ミントの種類と特徴|モヒート//見分け方/虫よけ
更新日:2020年08月28日
ミントが秘めた力を知る!
最もポピュラーなハーブの1つであるミントは、実はその種類が約3500もあるのを知っていますか?
ミントは、気分をリフレッシュする清涼感が魅力であり、お菓子や飲料、また歯磨き粉やガムなど幅広く利用されています。ここでは、ミントの種類やその特徴、また効能、そしてミントを使ったリキュールなどミントが持つ「力」をみていきます。
ミントの種類別特徴
最もポピュラーなハーブの1つであるミントは、気分をリフレッシュする清涼感が魅力であり、お菓子や飲料、また歯磨き粉やガムなど幅広く利用されています。ミントの原種は20~40種ですが、交配しやすく変種ができやすいために現在では約3500種類あるといわれています。
日本在来のミントの種類は「日本薄荷(ニホンハッカ)」であり、メントール成分が豊富に含まれており、薬用としては大変優れています。ただ、メントール臭が強く、また味も苦みが強く出てしまう側面もあり、料理には不向きな種類といえます。
そのため、お茶や料理などに多く用いられるのが、ヨーロッパ産のペパーミントやスペアミントになります。これらはメントール成分の含有量は少ないのですが、風味の良さが特徴になります。香りの強い「ペパーミント系」の種類、ほんのりと甘い香りがする「スペアミント系」の種類の2種に大別され、さまざな用途に使われます。
【特徴】ペパーミント
ペパーミントは、スペアミントとウォーターミントから生まれた自然交配種になります。葉には少し光沢があり、細長く丸味を帯びた形です。自生力が高いので、初心者でも自宅で簡単に栽培できるハーブの一種です。
ペパーミントの主成分はメントールとなり、清涼感の高さが特徴となります。そのため、リップクリームや筋肉痛を抑える薬などに多く使われます。
【特徴】スペアミント
槍という意味を持つスペアミントは名の由来となる葉が特徴的であり、少し長めの葉・卵型で槍のようにギザギザしています。一方で、外見とは異なり、芳香を持つ成分の約60%を占めるカルボンと約10%のリモネンが優しい香りを出します。そのため、ハーブティー、お菓子に向いた種類となります。
ミントの種類別効能
ミントには、さまざな効果・効果があります。ミント全般から、種類に応じた効果・効能とがあります。
【効果・効能】ミント全般
ミントには、基本的な効果・効能がいくつかあります。以下に、紹介していきます。
メントール
メントール成分には強い抗菌作用、また血管を拡張する働きがあります。さらに、清涼作用やリフレッシュ作用があり、眠気覚ましの効果あります。口臭予防や体臭対策にも適しています。
フラボノイド
初回公開日:2017年11月24日
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