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ゼラチンが固まらない理由と対処法|再加熱/冷蔵庫/果物

更新日:2020年02月12日

手作りゼリーを作ったら固まらない、そんな状況に陥った経験がある人は少なくないでしょう。ゼラチンは一定の条件下で凝固しますが、逆にゼラチンを分解してしまう原因になるものもあるので注意が必要です。今回は固ゼラチンが固まらない場合の対処法をまとめてお送りします。

ゼラチンが固まらない理由と対処法|再加熱/冷蔵庫/果物

ゼラチンとは?

ゼリーやババロアなどお菓子作りを行う際に「固める」ために使うものが「ゼラチン」です。ゼラチンは使ったことがある人も多いのではないでしょうか。一方で、ゼラチンが何からできているのかご存知の方はそう多くはありません。今回のテーマである「ゼラチンが固まらない場合の理由や対処法」に触れていく前に、ゼラチンとは一体何なのかをご説明しましょう。

ゼラチン=コラーゲン

女性の「美」で注目されている「コラーゲン」ですが、実はゼラチンとはコラーゲンの塊なんです。どういうこと?と思った方もいらっしゃるでしょう。ゼラチンは、動物の皮膚や骨、腱などの組織を形成する成分のコラーゲンに熱を加えて抽出したものになります。特にタンパク質を沢山含んでいるものがゼラチンを抽出するのに適しており、生産を安定させるためにも販売されているゼラチンの多くは豚や牛を含む、家畜の骨や皮から取っています。

ゼラチンが固まらない時の対処法

ゼリーやババロアを手作りしたことがある人なら一度は「ゼラチンが固まらない」といった状況に陥ってしまったことがあるのではないでしょうか。ゼラチンは決まった条件下で固まるもので、条件外になると固まらず液状のままであることもしばしばみられます。さて、ここではそんな「ゼラチンが固まらなかったらどうしたらいいの」という疑問にお答えしていきましょう。

これからお菓子作りをしたいと思う人も参考に覚えておくことをオススメします。

ゼラチンが固まらない場合追加すべきか

ゼラチンが固まらない場合の対処法として「ゼラチンの追加」があります。しかしすぐにゼラチンを追加してしまうのは避けましょう。これは後述するゼラチンが固まらない理由を参考に確認をしたうえで追加を行うことをオススメします。仮に一晩冷蔵庫で冷やしたゼリーが固まっていなかった場合はゼラチンを追加する判断で良いでしょう。

もしゼラチンを追加する場合は固まらなかったゼリー液を鍋にかけて一度温めます。そこにふやかしたゼラチンを流しいれて混ぜ合わせます。ここで注意しておきたいことはゼラチンの分量を増やすということはゼラチンのニオイが強く出る可能性があるということです。入れすぎには注意しましょう。

ゼラチンが固まらない場合は再加熱&冷蔵庫へ

ゼラチンが固まらない場合はゼリー液を再加熱して、上記で紹介したようにゼラチンの分量を増やしましょう。この場合もやはり一晩は冷蔵庫で冷やして様子を見るのがおすすめです。ゼラチンは固まる温度というものがあります。ゼリー液が温かいうちはもちろん固まりませんので、冷蔵庫に入れて固まるのを待ってみましょう。

フルーツを使うなら加熱されたものを

ゼリーが固まらない場合、一緒に入れているフルーツが影響していることも考えられます。その場合はフルーツを一度過熱してみることで改善されることもあるでしょう。たとえ缶詰のフルーツであっても加熱してみることで固まりやすくなります。これについては後述するゼラチンが固まらない理由を参考にしてみましょう。

ゼラチンが固まらない理由

さて先述した中でも「ゼラチンが固まらない」ことについていくつか触れてきました。ここでは「ゼラチンが固まらない理由」について詳しく解説していきます。意外なところが要因となっている場合がありますので、何度やっても固まらない、という人にこそ確認をしていただきたいです。

フルーツが原因の場合

みかんや桃などゼリーを手作りする場合、たっぷりのフルーツを入れて作るのも醍醐味です。しかしフルーツいっぱいのゼリーを作ったものの全く固まらない、といった状況にも陥りやすいのでポイントをしっかりと押さえておきましょう。フルーツの入れすぎは逆にゼリー化するのを妨げますので注意が必要です。

次のページ:ゼラチンが固まらない原因になる果物

初回公開日:2017年12月22日

記載されている内容は2017年12月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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