部屋干ししたときのエアコンの温度と設定・おすすめのエアコン
更新日:2020年02月12日
部屋干しのときのエアコンの温度
エアコンを使って、部屋干しの洗濯物を乾かす場合、なるべく短時間で効率的に乾かしたいところです。ここでは、洗濯物を部屋干しした時のエアコンの適温についてみていきます。
春
春、部屋干しで洗濯物を乾かす場合、エアコンの設定温度は20℃くらいが良いでしょう。温度が高ければ高いほど、乾きが早いと思われがちですが、そうではありません。温度よりも湿度の方が重要になってきます。冷房よりもドライを使うのが良いでしょう。
洗濯物から出ている湿気を素早く取り去るにはドライ機能が最適です。湿度が高い部屋で部屋干しをすると、洗濯物の水分を飛ばすこともできず、部屋もジメジメして、嫌な臭いが残ってしまいます。これでは、体にもよくありませんので、ドライ機能を使って、湿度の管理をしっかりするようにしましょう。
冬
冬場もエアコンの設定温度は20度を目安として下さい。冬場は空気が乾燥していますので、洗濯物を部屋干しすることによって、加湿ができるというメリットがあります。暖房を20度の設定にして、洗濯物に直接風が当たるようにして乾かすのがベストな方法です。部屋も暖かくなり、空気も潤って、とても良い環境になります。
部屋干しするときにおすすめのエアコン
ダイキン
ダイキンのエアコンは、年々を人気を集めており、良い評判が高まるばかりです。人気モデルであるうるさら7は、優れた機能が搭載された優秀なエアコンです。
中でも注目したいのが、スマートリモートコントロールです。この機能は、スマホにアプリをダウンロードするだけで、スマホがリモコンになります。洗濯物を部屋干しして外出した時などに、外出先からスマホでスイッチをオフすることができます。
シャープ
シャープのエアコンは、プラズマクラスター機能がついていて、常にお部屋の空気をきれいに保ってくれます。冷暖房を使っていない時もこの機能が働いています。部屋の温度が20度以上、湿度が70%以上になった場合は、お部屋にイオンを放出することによって、快適な環境に整えてくれます。
洗濯物の部屋干しモードを使えば、湿度をうまくコントロールして、効率よく洗濯物を乾かしてくれます。2時間の運転で、およそ4kgの洗濯を乾かすことができます。
日立
日立のエアコンであるしろくまくんは、省エネ大賞を受賞するなど、省エネに力をいれたエアコンとしてとても人気があります。
白くまくんには、内部にカメラが搭載されていて、部屋の間取りや、人の位置、家具の位置、窓の位置などを把握するだけでなく、部屋の湿度や温度を素早く感知し、快適な環境を作り出してくれます。
湿度が高い部分を素早く感知し、優先的に除湿してくれるので、洗濯物の部屋干しを安心してすることができます。
部屋干しするときのエアコンの設定
ドライ
洗濯物を部屋干しをする時は、冷房よりもドライ機能を使う方がおすすめです。春や秋はドライ機能で充分ですが、夏場は、あまりの暑さにドライではなく冷房を使いたくなってくる場合もあるでしょう。そういう時は冷房にしたうえで、扇風機を使うのがおすすめです。
冷房をかけながら部屋干しした洗濯物に扇風機の風を当てることで、風の通り道ができて洗濯物の水分を効率よく飛ばすことができます。
部屋干ししたときにエアコンで早く乾かす方法
洗濯物を部屋干しする上で一番気になるのは、臭いです。濡れている洗濯物は雑菌が増殖しやすく、この雑菌こそが臭いのもととなっているのです。臭いを発生させないためには、早く乾かすことが一番です。
エアコンを使えば効率よく早く乾かすことができます。エアコンの除湿機能と扇風機を併用すれば、洗濯物から出る水分を素早く飛ばすことができ、速乾につながります。
また干し方も工夫しましょう。干す部分の面積を大きくして空気が当たる部分を多くするのがポイントです。シャツはハンガー干しにし、ズボンやジーンズなどはポケットがあるので裏返しにして干すのがおすすめです。
タオルを干す場合
タオルを干す場合はピンチハンガーに干すのが一番ですが、普通のハンガーに干す場合は二つ折りで干すのは避けましょう。二つ折りにすると、タオルが重なってしまい乾くのが遅くなるばかりか臭いが発生してしまいます。洗濯ばさみを使って、タオルの上部を固定して、タオルが一枚になるように干しましょう。
バスタオルを干す場合は、ピンチハンガーを使って、ジャバラの形状になるように干すのがおすすめです。
便利な部屋干しグッズ
ここで、便利な部屋干しグッズを紹介します。
スライドバスタオルハンガー
スライドバスタオルハンガーは、ハンガーの幅が広がる便利なグッズです。バスタオルのような大判のタオルは部屋干しの時にどうやって干すか悩ましいところですが、このスライドバスタオルハンガーは、スライドすれば幅が広がるので、バスタオルを広げた状態で干すことができます。
ズボンハンガー
ズボンハンガーは、その名の通り、ズボンを干すためのハンガーです。このハンガーを使えば、ズボンの内部に風の通り道を作ることができます。
ドアハンガー
ドアハンガーは、ドアの上部に引っ掛けるだけで、部屋干しスペースを確保することができます。溝が6つ付いているので、ハンガーを6つかけることができます。
よく、カーテンレールに直接ハンガーをかけて干す人がいますが、これでは、カーテンが濡れてしまい、臭いも発生してしまいます。このドアハンガーを使えば、そんな心配もなく、安心して部屋干しができます。
速乾ハンガー
速乾ハンガーは、本体についている金属の部分をエアコンの後ろに引っ掛けるだけで、簡単に取り付けることができます。エアコンの下に洗濯物を干すので、とにかく乾きが早いです。エアコンの風をスイングさせれば、洗濯物に均一に風が届くので、より早く乾かすことができます。
冬場は、エアコンの風にのって湿った空気が部屋中に行き渡るので、加湿効果も期待できます。
鴨居フック
鴨居フックを使えば、簡単に洗濯物を部屋干しすることができます。鴨居とハンガーをつなげても良いですし、2個使えば突っ張り棒を固定することもできるので大変便利です。
エアコンの風がよく当たる場所に鴨居フックを取り付けることによって、部屋干しの洗濯物を早く効率よく乾かすことができます。
除湿機を使う
除湿機も部屋干しの強い味方です。除湿機は夏の湿気対策や冬の結露対策はもちろんのこと、洗濯物の部屋干しにも大活躍する便利なアイテムです。
近年の除湿機は、部屋干しのための機能も搭載されていて、洗濯物に効率よく風を当てる工夫や、においを抑える機能など、一段と便利になってきています。エアコンと併用すれば、効率よく洗濯物を乾かすことができます。
おすすめの除湿機
部屋干しにおすすめの除湿機を紹介します。象印から出ているサーキュレート ドライ RJ-XA70は、洗濯物の量に合わせて送風幅を変えることができます。60度、90度、180度、360度と4段階の幅があるので大変便利です。特に360度というのは画期的です。洗濯物を部屋のあちこちに干していても風がまんべんなく行き渡るので大変便利です。
エアコンを上手に使って部屋干しをしましょう
エアコンを使えば、部屋干しの洗濯物を効率的に乾かすことができます。エアコンの風の効果をより大きくするために、洗濯物は間隔を少しあけて干すようにしましょう。厚手の衣類は優先的に風が当たる場所に干すのがおすすめです。
また、一人暮らしかファミリーかで、洗濯物の量は変わってきます。部屋干しの洗濯物の量を見極め、量にあった部屋干しグッズを選ぶようにしましょう。大量の洗濯物がある場合は全てを一度に乾かそうとせず、何回かに分けて乾かすのがおすすめです。その方がエアコンの効果もあがり、早く乾きます。
エアコンを上手に使って効率よく洗濯物を乾かしましょう。
初回公開日:2018年01月25日
記載されている内容は2018年01月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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