焼き鳥のちょうちんとはどこの部位?|美味しい作り方3ステップ
更新日:2022年04月11日
焼き鳥は串焼きが基本ですので、ちょうちんも串に刺して焼きます。しかし、変にきんかんの部分をくしで刺してしまうときんかんが割れて卵黄が垂れ出してしまいます。
ちょうちんらしい形にするためにも、ちょうちんのくしの刺し方は、ひもの部分を刺すのが正解です。
刺し方は、鳥皮のように、波をうつように蛇腹にして刺す場合もあれば、まっすぐ伸ばしたひもの中心を通すようにして刺すやり方もあります。
2:美味しい焼き方
ちょうちんの形は他の焼き鳥と違って特徴的です。串に刺されたひもの先端から飛び出るようにしてきんかんが付いているからです。
まずはきんかんが焼いている途中で割れてしまわないように、他の焼き鳥と一緒に焼く場合は、ぶつかったりしないようにしましょう。焼きすぎると卵黄が固くなって、トロっとした食感は無くなってしまうので注意しましょう。
3:美味しい味付け
ちょうちんの味付けはタレが一般的です。塩にも良さはありますが、きんかんの濃厚な味わいに負けてしまう事も多く、多くのお店でタレ味でちょうちんは提供されています。
タレの濃厚な味わいと、きんかんの濃厚な味わいをセットにして、味が淡泊なひもの部分に味付けしていただくというのが焼き鳥のちょうちんの食べ方です。
焼き鳥のちょうちんの栄養と効能
ここからは焼き鳥のちょうちんの栄養面や健康面について紹介していきます。先っぽのきんかんの部分が鶏卵の卵黄の部分だという事から想像できるように、ちょうちんの栄養面はとても魅力的です。
もちろん、ひもの部分にも栄養面に特徴があるので、それら二つをセットにしたちょうちんは、食育の視点で見ても素敵な部位になります。
きんかんの栄養と効能
ちょうちんの栄養は非常に優れており、その栄養素のほとんどがこのきんかんにふくまれています。完全栄養食とも言われる鶏卵の栄養素の大部分である卵黄の元だからです。
ちょうちんと同じくきんかんも焼き鳥の希少部位のメニューですが、ちょうちんと違い一羽から複数取ることができます。ちょうちんは希少すぎて食べられないけど、きんかんの栄養は魅力的という人には、きんかんの料理もします。
1:カルシウム
鶏卵とカルシウムと言われると、卵の殻を想像しがちですが、きんかんにもカルシウムは豊富に含まれています。
カルシウムが豊富に含まれている焼き鳥メニューは「なんこつ」が筆頭ですが、期待できるような量が含まれた部位はきんかんと合わせた2種類くらいです。カルシウムも気にしている人は焼き鳥の時には、この二つをセットで食べるようにしましょう。
2:プロテイン
鶏卵のプロテインというのはエッグプロテインと言われています。鶏卵に含まれるエッグプロテインのほとんどは卵白に含まれているため、卵黄に含まれる割合というのは少ないです。
しかし、卵白と比較すると少なく見えてしまうだけで、きんかんにも多くのプロテインが含まれています。
3:タンパク質
エッグプロテインで紹介したのと似ていて、鶏卵全体から見ると卵白に偏っているだけで、きんかんに含まれるタンパク質は少なくありません。
スポーツ映画のワンシーンなどで、鶏卵でタンパク質を摂取する時には、卵黄が取り除かれるイメージが強いです。そういった行為は「タンパク質のみ」を摂取するのが目的の人の話なので、惑わされないようにしましょう。
初回公開日:2018年12月19日
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