スコヴィルが高い唐辛子10個|辛党が刺激を求める理由3つ
更新日:2022年04月11日
4 :ハバネロ
「ハバネロ」はメキシコ原産の唐辛子で、90年代まで「世界で辛い唐辛子」として広く知られていました。2004年にハバネロを使ったスナック菓子が大ヒットし、第二次激辛ブームを巻き起こしました。
ハバネロのスコヴィル値は250,000〜450,000SHUで、一般的な唐辛子よりはるかに辛いですが、ほのかに柑橘系のフルーティーな香りが感じられるのが特徴です。
5:スコッチ・ボンネット
「スコッチ・ボンネット」は、中米カリブ地域原産の唐辛子で、ジャマイカのジャークチキンという料理に欠かせない唐辛子として広く知られています。
スコッチ・ボンネットのスコヴィル値は100,000〜350,000SHUで、ハバネロとほぼ同程度の辛さです。スコッチ・ボンネットはハバネロと品種的に親類に当たるのでよく混同されますが、スコッチ・ボンネットは球状の表面にくぼみが入っているのが特徴です。
6:鷹の爪
「鷹の爪」は日本では代表的な品種の唐辛子で、鷹の爪のような細長い形をしているのが特徴です。
鷹の爪のスコヴィル値は30,000〜50,000SHU程度といわれていますが、スコヴィル値の割に強い辛味を感じられます。主に乾燥させてパウダー状にした鷹の爪を調味料として使うほか、料理にそのまま入れて使うこともあります。
細かく刻んで料理に入れると辛味が増し、100度程度で炒めるとかなり強めに辛味が出ます。
7:ハラペーニョ
「ハラペーニョ」はメキシコ原産の唐辛子で、比較的新しい品種でありながら幅広く知られている唐辛子の品種です。
スコヴィル値は2,500〜8,000SHUと中程度の辛さで、ピクルスとして食べたり、生で食べることもできます。アメリカではサルサに加えたり、ホットドッグにつけたり、酒のつまみとしてが高いです。
8:パプリカ
日本でもよく見られるパプリカは、実は唐辛子の一種です。パプリカには辛味の「ピカンテ」と甘味の「ドゥルセ」の2種類が存在しており、日本では主に「ドゥルセ」が流通しています。
ピカンテのパプリカのスコヴィル値は500〜2500SHUと、ピリッとした辛味を感じられる程度です。粉末状にしたパプリカパウダーを調味料として料理に使われることがあります。
9:ドラゴン・ブレス
「世界で辛い唐辛子」の座は、長い間キャロライナ・リーパーが君臨していましたが、2017年に「ドラゴン・ブレス」という唐辛子が記録を塗り替えたことで話題となりました。
ドラゴン・ブレスのスコヴィル値は2,480,000SHUという数値で、そのまま食べると気道が焼かれ、アナフィラキシーショックのような症状が出る可能性が高いといわれています。
10:ペッパーX
「ペッパーX」は、ドラゴン・ブレスよりもさらに強烈な辛さをもつ唐辛子として鮮烈なデビューを果たしました。
ペッパーXのスコヴィル値は3,180,000SHUという驚異的な数値で、タバスコの約800倍の辛さといわれています。「そのまま食べると命の危険性がある」というほどの辛さなので、辛さを抑えたソースに加工されたもののみ販売されています。
唐辛子のことをもっと知りたい人に本
初回公開日:2018年12月13日
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