おでんに合うおかず・おでんはおかずになるのか|関西/肉料理
更新日:2020年08月28日
名古屋は味噌カツ、味噌煮込みうどん、土手煮など、味噌料理で有名です。おでんも同じように味噌を使います。かつおや昆布で出汁をとり、八丁味噌を入れます。具材は豚バラや豚もつを入れるのが特徴です。
関西のおでん
関西のおでんは昆布とかつおぶしの出汁を使いますが、関東と異なる点は醤油と塩を少量加えたあっさり味です。具材は大根、たまご、こんにゃく、牛すじ串、厚揚げなどですが、鯨肉を入れることもあります。ちくわぶとはんぺんを入れる文化はありません。
北陸地方のおでん
石川県・金沢はおでんのお店が全国で1位です。おでんのたねはバイ貝、車麩、ふかし、たけのこ、赤巻、里芋、かに面と珍しいものが多いです。おでんの出汁は京風で上品な薄味です。
四国地方のおでん
四国・香川県は多くのうどん家さんがあることで有名です。うどんのサイドメニューとしておでんを置いているお店も多いです。真夏でもあります。そんな香川県のおでんは出汁は関西と同じですが、必ず味噌だれやからし味噌をつけて食べます。
高知県のおでんはかつお節、昆布、鶏ガラで出汁が作られており、濃厚な味が特徴です。
九州のおでん
博多のおでんは、鷄からとった出汁に、餃子巻きを入れているのが特徴です。
長崎のおでんはあごだしからとります。具材に入れるのは長崎名物・竜眼といういわしのすり身でゆで卵を包んだかまぼこです。
沖縄のおでん
沖縄のおでんの出汁はかつおぶしに豚をベースに作られます。具材はテビチと呼ばれる豚足、ウインナー、ソーキと呼ばれる豚のスペアリブ、スパムなどが入れられています。出汁のとり方も具材も沖縄らしいです。
おでんの種
おでんの種の代表的なものは、大根、たまご、こんにゃく、しらたき、ちくわ、厚揚げ、巾着、がんもどきです。しかしおでんに入れる具材はたくさんあります。地域によって入れる種は異なります。よく見かける定番のおでんの種から、変わり種を挙げていきます。
【おでんの種】
だし巻き卵、牛すじ肉、かまぼこ、トマト、あんばやし、赤こんにゃく、アスパラ、高野豆腐、ロールキャベツ、ソーセージ、水菜豚肉巻き、たけのこ、じゃがいも、きのこ類、いか、たこ、つぶ貝、鶏肉、つくね、つみれ、ごぼ天、平天、はんぺん、野菜天、さつま揚げ、ウインナー巻き、うどん、おくら、がんもどき、かに、牡蠣、かぶ、かいわれ、キャベツ、餃子、ちくわぶ、昆布巻き、里芋、しいたけ、焼売巻き、信田巻き、姫竹、たまねぎ、にんじん、なす、長ネギ、ほたて、わらび、れんこん
おでんの種はバリエーション豊か!
おでんの具材はある地域で定番だとされていても、その地域から離れると全く知られていない場合があります。例えば、はんぺんやちくわぶは主に関東で使われていますが、関西では使われていません。地域性が強い具材も多くあります。上記に挙げたおでんに入れる種は一部で、全国にはまだまだ変わった種を入れるお店があります。いろいろ試して入れると、具材の旨みが出汁に染み込んで家庭でもお店のようなおでんの味が再現できます。
おでんは冬に食べるものというイメージが強いですが、夏でも食べられる冷やしおでんがあります。具材はトマト、ズッキーニ、ブロッコリー、おくら、なずなど使います。こちらもさっぱりとした口当たりで、美味しいですよ。
おでんはおかずになるのか?
おでんはおかずにするの?
初回公開日:2018年02月13日
記載されている内容は2018年02月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。