賞味期限切れの缶詰は食べられる?チェック方法6選
更新日:2022年04月11日
賞味期限とは
商品に記載された方法で保存した場合において、期待されるすべての品質を充分に保っていると認められる期限を示す年月日のことを賞味期限といいます。
賞味期限とは、おいしく食べることができる期限です。賞味期限を過ぎても食べることはできますが、賞味期限を過ぎれば過ぎるほど期待される品質(味など)ではなくなるため、自己判断による自己責任となります。
消費期限との違い
賞味期限はおいしく食べられる期限のことを言いますが、消費期限は安全に食べることができる期限のことを言います。賞味期限を過ぎても食べることはできますが、消費期限を過ぎたものは食べないことをします。
消費期限が過ぎている商品は変敗、腐敗している可能性が高いため、食べたことにより体調を崩すということが充分に考えられるからです。
缶詰の賞味期限はどれくらい?
地震や台風といった被害に合うことの多い日本に住む私たちにとって、災害対策をしておくことはとても大切なことです。来たるべき災害に備え、缶詰など食料を備蓄しているという方は少なくないでしょう。災害用の食料として缶詰を備蓄している場合、どのくらいの期間保存できるのか賞味期限について知っておく必要があります。
ここでは水産物・畜産物の缶詰、フルーツ・野菜の缶詰の賞味期限についてそれぞれ紹介していきます。
水産物・畜産物の缶詰
水産物・畜産物の缶詰の賞味期限は、製造日から3年です。水産物の缶詰としてはいわし缶やさば缶など魚系の缶詰めが、畜産物の缶詰にはコーンビーフなど肉系の缶詰があります。
フルーツ・野菜の缶詰
フルーツ・野菜の缶詰の賞味期限は製造日から2~3年です。水産物・畜産物の缶詰と比べると、フルーツ・野菜の缶詰は賞味期限が短くなっているので要注意です。フルーツの缶詰にはみかんやパイナップルなど、野菜の缶詰にはたけのこやスイートコーン、マッシュルームなどの缶詰めがあります。
賞味期限切れの缶詰のチェック方法6選
賞味期限が過ぎた缶詰であっても食べることは可能ですが、いくつかチェックしなければならない項目があります。ここでは、そうした場合にチェックするべき項目とチェック方法について紹介していきます。
1:缶が錆びていないか
まずチェックして欲しい項目は、缶詰が錆びていないかどうかです。缶詰が錆びている場合、缶詰自体が腐敗してしまっている可能性が高いです。缶詰は腐敗すると穴が開きやすくなり、開いてしまった穴から空気や水分と一緒に空気中に潜む微生物も中に入ってしまいます。
食料品は空気に触れると酸化してしまうため、缶詰が腐敗した場合には、目に見える穴が開いていなかったとしても、中のものを食べないようにしましょう。
2:缶のフタが膨らんでいないか
初回公開日:2018年12月11日
記載されている内容は2018年12月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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