おしゃれなスノードームの手作り・工作方法|クリスマス
更新日:2020年08月28日
レジン
レジンは樹脂のことを言い、水のように透明なものになります。レジンにはエポキシレジンとUVレジンの2種類があり、それぞれ特性が違うので、作るものによって使い分けるとよいでしょう。
エポキシレジンは主剤と硬化剤を混ぜて使う2液混合タイプのもので、2液を混ぜて化学反応が起こることで固まる素材です。そのため、厚みがあり立体感のある作品を作る際に使用します。
また、UVレジンはUVライトを当てることで固まる素材で、紫外線を当てないと固まらないことから、薄いものを作るのに適しています。シリコンの型を使い、アクセサリーやキーホルダータイプの、小さいスノードームのドームを作る際に使います。
アクセサリー
ハンドメイド用のガラスドームとして販売されているパーツです。置物のスノードームと同様に、中に水を入れてゆらゆらとした動きを楽しんでもいいし、水を入れずに造花などでアレンジしてもいいでしょう。
ガラスドームは球体や釣鐘のような形や、サイズ、またキャップのデザインやカラーも豊富にあります。パーツを選べばペンダントやピアスやイヤリングにもできるので、いろいろとアレンジが利きます。
クリスマスのスノードームの作り方
スノードームは100均ショップで購入できる材料で簡単に作ることができます。ここでは、スノードームの作り方をご説明します。材料はほぼ100均ショップで揃えることができるので、材料費は抑え目で作ることができるのが魅力です。
100均で作るスノードーム
材料
1.ガラス瓶:小分けにしたい調味料を入れるためのガラスポットが最適です。蓋付きのガラス瓶で、水漏れしにくいものを選びましょう。
2.洗濯のり
3.中に入れる小物、フィギュアなどのパーツ:お弁当用ピックなども使えます。
4.スポンジ(激落ちくんなど)・発泡スチロール:パーツの土台になります。
5.ラメ・ホログラム・パウダー・モールなど:ラメやホロはネイルコーナーにあるものを使用します。
6.耐水性接着剤:水漏れが気になる人はシリコン補修剤などを使うなど、素材の接着に適したものを選びましょう。
作り方【ドーム作り】
1.蓋の内側に、土台になるスポンジを接着します。瓶の口より少し小さいサイズに切って使用します。高さはフィギュアなどの飾りを試し置きし、調節しながらカットします。
土台を作らずに直接フィギュアなどを設置すると、ガラス瓶を被せたときにフィギュアが見えにくくなる場合があります。実際に瓶を被せてみたときの見え方を確認しましょう。
2.土台のスポンジに乗せたいものを試し置きし、配置を考えながら接着します。試し置きの際、実際に瓶をかぶせてきちんと収まるか確認しましょう。
作り方【水入れ】
1.瓶に水を半分くらい入れ、液体のりをゆっくりと混ぜます。参考までに、一般的な割合は割合は水:液体のり=7:3とされていますが、ラメやホロなど舞わせたい物の重さによっても比重が変わります。投入したラメなどの舞い上がり方を確認しながら、調整しながら混ぜるとよいでしょう。
液体のりが少ないとラメがすぐ沈むようになり、液体のりの分量が多いとラメが落ちる速度が遅くなります。
2.スポンジの場合水を吸収するので、まだ接着剤をつけずに蓋を閉めスポンジを水に浸します。しばらく水につけたら蓋をはずし、スポンジが吸収して減った分の水を補充します。水を吸収するのがいやだという人は、発泡スチロールを使用するといいでしょう。
3.瓶の口部分に接着剤を塗り、しっかり瓶と蓋を接着します。
4.蓋周りをマスキングテープで飾ったり、瓶にシールを貼るなど、好みで飾ってもいいでしょう。
ポイント
瓶を逆さにして蓋にオブジェを設置するのは、オブジェを接着しやすいからです。そのかわり、水漏れの対策をしっかりとしなければなりません。反対に蓋を上にした通常置きにする場合、水漏れの心配はなくなりますが、オブジェの設置に手間がかかります。しっかり接着できる強力な接着剤を使用すると良いでしょう。
なお通常置きにする場合、オブジェを設置するデザインではなく、ガラス瓶にシールを貼って中身をラメやスノーフレークのみにするなど、いろいろとデザインを工夫している人もいます。オブジェ自体を浮かせるタイプのデザインにしたり、自分の好みでいろいろなアレンジをしてみましょう。それもまた手作りの醍醐味でしょう。
セリアで作るスノードーム
初回公開日:2017年12月24日
記載されている内容は2017年12月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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