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小さじ一杯の重さは何ml・何gなのか・大さじとの違い|塩

更新日:2020年02月11日

レシピなどでの「小さじ」の表記はとてもわかりやすいです。「小さじ1杯」をmlに換算すると何mlになるのでしょうか。小さじ1杯の重さは調味料などによって違います。それぞれ何gになるのでしょうか。これを知っていると、はかりがなくても量ることができます。

小さじ一杯の重さは何ml・何gなのか・大さじとの違い|塩

小さじ1杯は何mlなのか

「小さじ1杯」が使われるのは主に料理で調味料を量るときです。計量スプーンを持っていなくても、小さいティースプーンはたいていの人が持っているため簡単に量れます。

例えばレシピに「小さじ1杯」と書かれずに「5ml」と書かれていたら、ピンときません。少ない量だというのはわかりますが、どうやって量ったらいいのか考えてしまいます。ちなみに小さじ1杯が5mlです。

mlとは

「ml」と書いて「ミリリットル」と読みます。「milli litre」の頭文字を取った体積の単位記号です。「L」リットルの1000分の1に相当します。飲料などの表記に500mlのように書かれています。

Lとは

「L」リットルは体積の単位で「litre」の頭文字を単位記号にしています。「L」リットルは「d㎥」立方デシメートルの特別の名称であるとして、国際度量衡総会で決められています。飲料の量を1リットルや1.5リットルのように言います。

小さじの意味

小さじはティースプーン、大さじはテーブルスプーンに由来します。小さじの2分の1は茶さじにあたります。レシピに小さじ2杯と書いてあればそのとおりに量ればいいのですが、10mlと書いてあったら、どうすれば良いでしょう。

小さじ1杯が5mlであることを知っていれば、2杯量ればいいことがわかります。このように、レシピで調味料などの表記がmlであっても量ることができます。

計量スプーン

小さいスプーンで1すくいは「小さじ1杯」に相当しますが、スプーンによっては小さじ1杯が多かったり少なかったりします。正しく量りたいときは計量スプーンを使います。

栄養学に功績を残した医学博士の香川綾が「計量スプーン」を考案し普及しました。一般的な計量スプーンは大さじ、小さじの他に、小さじ2分の1などが量れます。

さらに細かく量れるように何本ものスプーンがセットになったものもあります。計量スプーンの内側に目盛りの線が引いてあるタイプもあります。

計量スプーンの容量

大さじ1=15ml
小さじ1=5ml
小さじ2/3=3.4ml
小さじ1/2=2.5ml
小さじ1/3=1.65ml
小さじ1/4=1.25ml
小さじ1/8=0.63ml

香川 綾

昔の料理はレシピはなく、作る人の腕次第のところがありました。味も作る人によって違っていました。調味料の量も作る人の勘任せで濃くも薄くもなりました。時間に関しても、煮込み時間を計ることはなく経験と勘に頼っていました。

「栄養学の母」と呼ばれる香川綾は、誰もが健康で美味しい料理ができる方法を考えました。調味料や材料を数量化し、作り方を文章化し誰でも同じように作れる「レシピ」を初めて作りました。そのために計量スプーンや計量カップが考案されました。

mlと似た単位記号

体積を量る単位記号はml以外にもあります。

dl

リットルの前にdが付くと「dl」デシリットルになります。日本では日常的にあまり使うことはありません。1dlは0.1Lになります。1dlは100mlでもあります。

「㎤」立方センチメートルは一辺が1cmの立方体の体積の単位記号です。こちらは数学的で細かな体積を記すときに使います。

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初回公開日:2018年01月15日

記載されている内容は2018年01月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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