セロリの葉っぱ・茎の栄養・成分|冷凍/加熱/食べ方/ダイエット
更新日:2020年08月28日
セロリの基本知識
【和名】オランダ三つ葉
【英名】celey
【科・属】セリ科オランダミツバ属
【原産地】ヨーロッパ、アジア南西部、インド
【分類】葉菜類・淡色野菜
【種類】黄色種・中間種・緑色種・赤色種・白色種に分けられるが、日本での栽培主流は葉柄は淡い緑色で柔らかく背丈が40㎝にもなる中間種(ホワイト種とも呼ばれる)
【主な産地】長野県、静岡県、福岡県、愛知県
【美味しい時期】
5月~11月 長野県
11月~5月 静岡県
11月~3月 愛知県、香川県
スーパーなどでは大株を小分けにして販売しているが、株の方がもちがいいです。セロリは1年中出回りますが、冷涼な気候を好みます。春は中間種が多く夏になると香りの強い緑色種も出回ります。
いいセロリの見分け方
どんな野菜も新鮮に越したことはありせんが、セロリは特に新鮮さが大事になります。美味しく頂く為にも、見極める方法をコツを知っておきましょう。
【セロリの葉の部分】
セロリの香りと歯触りを味わうなら、葉が新鮮で瑞々しく鮮やかな緑色でハリとツヤがあるものを選びましょう。
【セロリの茎の部分】
生育が良い物は茎が太って綺麗な白色をしています。切り口に白い斑点が出ているものは鮮度が落ちている証拠です。緑色が濃い品種は味は濃いが食感は固めです。指で押さえた時に凹むものは「す」が入っている恐れもあります。
【鬆(す)が入る】
出典: https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/... |
ダイコンやゴボウなどの根菜類、スイカなどの果実において、組織が外側に向かって成長しすぎることなどが原因で、内部が割れて空間(亀裂)ができること。鬆(す)とは、本来は均質であるべきものの中にできた空間のこと。
セロリの栄養成分
セロリは野菜スティックのようなシンプルな食べ方でも存在感があり、独特な香りと苦みが魅力的な野菜です。ではセロリの栄養成分をご紹介します。
「アピイン」や「セネリン」「ピラジン」「カロテン」「カリウム」「カルシウム」「ビタミンB群」「鉄」「食物繊維」などがセロリの主な栄養成分になります。
年間を通して比較的栄養価が安定しているセロリ。カリウムの供給源としても期待できます。葉のカロテンもしっかり頂きましょう。
セロリの栄養の効果
セロリの栄養の効果ですが、「整腸作用」「利尿作用」「強壮作用」「むくみ予防」「ストレス緩和」「イライラを抑えて精神を安定させる効果」があり、セロリの香り成分であるアピイン、セダノライド、ピラジンには「神経を鎮めて血圧の上昇を抑える作用」「血栓を溶かす作用」「食欲増進」「不眠解消」などがあります。
セロリの葉っぱの栄養
セロリの葉の部分にはカロテンが茎の2倍含まれており、カロテンは抗酸化作用があるので老化防止にもなりますし、がん予防効果も高いとされています。
セロリの茎の栄養
セロリの茎にはカリウム以外の目立った栄養素はないとされています。カリウムにはむくみ防止作用があります。
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初回公開日:2017年10月04日
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