シードルの作り方と材料2つ|りんご酵母の作り方とシードル
更新日:2022年04月26日
りんご酵母の作り方の手順4は、冷蔵庫で3日間ほど保存することです。低温の冷蔵庫で保存することで、酸素の少ない瓶の中で乳酸菌がますます増えてきます。
このときの注意点は、気になっても瓶の蓋を開けないことです。蓋を開けてしまうと、せっかく増えている乳酸菌の働きを悪くしてしまいますので気をつけましょう。
手順5:発酵を確認
りんご酵母の作り方の手順5は、発酵を確認することです。3日ほど冷蔵庫で保存したりんご酵母の瓶の中には、小さな泡ができはじめています。ここまできたら、常温に移して発酵を進めていきます。
今度は毎日、瓶の蓋を開けて空気に触れさせます。蓋をふたたび閉めたら、たまに瓶を振ったりして瓶の中身を軽く混ざるようにしましょう。発酵具合や、酵母の臭いを確認して日々の変化を楽しみましょう。
手順6:1~2日放置
りんご酵母の作り方の手順6は、1~2日放置することです。手順5でご紹介した、毎日空気に触れさせての発酵確認を1~2日続けます。だんだんりんご酵母の香りが強くなり、りんごの表面部分に泡がたくさん付いてきます。
発酵が進むと、瓶の蓋を開けるときに中のガスが抜けるポンという音がしてきます。炭酸ガスが瓶の上のほうに溜まるので、毎日のガス抜きが発酵を進めるコツです。炭酸のような泡が立ってきたら完成です。
ポイントと注意点
最後にりんご酵母の作り方のポイントは、果肉と皮の間にりんごの酵母はたくさん付いているので、りんごは皮ごと使うことと、皮をキレイに洗い過ぎないことです。
次にりんご酵母の作り方で注意する点は、保存の際の温度です。瓶のなかの温度が30度以上にならないよう、直射日光が当たる場所や、調理器具などの火の傍に置かないようにしましょう。
シードルを楽しもう
シードルの作り方や、シードル作りに必要なりんご酵母の作り方についてご紹介してきました。一度自分で作ると、少しずつ育っていく様子に愛着がわき、手作りにハマる方が続出です。そのまま飲んでもおいしいですし、発酵の効果で体にも良いなど、うれしいことづくめです。
シードルは身近な材料で手軽に作れますので、自家製シードルでおもてなしをすれば、まわりに驚かれること間違いなしです。みんなでシードルを楽しみましょう。
りんご酵母でパンも作れる
りんご酵母ですが、シードル作り以外にもパンを発酵させる酵母の代わりにすることもできます。ドライイーストの代わりにりんご酵母を使うだけで、特別な手順もなくパンが作れます。
ドライイーストを使うと独特のにおいが残りますが、りんご酵母の場合はイーストのような強めのにおいではなく、りんごのさわやかな香りが残って、いつもとは違った爽やかなパンになります。こちらもなので、ぜひ挑戦してみて下さい。
初回公開日:2018年09月10日
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