【地域別】新米の時期・収穫の時期|ゆめぴりか/コシヒカリ
更新日:2020年08月28日
・ヒメノモチ:岩手県をはじめとして全国に13県になり、最も多くの県で作付けされています。ふ先の色は、黄白色をしています。
・こがねもち:新潟で作付けが最も多く、次は宮城県のミヤコガネモチになります。現在では、全国の5県で作付けされていて、ふ先の色は褐色になります。
・ヒヨクモチ:九州だけの作付けになり、晩生種の種類になります。佐賀では、70%の作付け面積をほこり、1番多く作付されています。ふ先色は褐色です。
・はくちょうもち:北海道限定の品種で、ゆきひかりよりも早い早生の晩生種になります。ふ先の色は、黄白色です。
・ヒデコモチ:東北農試で昭和54年に奨励品種に採用され、全国で栽培されています。ふ先色は、黄白色をしています。
・マンゲツモチ:関東で多く作付されています。ふ先の色は、淡紅色になります。
新米時期はいつ?
はじめに、もち米がどんなものかを紹介しましたが、次にもち米の新米がでまわる時期について、詳しく紹介します。
もち米の品種は、お米と同じようにたくさんの種類があります。そんなもち米は、早生や晩生といった植え付けの時期や品種・収穫時期・生産している場所によって、新米が収穫できる時期が違ってきますが、だいたいのもち米の新米時期は、8月下旬~9月下旬ごろになります。
新米の炊き方紹介
新米の炊き方で守るべきポイントは3つあり、そんな新米の炊き方の手順を紹介します。
1:洗い方のポイントは、「早く・やさしく」になります。新米は柔らかいので、研ぐのではなく、優しくすすぐようなイメージで洗います。
2:。新米の水量は、普段入れる水分の目盛りのすぐ下くらいの水加減で十分です。新米だからと水量を減らしすぎはいけません。
3:新は30分~120分程度浸け置きしましょう。浸け置きが終了したら、そのまま炊きます。新米は水に浸けることが大切で、浸け置きすることで、お米の外側に弾力があり、食べ応えがしっかりとした食感がうまれます。
新米が炊きあがったら、普段と同じようにしゃもじですぐにほぐします。そのまま放置すると、ご飯が黄ばんだり硬くなる原因になります。ごはんをほぐし終えたら、蓋を閉めずに濡れ布巾をかぶせておくと、ふっくらしたまま保温できますが、新米は炊いたらすぐに食べましょう。
好きな新米を探してみよう
日本での「秋の味覚」の1つにお米の新米があります。みなさんは、そんな新米がでまわる時期をご存じでしょうか。
新米は、普段食べている品種と同じものでも、新米だとそうじゃないお米だと味に違いがあったり、同じコシヒカリでも新潟と宮崎などと、栽培している地域が違えば、新米として出まわる時期が違っていたり、特徴が若干違うなど違いがあります。
ぜひこの機会に、新米と普段食べているお米を食べ比べたり、採れた産地をこだわってみたりなど、その時期にしか食べることのできない、新米の中で自分の好みにあった新米探しを楽しんでみてください。
初回公開日:2018年02月06日
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