料理酒の代用につかえる8つのもの|料理酒の3つの役割
更新日:2022年04月11日
料理酒の役割
料理酒は料理を美味しくする多様な効果があるため、キッチンにはいつもおいておきたい調味料です。一般的に知られている料理酒の役割といえば、臭みを取ることや食材を柔らかくするという事ではないでしょうか。
また日常の中で、料理酒をうっかり切らしてしまい、慌てることはありませんか。そんな時には料理酒の代用になるものを使って乗り切りましょう。料理酒の代わりに使える8つの代用品と、料理酒の役割について詳しくご紹介します。
役割1:臭み取り
料理酒には、肉や魚などの食材の臭いを消すという役割があります。料理酒に含まれるアルコールが臭みの成分と合わさると、加熱時にアルコールが蒸発するのと同時に臭み成分も一緒に蒸発させてくれる効果があり、これを共沸効果といいます。
また料理酒は臭みを取るだけでなく、料理にうま味や風味をプラスしてくれるので、料理をおいしく仕上げるために欠かせない調味料だといえます。
役割2:保存性を高める
料理酒を加えて調理したものは、料理酒を加えていないものよりも長く保存することができます。これは酒類に含まれるアルコール成分が、食材や料理の雑菌やバクテリアなどを消毒してくれるためです。
食べ物が腐りやすい季節などには、料理酒を使った料理を意識して作るというのも良いのではないでしょうか。
役割3:調理時間の短縮
料理酒には食材を柔らかくし、味をしみこみやすくするという効果があります。料理酒を使わないで調理した時よりも早く柔らかくなり、味もしみこむため調理時間の短縮につながります。料理酒は忙しい人にとって、とてもうれしい調味料だといえるでしょう。
料理酒の代用に使えるもの
料理酒はいつもそばにないと困る、という人もいるでしょう。しかし、料理酒の代わりになるものを使えば、料理酒と同じように料理をおいしくスピーディーに作ることができます。
料理酒の代わりに使えて、いつもと違った料理を楽しめるものもありますし、あえて使ってみたくなるような代用品もあるので、いろいろなもので代用してみるのも楽しいでしょう。料理酒がない時に使える代用料理酒8つと、その効果をご紹介します。
代用1:みりん
みりんはお酒の一つとされており、アルコールを含んでいるので料理酒と同じような効果があります。料理酒と同じ分量で代用することができ、料理酒の代用品としては使いやすいでしょう。
また、みりん風調味料との違いですが、みりん風調味料は水あめやブドウ糖にうまみ成分や香料を加えたもので、アルコールはほぼ含まれていません。うま味や風味をプラスすることはできますが、みりんのように料理酒に代用することはできません。
代用2:赤ワイン
ワインは料理酒の代用として利用できるお酒の一つです。まず、赤ワインはポリフェノールの効果でコクを出し、風味豊かに仕上げてくれる効果があります。
また、タンニンの効果で肉の臭みを消し、肉質を柔らかくしてくれるので赤身肉の煮込み料理によく合います。色が強いので、料理酒の代用として使うときは、色がついても構わない料理に向くとされています。
代用3:白ワイン
初回公開日:2018年10月30日
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