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つくしの美味しい食べ方11選|下処理と灰汁抜き方法をチェック

更新日:2022年04月11日

春になると田んぼの畦道や土手などに顔を出すつくしは、春だけに味わえる自然のご馳走です。ここでは、そのつくしの下処理や灰汁抜きの方法、そして、美味しい食べ方までレシピ付きでご紹介します。レシピは定番から斬新なものまでいろいろです。ぜひ試してみてください。

つくしの美味しい食べ方11選|下処理と灰汁抜き方法をチェック

本書では、料理好きの森林研究所ベテラン研究員が、山菜と野草103種のおいしい食べ方について、料理写真付きで紹介されています。つくし以外にも山菜や野草はたくさんあります。探して楽しい、食べておいしい、そんな山菜や野草を満喫できる一冊です。

山菜や野草を探して野山を歩くのも、それらを料理するために厨房に入るのも、同時に好きになるのではないでしょうか。おなじみの山菜の意外な食べ方を発見できることでしょう。

つくしの食べ頃

「つくしは春のもの」ということは、誰もが知っているはずです。では、「食べ頃はいつ?」と問われて正確に答えられる人はどれくらいいるでしょうか。

春と言っても、早春なら2月、晩春なら5月と幅があります。さて、つくしの食べ頃はいつでしょうか。ジャストタイミングを逃さず、美味しくいただきましょう。

3月中旬〜下旬

つくしはスギナの胞子ですが、スギナは全国に自生してて、地方によって旬に開きがあります。九州では3月頃にそろそろ旬を迎え、4月には本州で、5月の頭くらいになると東北など北の地方が旬を迎えます。

いずれにしても、つくしの旬は非常に短く、旬が終わると、スギナが次々に芽を出します。スギナは秋まで茂っていますから、スギナが多い場所を覚えておけば、春には、その場所でたくさんのつくしを採ることができるはずです。

つくしの保存方法

つくしがたくさん生えているのを見つけると、嬉しくなって、ついたくさん採ってしまいがちです。でも、ハカマを取るなどの下処理が面倒で、ついあとまわしにしがちではありませんか。そして、気がづいたら、せっかく採ってきたのに、傷んでダメになっていたということも、珍しくありません。

せっかく採ったつくしです。美味しい食べ方を研究するのもいいのですが、保存方法もきちんと把握しておき、余すことなく食べ切りましょう。

1:収穫した日か翌日には下処理をしてゆでる

つくしは、傷むのが早いため、家に持ち帰ったら、できるだけすぐに冷蔵庫に入れるのが理想です。収穫したその日か、遅くとも翌日には下処理をしてゆでるようにしましょう。

ハカマを取るという下処理はとても面倒な作業です。しかし、これを手早く行うのが、せっかく採ったつくしを無駄にしないポイントだということを忘れないでください。

2:アク抜きしたものは約3日間冷蔵保存が可能

つくしは、収穫した日か、翌日には下処理をしてゆでるようにすることは、前に説明したとおりです。「つくしを採ったはいいけれど、今日はつくし料理を作る予定はない」という場合でも大丈夫です。

ゆでて灰汁抜きしたものなら、冷蔵庫で3日程度は日持ちしますから、早めに下処理をしてゆでておくに越したことはありません。

3:アク抜きして水気を切ったら保存袋で冷凍保存

つくしをたくさん採って一度に食べ切れないときには、冷凍保存が便利です。とはいえ、そのままでは冷凍保存はできません。つくしを冷凍保存するなら、下処理をしたあとゆでて灰汁を抜き、よく絞って水気を切ってから、保存袋に入れて冷凍しましょう。

冷凍保存したつくしは1年程度は持つと言われています。なんでもない時期につくしを食卓に並べるのも、楽しいサプライズになることでしょう。

つくしの美味しい食べ方を知ろう

つくしは「春の山菜の女王」と呼ばれています。それくらいポピュラーかつ食べて美味しい存在だということでしょう。

そんなつくしは、いろいろな料理に使うことができます。ここで紹介したレシピを試すのも良し、自分でレシピを調べるのも良し、また、自分でレシピを開発するのも楽しいでしょう。つくしの美味しい食べ方を知り、春の味覚を満喫してください。

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初回公開日:2018年11月07日

記載されている内容は2018年11月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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