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2019年03月20日

おしゃれなスノードームの手作り・工作方法|クリスマス

雑貨売り場でサンタやスノーマンのスノードームを見かけると、クリスマスシーズンになったと感じます。実はスノードームは自分で作ることができるのをご存知でしょうか。ここでは、スノードームの作り方をご説明します。ぜひ参考にしてみてください。

おしゃれなスノードームの手作り・工作方法|クリスマス

スノードームの歴史

スノードームは、冬やクリスマスシーズンによく見かける置物で、球体やドーム型のガラス容器の中に建物や人形、白いパウダーやキラキラとしたラメを入れ水を満たした物です。スノードームを動かすと粉が舞い上がり、まるで雪のように降ってくるように見えるのが印象的です。

海外ではスノーグローブとも呼ばれることもあり、グローブ(globe)とは「球」「地球儀」などのガラス状の球体を意味します。

登場はパリ万博

発祥は1878年フランスのパリ万博で、どこの国で作られたものかは不明ながらもペーパーウェイト(文鎮)として登場しました。その後1889年には、エッフェル塔をモチーフにしたスノードームが話題となり、万博土産として人気を博しました。

聖女ブームで流行

その後1920年代になると、フランスで聖女ブームが起こり、聖ベルナデッタゆかりの地ルルドや聖テレーズの暮らした街などの巡礼地で、聖母像を入れたスノードームが土産として人気になりました。ドームの中のスノーを金色にするなど、デザインが神々しいイメージのものだったとか。

第二次世界大戦に影響

水漏れの危険性が合ったスノードームですが、アメリカのガラジャという人物が水漏れ防止の構造を開発し、特許を取得しました。さらにその一年後にはその技術が日本に伝わり、アメリカではガラジャと日本製がスノードームの2大勢力となったとの事です。

しかし、第二次世界大戦の真珠灣攻撃をきっかけに、日本製スノードームの輸出が停止し、アメリカのアトラス社の商品がとって代わりました。当時のアメリカで人気だったスノードームは、戦闘機や別れを惜しむ兵士と女の子などのモチーフで、日本との戦争という社会情勢を強く反映していました。

リーズナブルで様々なデザインが登場

1950年代ヨーロッパでプラスチックの成形技術が発達したことにより、安価でさまざまな製品が生産可能になりました。それにより、スノードームもリーズナブルな商品が登場し、なかでも一般庶民も安価に家族旅行ができる時代となり、ご当地スノードームが爆発的な人気となりました。

おしゃれなスノードームの手作り・工作方法の道具

雑貨店などで見かけるスノードームですが、こんなデザインのスノードームがあったらいいのにと思ったことはないでしょうか。実はスノードームは、材料を揃えればオリジナルスノードームを手作りで作ることができます。

ここでは、スノードームを作るにあたり、必要な材料や道具などをご紹介します。材料は簡単に手に入るものばかりだけでなく、作る課程もそんなに難しくないので、挑戦しやすいのではないでしょうか。

キット

ガラス製やプラスチック製の透明な瓶で、およそ1,000円台から販売しています。セット内容はボトル、オブジェの台座が主なものになります。キットによっては中に入れるためのオブジェ類やパウダーが含まれるものもあります。

また、台座付きの丸い形のボトルや、ドーム型になったもの、台座にオルゴールを組み込めるようになっているものなど、いろいろな種類がそろっています。100均ショップのセリアでも、スノードームのキットが販売しています。

ガラス瓶

おしゃれなスノードームの手作り・工作方法|クリスマス

ジャムの空き瓶など、蓋のついた透明の瓶などがあれば容器に利用できます。表面がつるりとしたガラス瓶であればゆらゆらと揺れる中の様子がよく見えるので、模様などが無いシンプルな瓶を選ぶことをおすすめします。

100均のショップでも手に入りますし、使い終わったジャムの空き瓶でも構いません。ただし、ジャムの空き瓶を使う際の注意点は、時間が経ってカビの発生を防ぐためにしっかり洗浄し、乾燥させたものを使用して下さい。

ペットボトル

おしゃれなスノードームの手作り・工作方法|クリスマス

ガラスのボトル以外にも、ペットボトルで作ることができます。簡単に作れるという事で、最近では子供の自由研究にもすすめられています。また、ガラスではないので危なくなく、赤ちゃんの手作りおもちゃとしても人気です。

サイズは200mlくらいのミニサイズから500mlサイズくらいがちょうどいいでしょう。ジャムの空き瓶などと同様、カビの予防のためしっかり洗浄しましょう。

中身

中に入れるものは、溶けたり錆びたりしない金属や木材、紙以外のものであればなんでも大丈夫です。お気に入りのフィギュアや好きな絵を描いたプラ板、または耐水性の粘土などで自分で作る方法もあります。

乾燥したり加熱することで耐水性になる樹脂粘土ならば、ニスを塗る必要がないのでそんなに手間がかかりません。子供と一緒に作るのも楽しいのではないでしょうか。

また、クリスマス以外ならば貝殻やビー玉などのガラス製品、またはあらかじめコーティングしておいた写真でも構いません。思い出を閉じ込めたスノードームは、より愛着がわくのではないでしょうか。

スノーパウダーなど

手頃なものとして卵の殻を細かくしたものも利用できます。薄皮を取り除いたゆで卵の殻をしっかり熱湯消毒し、一日乾燥させてから細かくしましょう。大きすぎず粉にしすぎないよう適度な大きさになるよう砕きます。雪の絶妙な動きに見え、より印象的になります。

その他、水の中でふんわりと見える水で膨らむジェリービーズや水耕栽培用のジェル、いろいろな形があるホログラムやスパンコール、ハート型や星形のスノードーム用のパウダーもあり、自分の好みで選ぶとよいでしょう。

液体

水は水道水でも精製水でも構いませんが、水を長時間キレイな状態を保たせたい場合は精製水を使用した方がいいでしょう。精製水は水道水を沸騰させ、含まれる塩素やミネラルなどの不純物を一切取り除いた物です。そのため、細菌が繁殖できない環境のため、腐るという事はありません。

ただし、容器に細菌が残っていた場合、精製水でも細菌が増殖してしまうので、くれぐれも容器の消毒をしっかりしてから使用しましょう。キーホルダーやアクセサリーなどのスノードームの場合、量が少なくていいので、ベビーオイルを使うこともあります。

グリセリン

グリセリンはスノードームの中に入れる水に加えるために使用します。グリセリンを加えると水の粘度が増すので、パウダー類の落下速度がゆっくり舞うようになり、スノードーム内の雰囲気が増します。

グリセリンはアルコールの一種で、保湿性があり水に馴染みやすい性質を持っています。また粘度が高いので、水に加えれば加えるほどパウダー類の動きがゆっくりになります。ただし、ラメのような軽いものは固まって団子状になってしまったり、容器やパーツに付着してしまうので、パウダー類はよく選ぶ必要があります。

洗濯のり

工作用ののりでも代用が可能ですが、洗濯のりの方が透明度があるので綺麗に作れます。また食器用洗剤でも構いませんが、泡立ちやすくさらりとしているため、パウダーなどがふんわりとした動きになりません。ところが軽いラメなどは程よく動くので、中に入れるパウダー類の種類に対し使うものを選ぶようにしましょう。

また、洗濯のりによっては水と混ぜたときに少し白濁するものがあるので、界面活性剤を含んでいる洗濯用洗剤を使用する人もいます。実際に使用する前にいろいろと試してみることをおすすめします。いろいろと試してみて、自分の好みの物を選びましょう。

接着剤

水に溶けないセメダイン系の耐水性接着剤、またはクルーガンを使用します。クルーガンは手工芸でも利用されている接着剤で、固形樹脂でのグルースティックを熱して溶かし、樹脂が冷えて固まることで接着します。クルーガンで接着したものは素材によってははがれることもありますが、水に強く熱を加えないと溶けることがないので、スノードームで使うには最適です。

また、キッチンや風呂などの水周りの補修に使うシリコン補修剤などを使えば、水漏れなども防ぐことができます。耐水性接着剤と一緒に使うと安心です。

レジン

レジンは樹脂のことを言い、水のように透明なものになります。レジンにはエポキシレジンとUVレジンの2種類があり、それぞれ特性が違うので、作るものによって使い分けるとよいでしょう。

エポキシレジンは主剤と硬化剤を混ぜて使う2液混合タイプのもので、2液を混ぜて化学反応が起こることで固まる素材です。そのため、厚みがあり立体感のある作品を作る際に使用します。

また、UVレジンはUVライトを当てることで固まる素材で、紫外線を当てないと固まらないことから、薄いものを作るのに適しています。シリコンの型を使い、アクセサリーやキーホルダータイプの、小さいスノードームのドームを作る際に使います。

アクセサリー

ハンドメイド用のガラスドームとして販売されているパーツです。置物のスノードームと同様に、中に水を入れてゆらゆらとした動きを楽しんでもいいし、水を入れずに造花などでアレンジしてもいいでしょう。

ガラスドームは球体や釣鐘のような形や、サイズ、またキャップのデザインやカラーも豊富にあります。パーツを選べばペンダントトップやピアスやイヤリングにもできるので、いろいろとアレンジが利きます。

クリスマスのスノードームの作り方

スノードームは100均ショップで購入できる材料で簡単に作ることができます。ここでは、スノードームの作り方をご説明します。材料はほぼ100均ショップで揃えることができるので、材料費は抑え目で作ることができるのが魅力です。

100均で作るスノードーム

材料

1.ガラス瓶:小分けにしたい調味料を入れるためのガラスポットが最適です。蓋付きのガラス瓶で、水漏れしにくいものを選びましょう。

2.洗濯のり

3.中に入れる小物、フィギュアなどのパーツ:お弁当用ピックなども使えます。

4.スポンジ(激落ちくんなど)・発泡スチロール:パーツの土台になります。

5.ラメ・ホログラム・パウダー・モールなど:ラメやホロはネイルコーナーにあるものを使用します。

6.耐水性接着剤:水漏れが気になる人はシリコン補修剤などを使うなど、素材の接着に適したものを選びましょう。

作り方【ドーム作り】

1.蓋の内側に、土台になるスポンジを接着します。瓶の口より少し小さいサイズに切って使用します。高さはフィギュアなどの飾りを試し置きし、調節しながらカットします。

土台を作らずに直接フィギュアなどを設置すると、ガラス瓶を被せたときにフィギュアが見えにくくなる場合があります。実際に瓶を被せてみたときの見え方を確認しましょう。

2.土台のスポンジに乗せたいものを試し置きし、配置を考えながら接着します。試し置きの際、実際に瓶をかぶせてきちんと収まるか確認しましょう。

作り方【水入れ】

1.瓶に水を半分くらい入れ、液体のりをゆっくりと混ぜます。参考までに、一般的な割合は割合は水:液体のり=7:3とされていますが、ラメやホロなど舞わせたい物の重さによっても比重が変わります。投入したラメなどの舞い上がり方を確認しながら、調整しながら混ぜるとよいでしょう。

液体のりが少ないとラメがすぐ沈むようになり、液体のりの分量が多いとラメが落ちる速度が遅くなります。

2.スポンジの場合水を吸収するので、まだ接着剤をつけずに蓋を閉めスポンジを水に浸します。しばらく水につけたら蓋をはずし、スポンジが吸収して減った分の水を補充します。水を吸収するのがいやだという人は、発泡スチロールを使用するといいでしょう。

3.瓶の口部分に接着剤を塗り、しっかり瓶と蓋を接着します。

4.蓋周りをマスキングテープで飾ったり、瓶にシールを貼るなど、好みで飾ってもいいでしょう。

ポイント

瓶を逆さにして蓋にオブジェを設置するのは、オブジェを接着しやすいからです。そのかわり、水漏れの対策をしっかりとしなければなりません。反対に蓋を上にした通常置きにする場合、水漏れの心配はなくなりますが、オブジェの設置に手間がかかります。しっかり接着できる強力な接着剤を使用すると良いでしょう。

なお通常置きにする場合、オブジェを設置するデザインではなく、ガラス瓶にシールを貼って中身をラメやスノーフレークのみにするなど、いろいろとデザインを工夫している人もいます。オブジェ自体を浮かせるタイプのデザインにしたり、自分の好みでいろいろなアレンジをしてみましょう。それもまた手作りの醍醐味でしょう。

セリアで作るスノードーム

ドームオーナメントキットはタテ型とヨコ型の2種類あり、サイズは1種類のみです。ただし、台座のカラーは白・黒・茶の3種類あるので、イメージに合ったカラーを選びましょう。またオーナメントキットとはいえ、付属品は容器のみなので、それ以外は揃える必要があります。

材料

1.ドームオーナメントキット

2.ラメ・ホログラム・パウダーなど

3.フィギュアなど

4.樹脂粘土:台座に直接フィギュアなどを接着するのではなく、アレンジしたい時の土台作りに使用します。

5.注射器型シリマー:水を入れる際に使用します。泡立たせないように入れるため、用意しておいたほうが便利です。

6.耐水性接着剤:風呂・キッチンの水周りで使えるシリコン補修剤などを使うと、水漏れ防止になります。

作り方【ドーム作り】

1.ドームオーナメントキットの台座にフィギュアなどの飾りを配置し、耐水性の接着剤で接着し、固定したらよく乾かします。直接台座にフィギュアを接着するのではなく、雪山を作るなど多少アレンジして土台を作っても良いでしょう。

完全に乾かさないと剥がれてしまうので、しっかりと乾かすようにしましょう。また接着剤の気化熱でドームが曇ってしまうので、完全に乾いてから作業を開始しましょう。

2.ドームに埃などの付着物がないことを確認し、台座とドームを接着剤で接着します。水漏れしないように、水周りの補修剤であるシリコン系接着剤を使うと安心ですが、必ず耐水性の接着剤を使用してください。ここでもよく乾かします。

3.台座の底穴からラメやパウダーなどを入れます。パウダー類は飛び散りやすいので、二つ折りにした紙にパウダーを乗せてから穴に入れるようにすると、こぼれにくくスムーズに入れることができます。

作り方【水入れ】

1.洗濯のりを混ぜた水を、注射器で注入します。その際、空気が入らないよう静かに注入しましょう。なお、他のガラス瓶などの容器で、事前にラメやパウダーの舞い方をチェックし、その水をドームに注入することをおすすめします。

2.ドーム内に水を満たしたら、空気の入っている部分を注入口方面に傾け、さらに水を注入すれば空気を抜くことができます。多少空気が入っていたほうがパウダーなどが拡散しやすいので、そのあたりは好みで調節するといいでしょう。水を入れたら底のキャップをしっかりと閉めます。

3.好みで、台座の周囲をマスキングテープで飾り付けてもいいでしょう。

冬だけじゃない!スノードームで四季を楽しむ

雑貨店などでクリスマスアイテムが並ぶようになると、サンタクロースやスノーマンと言った冬のイメージの人形を閉じ込めたスノードームが置いてあるのをよく見かけます。スノードームは雪を模したパウダーが舞うようなデザインであることから、冬のイメージを感じるのではないでしょうか。

ところが中を飾るフィギュアやオブジェ、造花などをアレンジすることによって、スノードームは冬だけではなく、他の季節にも楽しめるものでもあります。

造花を使って春らしく

造花の花や葉をガラスの中に入れて、スノードーム用の水を入れれば華やかに春めいたスノードームができあがります。ちょっとした演出にビーズやパウダーなどをいてれも、水の中で揺れる花びらにラメやビーズなどがきらりと反射するなど、雰囲気は抜群です。

ただし色落ちする素材はスノードームには向かないので、ドライフラワーやプリザーブドフラワーは避けましょう。

ビーズなどを使って涼やかに

ビーズ以外にも水で膨らむジェリービーズや水耕栽培用のジェルでも、ふんわりとした水に溶けるような色合いが涼しげなスノードームになります。ビーズの代わりにアクアリウム用のクリスタルガラスを入れてもいいでしょう。

また、プラスチックでできた水草を固定し、貝殻や魚のフィギュアなどを入れると、まるで魚が自由に泳ぎまわるアクアリウムのように見えます。涼やかで、夏らしいスノードームを作るのも楽しいでしょう。

フィギュアでイベントを楽しむ

また、イベントはクリスマスだけでなく、さまざまなイベントがあります。そのイベントに関連するアイテムを閉じ込めたスノードームを作ることで、思い出として残すことができます。どこに行ったとか何をしたとか、そういう思い出の品を入れてもいいでしょう。

地域限定キーホルダーのフィギュアを使ったり、バレンタインのイメージで作ったという人もいます。アイデアひとつでいろいろなオリジナルのスノードームを作ることができます。

変り種スノードーム

表情豊かなアクセサリー

アクセサリー用のガラスドームで作るスノードームアクセサリーです。動くたびに小さなドームの中でパウダーがキラキラと舞い目を引きます。クリスタルガラスや安価なスワロフスキーを入れてもいいし、水を入れずに造花を入れるだけでも可愛らしいです。

また、レジンとリングパーツを使って、ガラスドームのリングも自分の好みでデザインすることができます。誰も持っていない、自分だけのオリジナルアクセサリーが作れるので、挑戦してみてはいかがでしょうか。

まさかの飼育スノードーム

阿寒湖温泉「観光堂」さんでは驚きのスノードームが販売されています。こちらはスノードーム内でマリモを育てようという物です。このスノードームは蓋の開閉ができるので、水換えも自由にできます。また、お気に入りの小物を入れることで、自分だけのマリモスノードームが作れます。珍しいスノードームを求めるならば、マリモのスノードームと言うのはいかがでしょうか。

世界にひとつだけのスノードームを作ってみましょう!

スノードームは材料さえ揃えれば自分でも簡単に作ることができるというのは、今回ご説明したとおりです。しかも100均ショップで材料が揃えられると言うのは、ちょっと試してみようかな、と思った人にも気軽に挑戦できるのではないでしょうか。

スノードームはクリスマスアイテムとしてだけではなく、自分の記念品を思い出として閉じ込めてもいいですし、プレゼントとして手作りしてもいいでしょう。また、子供と一緒に作っても楽しい思い出作りになります。

今回ご説明したように、スノードームは気軽に作れる物です。デザインのアレンジが利くので、世界にひとつだけ、自分だけのスノードームを作ってみてはいかがでしょうか。

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