チルド室に食材7つ|3つの便利な使い方
更新日:2022年04月11日
チルド室とは
現代人のキッチン事情に欠かせない家電といえば冷蔵庫です。食品冷蔵の技術で鮮度が長持ちし、どんどん進化している文明の利器、冷蔵庫ですが、皆さん果たして使いこなせているのでしょうか。
よくある機能で一応使っているけれど、詳しくは知らない、という冷蔵庫の機能にチルド室があります。チルド室とは冷蔵庫よりも低い温度、そして冷凍庫よりも高い温度で食材が凍る一歩手前で貯蔵できる機能です。
冷蔵室とチルド室の違い
冷蔵庫は通常、庫内温度を3~5℃に設定していますが、チルド室はさらに低く0℃設定です。冷蔵庫内よりも冷たく、さらに冷凍庫のように食材を凍らせず鮮度を保つことができるのがチルド室の役割となっています。
チルド室は生鮮食品や発酵が進みやすい製品を入れるのに適した空間です。水分のある食品などを優先的にチルド室に入れると鮮度をキープしてくれます。
チルド室に食材7コ
チルド室と冷蔵庫の違いをご紹介しました。2つの違いは分かったけれど、実際にどんなものを入れて良いかわからない方へ、ご家庭でよく使う食材で、チルド室に食材を7コ紹介していきます。
食材1:生鮮食品
料理のメインである肉や魚などの生鮮食品は、家庭の冷蔵庫にも必ずある定番食材です。生食品のため、傷みやすく臭いなどの問題もあって、早めに使い切ってしまいたい生ものはチルド室に入れましょう。
チルド室の温度は0℃前後なので、肉魚類の酸化を遅らせてくれます。賞味期限内でチルド室保管なら変色なども防ぐことができるので、冷蔵庫に生鮮食品を入れている人はチルド室をこれからは使って下さい。
食材2:乳製品
チルド室に入れた方が良い食材その2は乳製品です。特にヨーグルトなどの乳酸菌を豊富に含んでいる食材や、生クリームのように賞味期限が短い乳製品食材は、風味保持と保存のため、チルド室に入れるのがベストと言えます。
その他、発酵してカビを付けたチーズなどもチルド室に入れると、チーズ本来の旨味が長続きします。
食材3:発酵食品
日本は世界の中でも発酵食品を日常的に食している国です。とくに和食の味噌汁や納豆は発酵という熟成を経て、栄養価の高い食材としても有名です。熟成とは良い意味での発酵にあたりますが、環境温度が高いと悪い意味での発酵である腐敗が進んでしまいます。
発酵食品のなかには栄養価のある活動的な菌がたくさん含まれているので、菌の活動を安定的にするためにも納豆や味噌などの発酵食品はチルド室で保管してください。
食材4:練り製品
かまぼこ、ちくわ、さつまあげなどの練り製品もチルド室がです。練り製品は加工された食品ですが、材料が魚肉ですので、練り製品も生ものに分類されます。
賞味期限自く、傷みやすい食材ですので、日を跨いで消費したい場合は練り製品もチルド室で保存しましょう。
食材5:漬物
初回公開日:2018年12月12日
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