使ってももちろん作れますが、今回ご紹介しているトマト缶やトマトピューレ、ジュースなどでも作ることができます。加工品を使うことで、短時間で簡単に本格スープができあがるのでです。

甘いトマトの種類一覧

トマトの中には、フルーツのように糖度が高い種類も多くあります。8,000種以上もあると言われる中で、特に甘い種類はどれなのでしょうか。

一般的には大玉トマトより、中玉やミニトマト(小玉)の方が全体的に糖度は高いとされています。中玉ではフルティカトマトとレッドオーレが酸味が少なく糖度が高い種類になります。
ミニトマトは特に糖度の高い種類が多く、サンゴールドやイエローピコ、ピッコロカナリアなど、糖度10以上の品種がたくさんあります。

形別トマトの種類

大玉

大玉トマトとは最も大きい種類で、一般的には200グラム以上のものを指します。代表的な品種は桃太郎で、流通している大半がこの桃太郎です。発売は1985年で、適度な酸味と強い甘みが特徴です。

お尻が尖ったファーストトマトも有名な種類の一つです。以前はこのファーストトマトが主流でしたが、痛みが早く保存性が悪いのが難点でした。そこへ、育てやすく保存がきく桃太郎が登場しシェアを奪われてしまいました。しかし、最近ではまた本来の美味しさが見直され、完熟したファーストトマトが出回るようになっています。

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初回公開日:2017年11月24日

記載されている内容は2017年11月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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