バルサミコ酢の使い方・白・高級なバルサミコ酢の使い方

更新日：2020年08月28日

普段から「バルサミコ酢」をお料理にお使いになりますか。よく使う方もいれば、まったく使ったことがない方もいらっしゃるでしょう。本記事では、バルサミコ酢の簡単な使い方から本格的な使い方まで、分かりやすくご紹介します。ぜひ参考になさってください。

「バルサミコ酢」を使ったことはありますか？

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みなさんはお料理に「バルサミコ酢」を使ったことはありますか。お料理にこだわりのあるご家庭には、必ずあるといっても過言ではない調味料でしょう。しかしながら、あまりお料理にこだわりがない場合には、どのような使い方をする調味料なのか、ご存じない場合も多いでしょう。

本記事では、「バルサミコ酢」がどのように作られているのか、「バルサミコ酢」の種類、お料理での使い方、使ったことがない方のための簡単な使い方などについて具体的にご紹介します。

バルサミコ酢とは

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バルサミコ酢とは、ぶどうの濃縮果汁からできる果実酢の一種で、長期間にわたり樽熟成させていることが特徴です。バルサミコ酢はイタリアの名産で、もともとは「アチェート・バルサミコ」という名称です。アチェートは「酢」という意味を持っており、「バルサミコ」は「深い香り」という意味合いを持っています。

バルサミコ酢の種類

バルサミコ酢にはいくつかの種類があります。

バルサミコ酢には細かい決まりがある

バルサミコ酢は、その作られた地域や、熟成年数によって格付けされています。地域の伝統的なバルサミコ酢は、「アチェート・バルサミコ・トラディツィオーネ」と呼ばれており、最低12年以上の熟成が必要であったり、細やかな製造工程が法律によって決められています。

バルサミコ酢の格付け

その中から、特にエミリア・ロマーニャ州モデナという地域、そしてレッジョ・エミリアという地域で作られたものだけが、「デノミナツィオーネ・ディ・オリージネ・プロテッタ」という特定の指定を受けることができます。

この中でも25年以上の熟成がされているものが「ストラヴェッキオ」と呼ばれており大変価値の高いものですが、そのほかに50年や100年熟成されているものもあると言われています。正確には、この地域で作られたアチェート・バルサミコ・トラディツィオーネだけが「バルサミコ酢」と名乗ることのできる製品であり、その価値は非常に高価であると言われています。

トラディツィオーネに順ずるバルサミコ酢

正式なバルサミコ酢であるトラディツィオーネは普段はめったに食することができません。私たちが手軽に購入できるバルサミコ酢は、このイタリアの地域以外ではありますが同じ製法でつくられたバルサミコ酢です。

もしくは、スーパーで数百円程度で入手ができるバルサミコ酢はその製法も異なり、いわば、バルサミコ酢風調味料ともいえるもので、その色を出すために「カラメル」を使っているものもあると言います。