ケーキの型・クリーム・生地の種類|誕生日/ウェディング
更新日:2020年08月28日
ケーキの型の種類と聞くと、ホールケーキの大きさを表す4号・5号といったものを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。確かにそれも種類の一つではありますが、それ以外にも、形・材質などによってさまざまな種類があります。
ケーキを自作してみようと思う人は、どんなケーキを作りたいかによって用意する型が変わってきますので、ぜひ参考にしてください。
型の材質
一般的に多いのが、焼き上がりにムラができやすいが錆びにくく扱いやすいステンレス製・安価できれいな焼き色がつくが錆びやすいブリキ製・焦げ付きにくくシフォンケーキ型に多いアルミニウム製でしょう。
最近は、フッ素加工やシリコン製の型も登場しています。どちらも使い勝手が良く手入れもしやすいので、ビギナーにです。
また、紙製のパウンドケーキの型・カップケーキの型もあります。これは100円ショップなどでも手に入り、型から取り外す必要がないので非常に楽です。そのままラッピングしてプレゼントにもできます。
底が取れるか取れないか
ケーキ型の底が外れるタイプの型があります。焼き上がった後、側面と底を別々に外せるので、型からきれいにケーキを外すことができます。
底が取れない共底タイプの型は、ケーキを外すときに失敗する可能性があります。しかし、あらかじめオーブンシートを敷いておけば問題はありませんし、底が外れるタイプよりこちらの方が安価で手に入ります。
汎用性があるのは後者なので、まず買ってみようと思った場合は共底タイプで問題ありません。
形の違い
まずはスポンジケーキなどで使われる円筒の型。直径○㎝という表記がありますので、作ってみたいケーキのレシピにあるサイズで選ぶとよいでしょう。
長方形のパウンドケーキ用の型も、長い辺の長さで○㎝という表記があります。17㎝~24㎝までいろいろありますが、プレーンなど具材を混ぜないパウンドケーキの場合は小さめを、フルーツなど具材を混ぜて作りたい場合はもう少し大きめの型を使用するとちょうどよいです。
他にも、シフォンケーキ用、タルト用、マフィン用、マドレーヌ用などたくさんの種類があります。
ただ、シフォンケーキをパウンド型で作ることもできますし、型のいらないタルトの作り方もあります。必ずしもその型が必要とは限らない場合もありますが、ケーキ作りに慣れていない人は、まずはレシピどおりに作ることをします。
ケーキに使用するクリームの種類
ケーキの中にサンドしたり、デコレーションに使ったり、ただ添えたりと、いろんな形でケーキのお供をしてくれるクリーム。中には、主役はクリームと言えるようなケーキもあります。
そのクリームも、材料によってさまざまな種類があります。あなたのお好みのクリームはどれでしょうか。
生クリーム
クリームと言えばイコール生クリームと言っても差し支えないでしょう。牛乳から乳脂肪分以外のものを除去した脂肪分18%以上のものが生クリームと定義づけられています。
中でも、ケーキに使われるホイップ用の生クリームは、脂肪分が30~48%のものです。脂肪分が高ければ高いほど味が濃厚でコクが感じられます。また、余計なものが入っていないので、消費期限が短いです。
ちなみに、「ホイップクリーム」という名称で販売されているものもありますが、これは原料が植物性脂肪で、生クリームの代替品です。安くて日持ちはしますが、砂糖や添加物が入っています。
ケーキのデコレーションなどには使えますが、あくまで生クリームとは別物だと覚えておいた方がいいでしょう。
チョコレートクリーム
湯せんで溶かしたチョコレートに生クリームを混ぜたものがチョコレートクリームです。ガナッシュとも言います。
生クリームと同じように泡立てればスポンジケーキのデコレーションになりますし、泡立てずに滑らかになるように混ぜればケーキにサンドしたり、丸めて固めればトリュフになったりします。
どの種類のチョコレートを使うかで生クリームの分量が異なりますので、自作する場合はレシピをきちんと確認しましょう。
カスタードクリーム
卵黄・砂糖を混ぜ、小麦粉を加え、温めた牛乳を加えてとろみがつくまで加熱すると、カスタードクリームができます。生クリームに比べて安価なので、いろんな洋菓子に使われています。ケーキでは、フルーツタルトとの相性が抜群です。
また、加熱しても変質しないという特徴があるので、焼く前に生地の中に挟み込むことができます。ケーキ以外にも、クリームパンやたい焼きの中身に使われているのはそういう理由があるからです。
バタークリーム
初回公開日:2017年11月09日
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