グルテンフリーのガトーショコラの作り方|材料4つのレシピ
更新日:2022年04月11日
ガトーショコラもグルテンフリーで
グルテンフリーとは、2010年代からアメリカで流行し、アスリートやハリウッドセレブの間でも話題のグルテン抜きの食事法です。
欧米では、スーパーの売り場に当たり前のようにグルテンフリー・ダイエット向けと表記する食品が置かれたり、レストランのメニューに取り入れられていますが、日本ではまだそれほど浸透していません。
今回は、グルテンフリーがよく分からないという人のために、本当の意味を分かりやすく解説します。
グルテンフリーとは
グルテンフリーとは、小麦・大麦・ライ麦などの穀物に含まれるタンパク質の主成分であるグルテンを抜く食事法です。「小麦タンパクを食べない」ということがポイントなので、混同されがちな「炭水化物ダイエット」とは根本的に異なります。
グルテンフリーのメリット
グルテンはパンやパスタのもちもちした食感やコシなどを作り出し、美味しさの上では欠かせない存在ですが、腸内環境を悪化させ、消化不良や便秘、アレルギー反応を引き起こす可能性があります。
グルテンフリーがを集めた背景には、グルテンフリー食によって腸内環境が改善し、さまざまな体調不良が改善し、美肌効果やダイエット効果などがあったという報告があるからです。ここではグルテンフリーのメリットを紹介します。
ダイエット法としても浸透
グルテンフリーはダイエット法としても浸透しています。小麦に含まれるアミロペクチンは血糖値を急上昇させ、糖化を促進し脂肪をためやすくしますが、グルテンフリー食にすることで改善がみられる場合があります。
グルテンが含まれる食品を除去することにより、米などの炭水化物に置き換えない限りは、炭水化物の摂取量を減らすことになるので太りにくくなります。
様々な体調不良を改善するとの説も
グルテンの摂取により、小麦アレルギーとは異なるさまざまな体調不良が起こることがありますが、グルテンフリーにより体調が回復したという報告が多数あります。
腸がグルテンに過剰反応したり、グルテン不耐症(過敏症)の人が増えており、そういう人がグルテンをとると、小腸の粘膜に炎症が起こり、慢性的な疲労感やイライラなどの症状が現れることがありますが、グルテンフリー食はこれらの不調を改善するといわれています。
グルテンフリーで作るガトーショコラ簡単レシピ
グルテンを除去した生活では小麦粉を使用したお菓子を食べることができませんが、それではストレスがたまるので、スイーツをグルテン抜きで作る人が増えています。
ガトーショコラは、小麦粉などの穀物の粉の生地にチョコレートやココアパウダーを混ぜて焼くケーキですが、グルテンフリーで簡単に作ることができる美味しいガトーショコラのレシピが考案されています。ここでは、グルテンフリーのガトーショコラレシピを紹介します。
材料はたった4つだけ
グルテンフリーのガトーショコラを作るときに必要な材料は、「チョコレート」「バター」「卵」「グラニュー糖」のたった4つだけです。
ガトーショコラの最高峰といわれる「ケンズカフェ東京」のガトーショコラの味に近付けるには、クーベルチュールチョコレートまたはカカオ70%のチョコレート、バターはカルピス特撰バターを使用するのが望ましいです。グラニュー糖の甘さが気になる人はハチミツを使用しても良いでしょう。
用意する道具
材料を揃えたら、ガトーショコラを作るために必要な道具を準備しましょう。
<ガトーショコラの調理に必要な道具>
包丁・まな板:チョコレートを刻むのに使用
鍋:チョコレートを湯煎するのに使用
ゴムベラ:材料を混ぜるのに使用
ハンドミキサー:卵黄や卵白を泡立てるのに使用
ザル:卵黄を濾すのに必要
ボウル:卵とチョコレートを入れるのに使用
焼き型:17cm程度のパウンド型か15cmの丸型
クッキングシート:敷き紙として使用
初回公開日:2018年09月20日
記載されている内容は2018年09月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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