焼き鳥のちょうちんとはどこの部位?|美味しい作り方3ステップ
更新日:2022年04月11日
1:せせり
せせりという部位は、鶏の首の肉の事です。鶏は歩くと首を振るというのは良く知られていますが、その首振りが理由で、このせせりという部分の肉は身が引き締まっています。
引き締まった肉の歯ごたえの良さがこの部位の美味しさのポイントです。味もさっぱりしていて食べやすいので、希少部位に初めて挑戦する人には特にチャレンジしやすい部位と言えます。
2:おたふく
おたふくという部位は名前からして頬の部分をイメージする人が多いですが、鶏の顔付近で焼き鳥食べられる部位は、首のせせりか頭のかんむりくらいですので、頬を食べるのは難しいです。
鶏のおたふくは、胸腺でリンパの1つです。人間のおたふく風邪がリンパ節が腫れ上がることから、その名が来ています。ふわふわした食感が特徴ですが、取れる量はごくごく少量の超希少部位です。
3:さえずり
さえずりという部位は、にわとりのさえずりを発生させている部分という由来で、食道や気道の部分の事を言います。コリコリとした弾力のある食感が特徴ですが、他のコリコリした部位であるなんこつなどとはまた違った食感です。
取れる量も少ないですが、まだまだ取り扱っているお店も少ないため、そういう意味でも希少な部位と言えます。
4:べら
べらという部位は、鶏の十二指腸の事を言います。焼き鳥でもメジャーな部位である砂肝のすぐ下にある部位です。
この部位の特徴は砂肝に似ている部分と全く違う部分が混ざっています。砂肝は固くてコリコリしていますが、ベラの食感は全く違い、プリプリとした弾力がある食感です。
全く違う食感ですが、香りは砂肝にとても近いのが砂肝の近くにあることをうかがわせてくれます。
5:銀皮
銀の皮と書いて「ぎんぴ」と読みます。この銀皮という部位は砂肝の薄皮で、お店によってはずりかべなどとも呼ばれます。
砂肝と同じように、コリコリした食感が特徴のこの部位ですが、臓物の特徴である臭さがほとんど無いのが特徴です。臭みがないだけでなく、味の癖もほとんどない事が合わさり、食べやすくな部位です。
焼き鳥の希少部位ちょうちんを味わおう
ちょうちんは希少部位ではありますが、きんかんと並んで有名な希少部位と言えます。出回る数がそう多くないせいで目にすることが少ないだけで、焼き鳥のメニューとしてはな部位です。
ちょうちんとして出してくれるお店と、きんかんを出してくるお店では、ひもが付いているかが違うので、注意しましょう。
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初回公開日:2018年12月19日
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