辛いものが食べたくなる原因とメリット・コンビニの辛いもの4選
更新日:2022年04月11日
辛いものとは
辛いものと一言に言っても、種類分けがされています。分かりやすいところで言えば、唐辛子の辛味とワサビの辛味は違います。この違いを実感している方は多いと思われますが、実際に種類分けされていることはご存知でしたか。
辛いものが好きというだけで、辛いものの種類に目を向けたことが無い方は多いのではないでしょうか。どういった種類があり、種類ごとにどういった特徴があるのかを知ると、ちょっとした知識になります。
辛いものの種類
辛いものの種類には、ホット系とシャープ系が存在します。ホット系は何となくイメージしやすいかと思われますが、シャープ系って何だろうとなる方は少なからずいることでしょう。
ホット系とシャープ系には、各自の特徴というものが存在しています。それを知ることで、ホット系・シャープ系と呼ばれることに納得ができるようになるでしょう。それでは、ホット系・シャープ系の特徴を、それぞれご紹介していきます。
ホット系
ホット系には、唐辛子・胡椒・山椒・生姜が属しています。唐辛子にはカプサイシン、胡椒にはピペリン、山椒にはサンショオール、生姜にはショウガオール(ジンゲオール)という辛味成分が含まれています。
それら成分は熱い体感を与えることから、総じてホット系と呼ばれています。食べて数秒後に辛味を感じる、辛味が持続する、体や口内が熱く感じる、熱に強い辛味成分であることが特徴です。
シャープ系
シャープ系には、ニンニク・カラシ・ワサビが属しています。ニンニクにはジアリルジスルスィド、カラシにはP-ヒドロキシベンジル・イソチオシアネート、ワサビにはアリル・イソチオシアネートという辛味成分が含まれています。
これらの成分は鼻にツーンとする感覚を与えるため、シャープ系と呼ばれています。また、食べた直後に辛味を感じる、辛味はすぐに治る、熱に弱い、卸しや刻みにすると辛味増加といった特徴があります。
辛いものが無性に食べたくなる原因とは
辛いものが、無性に食べたくなった経験はありますか。そんな時、体の中や精神面では何が起きているのでしょうか。自覚できる時もある場合も少なくありませんが、全く理由が分からずに辛いものが無性に食べたくなることもあるでしょう。
辛いものが無性に食べたくなる原因を知っておくと、対策や対処法、自己管理につながります。それでは、辛いものが無性に食べたくなる原因をご紹介していきます。
ストレス
ストレスは心身に悪影響となる刺激のことで、まず心の面に影響を与えます。そして、ストレスの影響で表面に出やすいのがイライラという感情です。このイライラは神経の高ぶりによって起きているので、その刺激を何かで紛らわそうと、辛いものの刺激を取り入れると考えられています。
刺激で刺激を誤魔化すということです。これは、かゆみを掻くという痛い行為で誤魔化そうとすると反応と同じことだと言われています。
むくみで舌が鈍っている
むくみは、舌にも生じます。舌は臓器の一部ですので、腸がむくむように舌もむくみます。舌にむくみが起きると、味覚が鈍ると言われています。特に、月経前・水分過多・水分代謝が悪いなどの要素があると舌がむくみやすいそうです。
味覚が鈍ると味を感じにくくなるため、味の刺激が強い辛いものを食べたくなると考えられています。身体がむくんでいる時に辛いものが無性に食べたい時には、舌のむくみ・水分代謝低下を疑いましょう。
亜鉛不足
体内の亜鉛量が標準値を下回ると、味覚障害が起きやすくなると言われています。味を感じにくくなった、同じものなのにいつもと違う味がする、口内に何もないのに変な味がするなどがある場合には味覚障害および亜鉛不足が疑われます。
味を感じにくいことから無自覚にも味付けが濃いものを求めるようになるため、辛いものを選ぶ可能性が高くなるとされます。年齢問わず起きるものなので、検査を受け、生活改善することが必要です。
初回公開日:2018年08月07日
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