揚げ物の温度の見分け方と適した料理5種|揚げ物のレシピ5選
更新日:2022年04月11日
油で揚げる料理は温度が大切
カラッと揚がったフライなどの揚げ物はの料理です。揚げ物の匂いだけでも食欲をそそられるという方も多いのではないでしょうか。
揚げ物を作る際には、油の温度がとても重要です。温度を間違えればベチャッとしてしまったり、焦げてしまったりと失敗してしまいがちです。美味しく揚げるにはどうすればよいのでしょう。今回は揚げ物の油の温度について詳しく解説していきます。
油の温度の見方
油の温度はどう見極めればよいのでしょうか。プロの方の中には指を入れてみるという方もいらっしゃいますが、危険ですので素人には決してできません。
油に直接触らなくても、温度を見極める方法はいくつかあります。その代表的な方法を、2つご紹介します。
温度計を使う
一番に思いつく方が多いであろう方法は、温度計を使うことでしょう。購入するコストがかかりますし、前もって用意する必要がありますが、温度計があれば正しい温度が分かります。特に初心者の方に温度計は強い味方と言えるでしょう。
しかし、いくら温度計があっても正しく使わなければ意味がありません。どのくらいの深さまで温度計を入れるのか、何度まで測れるのかなど、正しい測り方をよく確認するようにしましょう。
菜箸や衣を落として判断する
温度計が無い場合によく用いられるのが、菜箸や衣またはパン粉を落として温度を判断する方法です。初めは戸惑うでしょうが、慣れてくればいちいち温度計を取り出すよりは簡単です。
菜箸を使う場合は、事前に軽く濡らし水分を拭き取りましょう。またドライパン粉の場合は、少し湿らしておきます。
揚げ物の温度の見分け方と適した料理5種
温度計を使えば正確な温度を知ることができます。しかし、めったに揚げ物をしないので持っていないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
先に述べたように、菜箸などを使えば油の温度の目安を見極めることができます。温度をうまく見極めるには、その目安を知っておく必要があります。揚げ物をする時に知っておきたい、温度ごとの見分け方と適した料理をご紹介します。
1:140度
140度は揚げ物としてはとても低い温度です。そのためフライなどを揚げるには適しません。中華料理の油通しをする際には、この温度が良いとされています。
菜箸を入れると細かい泡が静かに出ますが、それほど変化はありません。衣を入れるとそのまま底まで沈み、かなり経ってから上がってきます。パン粉の場合は、時間をかけてゆっくり広がります。
2:160度
160度は揚げるのに時間がかかる根菜類や、色をきれいに仕上げたい葉物野菜のてんぷらなどに適しています。
油の量などにもよりますが、目安は中火で2~3分経った頃です。菜箸を入れると箸先から細かい泡が静かに出てきます。衣なら一旦沈んでから6秒程度で浮き上がってきます。パン粉の場合は、鍋全体に時間をかけてじわっと広がります。
3:170度
初回公開日:2018年12月10日
記載されている内容は2018年12月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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