コーヒーは一日何杯までなのか・接種可能量｜健康/中毒
更新日：2020年08月28日
コーヒー中毒ってあるの？
コーヒー中毒という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか。仕事の合間の休憩に、仕事のお供として、友達との楽しい会話のお供として、コーヒーは日頃から私たちの一日の生活の一部となっています。コーヒーが癒しの時間になるという方も少なくありません。
しかし、ついついコーヒーを飲み過ぎてしまい、コーヒー中毒になる人もいます。また、コーヒー中毒とまではいかなくても、コーヒーを飲みすぎると体調に影響を及ぼすというデータもあります。
では一体、コーヒーは一日に何杯までがいいのでしょうか。反対に一日何杯以上飲むと体に影響を及ぼすのでしょうか。今回は一日にコーヒーを飲む量について。一日何杯飲むのがいいのか、コーヒー中毒はどのような症状が出るのか、コーヒーを飲むメリットはなど、コーヒーが体に及ぼす影響についてお伝えします。
コーヒーを一日に数杯飲むことのメリットは？
一日に数杯のコーヒーを飲むことは、私たちのメリットになります。ここでは、コーヒーが私たちに影響するメリットについてお伝えします。
リラックス効果
コーヒーの香りにはリラックス効果があります。コーヒーは苦いのであまり飲まないという人でも、コーヒーの香りは大好きだという人もいます。コーヒーをドリップするときに部屋中に広がる香りは私たちにリラックス効果を及ぼします。
カフェインにはダイエット効果まで
コーヒーダイエットが流行ったことがあります。コーヒーに含まれるカフェインという成分は、一日の目覚めをよくするだけでなく、脂肪分解を促進する働きや、自律神経に働きかけ、エネルギーの消費を促進する働きがあります。
例えば、ダイエット目的で運動する場合、運動の30分前にブラックコーヒーをいっぱい飲んでおくと、エネルギー消費を助けます。
また先ほども少し触れましたが、カフェインが目覚めを促進する働きをします。朝起きていっぱいブラックコーヒーを飲むと、目覚めがよくなります。昼寝の前にブラックコーヒーを飲んで寝ることによって、15分から30分の昼寝後、すっきりと目覚めることができます。
二日酔い対策にもなる？
コーヒーのカフェインには、アセトアルデヒドを追い出し、血行をスムーズにするという働きもあります。実は、二日酔いが原因で起こる頭痛は、このアセトアルデヒドが原因となっています。その原因の元を追い出すことにより、二日酔いを抑えることができます。
一日にコーヒーを3杯から4杯飲むことによって、肝機能を整える効果もあるという報告もされています。お酒を飲むのが好きな人にとって、二日酔い対策、肝機能対策と２つの効果があるコーヒーは強い味方になります。
美肌効果もあるの？
コーヒーにはクロロゲン酸が含まれています。クロロゲン酸とはポリフェノールの一種です。このクロロゲン酸によって抗酸化作用を期待することができます。実際に、コーヒーを一日に２杯以上飲む女性は、飲まない女性に比べてシミの発生率が少ないという研究報告もされています。
コーヒーを一日に飲みすぎることのデメリットって？
コーヒーを飲むことによって私たちに及ぼす効果についてお伝えしましたが、コーヒーを飲めばいいというものではありません。
どの食べ物や飲み物にも言えることですが、コーヒーも一日に飲みすぎると逆効果を及ぼします。ここでは、コーヒーの飲み過ぎによって考えられる逆効果についてお伝えします。
肥満のもとになることも
先ほどコーヒーはダイエット効果もあるとお伝えしましたが、コーヒーを飲み過ぎてしまうと、逆に肥満の原因になることがあります。抗酸化作用のあるクロロゲン酸は摂取しすぎると脂肪をため込む性質があります。これによって太りやすい体質を作ることになります。
ダイエットをしているつもりで、逆に肥満の原因を作ってしまっては大変です。クロロゲン酸の摂取のしすぎを防ぐために、一日のコーヒーの摂取を3杯から4杯に抑えるのが理想です。
初回公開日：2018年01月29日
記載されている内容は2018年01月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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