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南京豆の特徴・栽培方法・茹で方・栄養・レシピ・由来・糖質

更新日:2020年08月28日

南京豆は、家庭菜園で育てて収穫すると別格の味わいを楽しめます。風味豊かな南京豆は、体にとっても嬉しい効果がたくさんあります。南京豆の特徴や栽培方法、収穫した南京豆で作るレシピなどご紹介します。気になる栄養価や糖質をチェックしてみましょう。

南京豆の特徴・栽培方法・茹で方・栄養・レシピ・由来・糖質

南京豆の茹で方

南京豆を収穫したら茹でて食べましょう。掘りたての南京豆を塩ゆでにすると、炒った時よりおいしいです。南京豆を茹でる時は、天日干しの作業はしません。採れたての南京豆を使用して茹でます。

サヤに付いた土を良く落とし、茹でる水に対し3~4%の塩を加えて茹でます。茹でている間は南京豆が浮いてくるので、落し蓋があるとおいしく茹でられます。30分ほどで茹で上がります。

茹でたての熱々をいただきましょう。冷蔵庫に入れると、翌日までおいしく食べることができるでしょう。

南京豆の栄養

南京豆の半分は脂肪でできています。脂肪と聞くと太りそうなイメージですが、南京豆は植物性の脂肪を多くもっています。血中のコレステロールや悪玉コレステロールに効果的な栄養素をもっている優等生の野菜です。

人が肥満になる原因は油の摂取だけではなく、食べ物が消化される時、体内の血糖値が急激に上がると、体内のインシュリンが余った糖質を脂肪に変換して肥満になることが分かっています。一般的にお米などはGI値が88ありますが、南京豆はたったの15です。寒天が12ですから非常に低カロリーな食べ物です。

南京豆は、おつまみとして好まれますが、これには訳があり、二日酔いの原因になるアセドアルデヒドを分解する働きがあるからです。肝臓への負担を軽減して、二日酔いを予防する効果が期待されます。南京豆は体に良く、お酒との相性も良い野菜です。

南京豆のレシピ

南京豆はそのまま食べてもおいしいですが、少し甘くするとお菓子が作れます。簡単にできるレシピをご紹介します。

コーヒーピーナッツ

生の南京豆を使って作ると、香ばしいコーヒーピーナッツが作れます。インスタントコーヒーとグラニュー糖で作れる手軽さも良い所です。

生の南京豆のサヤと薄皮を取り除き、フライパンで乾煎りします。小さな鍋にグラニュー糖、水、インスタントコーヒー、塩を入れて中火にかけます。ふつふつしてきたら、鍋を揺すりながら大き目の泡がたつまで煮詰めます。

南京豆を入れてよく絡めて火からおろして、オーブンシートの上で冷ましたら完成です。密封用袋に入れて、湿気防止剤と一緒に密封すれば半月から3週間もちます。

甘くないピーナッツバタークッキー

ピーナッツの自然の風味をいかした、甘さ控えめのクッキーです。南京豆の香ばしさをアップする作り方なので、お家で収穫をしたら作ってみましょう。

南京豆は、殻をむいてフライパンで煎り甘皮を剥きます。ミキサーに南京豆を入れて、水と塩を加えペースト状にします。室温に戻したバターと砂糖を混ぜて、クリーム状にした南京豆をペースト状にしたものを入れます。

ボウルに溶き卵を加えて小麦粉を入れ、さっくり混ぜます。棒状に整えて、冷蔵庫で1時間以上寝かせます。その後、お好みの型にカットして、170度に熱したオーブンで30分焼き上げて完成です。

南京豆の由来

南京豆は、ピーナッツや落花生とも呼ばれ、呼び名がとても多くあります。一般的にサヤから出して炒ったあるものをピーナッツと呼び、サヤに入っているものを落花生と呼ぶことが多いでしょう。

落花生と呼ばれる由来は育ち方にあります。南京豆が成長する過程で花を咲かせた後、自家受粉をしてサヤを作ります。花が落ちたところの土の中にサヤができることから落花生と呼ばれるようになりました。

もともと南京豆は、中国から輸入されたもので、当時は南京豆と呼ばれていましたが、成長過程から、落花生と呼ばれるようになり、次第に欧米化の波が押し寄せて、ピーナッツとも呼ぶようになりました。どの呼び名も同じ野菜を指すもので、細かい決まりはありません。

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初回公開日:2018年03月19日

記載されている内容は2018年03月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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