オリゴ糖の種類一覧・特徴と違い・効果|/ダイエット
更新日:2020年08月28日
オリゴ糖の種類別の違い・特徴
ビートオリゴ糖
てんさいという植物に含まれるオリゴ糖の種類です。オリゴ糖中で一番早くビフィズス菌のエサになります。
フラクトオリゴ糖
タマネギ、にんにくなどに含まれているオリゴ糖です。くせのない甘みが特徴です。
ガラクトオリゴ糖
母乳や牛乳に含まれるオリゴ糖の種類です。乳糖を酵素反応させて人工的に作られることもあります。
大豆オリゴ糖
少糖類の総称でスタキオース、ラフィノース、ショ糖などの種類の糖分を成分として作られます。ほどほどの甘みがあり砂糖と同様の感覚で使用できます。
乳果オリゴ糖
ラクトスクロースのことで乳糖とショ糖を酵素反応させて作ります。オリゴ糖の種類の中では一番といえるほど、非常に甘味が強いのが特徴です。
イソマルトオリゴ糖
ブドウ糖を主成分としています。特定保健用食品の認可を受けています。
オリゴ糖の種類一覧
オリゴ糖には非常に多くの種類が存在します。しかし、その全てが腸まで届いて善玉菌のエサになるわけではありません。オリゴ糖が善玉菌のエサになるためには、消化されずに腸まで届くことが必要になってきます。消化されにくく腸まで届きやすいものを難消化性オリゴ糖と呼んでいます。
市販のオリゴ糖の中には腸まで届きにくい消化性オリゴ糖もありますので注意が必要です。次項のオリゴ糖の種類別の効果では腸まで届く「難消化性オリゴ糖」の代表的なものをご紹介します。
オリゴ糖の種類別の効果
ビートオリゴ糖の特徴と効果
ビートオリゴ糖はてんさいや砂糖大根など根菜類の糖分から作られるオリゴ糖の種類です。大腸の悪玉菌を減少させると共に、免疫機能を活性化させる効果があります。
フラクトオリゴ糖の特徴と効果
フラクトオリゴ糖は糖分の種類の中でも虫歯の原因を作らないことから虫歯予防になります。玉ねぎやにんにく、バナナなどから作られています。
ガラクトオリゴ糖の特徴と効果
乳製品に含まれているオリゴ糖の種類です。人の腸内でビフィズス菌を増やしてくれる効果があるので、お腹の調子が悪い時には糖分をガラクトオリゴ糖に変えると治る場合があります。
大豆オリゴ糖の特徴と効果
大豆をはじめとする豆の種類から作られるオリゴ糖です。他のオリゴ糖と同じく整腸作用がある他、肌を綺麗にする美容の効果も期待できます。ただし、大豆オリゴ糖は消化性の部分もあるので、摂ったすべてが腸で働くわけではありません。それを考えると他のオリゴ糖の種類と比較してコスパがあまり良くないといえます。
乳果オリゴ糖の特徴と効果
ラクトスクロースと表記されることもあるオリゴ糖の種類のひとつです。非常に甘みの強いのが特徴で、砂糖と同じ、またはそれより甘く感じる人もいます。カルシウムの吸収を助けるので骨を丈夫にします。
キシロオリゴ糖の特徴と効果
キシリトールガムの主原料であるキシランという成分がキシロオリゴ糖を生成する原料となります。オリゴ糖の種類の中でも、特に腸を整える効果が高いのがキシロオリゴ糖です。
初回公開日:2017年11月21日
記載されている内容は2017年11月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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